野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

僕は泣いてはない

『最初に言っておくが、僕は泣いてはない。いろんなところで「監督が泣いた」と書かれていたようだが、泣いてはない。確かに涙ぐんではいた。』 栗山英樹 著 『最高のチームの作り方』より抜粋 これは2016年の日本一になった後に書かれたもので、日本一にな…

怒りのマネージメント

仏教の世界では 人間における3つの毒があるとされているらしい。 貪・瞋・痴(とん・じん・ち) 人間のもつ根元的な3つの悪徳のこと。自分の好むものをむさぼり求める貪欲,自分の嫌いなものを憎み嫌悪する瞋恚,ものごとに的確な判断が下せずに,迷い惑う…

苦しむことには意味がある

勝てない… ファイターズが勝てない… 中継を見ることすらしんどくなる時期がここ何年かであっただろうか… 今日は、2016年に優勝した時に栗山監督が書した『最高のチームの作り方』 のサブタイトル 『苦しむことには意味がある』 をテーマに自分が経験したこと…

吉 田 乃 星 未 輝 (ファームレポ)

秋雨前線が日本上空に停滞しているにも関わらず、ここぞとばかりにファームの試合を観に行く日は好天と言う、晴れ男ぶりを発揮する筆者です。 甲子園観戦では、台風を追いやり、いつもは単独で観に行くファーム観戦も今回は仲間と観に行くこととなり、秋雨前…

秋口コンパ

最近、とあるブログの読者さん(♀)とのやり取り← 「いろんな経験してるんだから、野球だけじゃなくて、恋愛のブログも更新して下さいよ!」 「自分が恋愛下手クソなのに、書けないでしょ!?」 「失敗から学ぶ…そう!しくじり先生って言う番組もあるじゃな…

過去に固執し、今に抗い、未来を信じない

ファイターズは21日のライオンズとの一戦に敗れ、最下位と0.5ゲーム差になった。 優勝争いをしていた1ヵ月前は、いったいどこへ行ってしまったのだろうか… saiyuki6.hatenablog.jp このブログを更新した時にこんな未来が想像できただろうか… そもそも“優…

甲子園レポ② 

前回に続く更新です。 saiyuki6.hatenablog.jp 甲子園の戦いは進んで行く中、個人的なことが中心になってしまうが、今回の遠征でいろんなことを感じたので、それを備忘録として書して行こうと思う。 ③野球の楽しみ方 昨年、野球に関係する仕事をしたくて会社…

甲子園レポ①

少し鮮度は落ちますが、 8月13日・14日に毎年恒例行事の甲子園遠征に行ってきました。 異常なまでの高校野球人気で、お盆休みに現地に観戦に行くのが本当に大変になりました。 10年前にはとても考えられなかったこの過熱ぶりは、本当に時代の流れだなと… …

1回表からタイブレークの気持ちを!

高校野球が始まり、家で中継を見ていると、実況のアナウンサーや解説者が発する言葉とシンクロすることがたくさんあって、笑ってしまう毎日です。 まぁテレビに向かって1人でしゃべる毎日の寂しい筆者ですが、朝から晩まで野球漬けの幸せな日々を送っていま…

高校野球の魅力

今日から、 夏の全国高校野球選手権大会(=夏の甲子園)が開幕!! 僕が高校野球を見るようになったきっかけは、1998年第80回大会の、松坂大輔(=中日ドラゴンズ)擁する横浜高校と、現在楽天の監督をしている平石洋介がいたPL学園高校との延長17回の熱…

押し切られない強さ

ファイターズとホークスとの8月2日からの首位攻防三連戦は 1勝2敗と言う結果となった。 みなさんはこの結果にどう言う感想を持たれたでしょうか? 「三連勝したかった!」 「三連敗しなくてよかった…」 「せめて勝ち越しておければ…」 僕は結果以上に、ソ…

大船渡高校 佐々木君にとって○○とは…

夏の全国高校野球の49出場校が出揃い、明日3日(土)には組み合わせ抽選会が行われ、6日(火)から熱い戦いが繰り広げられる。 そ の 前 に どうしても言いたいことが… 先日の岩手県予選の決勝戦、花巻東高校VS大船渡高校の試合で、大船渡高校のエース佐…

あついぞ!鎌ヶ谷!!(ファームレポ)

みなさん知ってます? 「あついぞ!熊谷Tシャツ」 行って参りました!真夏の鎌ヶ谷スタジアム!! やっぱりファーム観戦はこれくらいの気温じゃないと気合が入らん(笑) 甲子園遠征の下地作りも兼ねてだったんですが(笑) と言うことでファームレポです。 2019…

拝啓 中島卓也様

ファイターズは後半戦、11試合を戦って、9勝2敗と絶好調で前半戦終了時点で、7ゲームあったゲーム差は1.5差に縮まり、一時は0.5ゲーム差まで肉薄した。 特に、ソフトバンクとの3連戦で3連勝したことは非常に大きかった。 オリックスとの2連戦で連勝し…

いろんな色を

ファイターズは後半戦7勝1敗。首位のソフトバンクに3連勝するなど、最高のスタートを切った。 僕自身は、交流戦終了までは貯金ベースで、終了後はゲーム差と残りゲーム数をベースに考えるが、今のパ・リーグの状況を考えると、一つも負けられない試合が続…

どくしょかんそうぶん その2 ㊦

前回の続きです。 saiyuki6.hatenablog.jp 前回の最後に、今回の更新はティーチングの側面から更新をしたいと言う締めをしたが、やはり本の趣旨から言って、やはり“参謀の条件”について触れなければおかしいだろうと言うことで、“参謀の条件”を軸に最後の更…

どくしょかんそうぶん その2 ㊥

saiyuki6.hatenablog.jp 前回の読書感想文の続きです。(※長文につき注意) 前回は、言葉の力で選手を指導するには、寄り添う姿勢、選手を観察し会話をする中で、初めて力を発揮すると言う内容で終わったかな? ←解釈は人によって違って良し(笑) では、実際…

親子ゲーム(ファームレポ)

今日はオールスター前の変則日程と、自分のシフトの変則日程が重なり、 13:30試合開始のロッテ浦和球場から18:15開始のZOZOマリンを回す、 いわゆる親子ゲームをやってきました。 (両ゲームともロッテ主催の対ファイターズ戦です!) 2019年7月8日 @ロッテ…

どくしょかんそうぶん その2 ㊤

久しぶりに出会いました! 最高の1冊!! “わんぼーろん”ならぬ“さんぼーろん” 著者の橋上秀樹氏はファイターズにも在籍し、左投手が出てきた時の“右の代打”として活躍。 僕が子供の頃は、左投手が予告先発の時にしばしばスタメンで出場し、現在「敵の野手…

どくしょかんそうぶん その1

スポーツ紙の記事に、西武:辻監督の本の重版が決定したと言うのが載っていて、過去にこんなブログを書いたこともあって saiyuki6.hatenablog.jp 読んでみようと思い、せっかくなので読書感想文としてアップしようかなと… 僕の辻監督の印象については、過去…

看脚下

いまから九百年も前の人、中国は宋の時代、臨済宗中興の祖、五祖法演禅師(ごそほうえんぜんじ)がある晩、三人の高弟とともに寺に帰る途中、どうしたことか提灯の火が突然消えてしまった。 すると法演禅師、即座に三人の弟子の対し、 「この場に臨んで各自…

リーグ戦再開!!

いよいよ明日からリーグ戦が再開します。 オールスターブレイクまでの約2週間、オールスター後の後半戦と優勝争い、クライマックスシリーズ進出に向けて、一気に戦いの熱が上がっていきます。 リーグ戦再開前に少しだけ、交流戦の内容をおさらいしておきます…

人と違うから変態(ファームレポ)

野球評論家の里崎智也氏が 「変態とは人と違うから変態」 とNHKの『球辞苑』と言う番組で言っておりました(笑) プロ野球選手とて、人と違う能力が突出していればそれだけでプロの世界で生きていける訳です。 今日は急遽お休みをもらえることになったので、戸…

脱皮する痛み

ここ数日間、最近感じたことないような体調不良に苦しんいでました。 大概、季節が冬になっていく10月~11月になることが多く、決して疲れているとか身体のどこかが悪いと言うことでは無く、恐らく自律神経が乱れて、自分の身体が言うことを利かない状態…

上沢の離脱が教えてくれること

6月18日の対DeNA戦で日本ハムの上沢が、ソトのピッチャー返しの打球を左膝に受けて担架で運ばれ、そのまま救急車で搬送。 診断は左膝蓋(しつがい)骨骨折、全治5か月と今季は絶望となった。 その日僕は外出をしていて、中継を見ていなかったが、Twitter…

一通の手紙

「人間は生まれてくるとき、一通の手紙を持って生まれてくる。」 しかし、その手紙を一度も開けずに、自分の使命みたいなものに気付かないまま、死んでしまう人が多いと言う。 これは仏教的な話ではあるが、このことを栗山監督の『稚心を去る』でも引用して…

クローザーとはと言う問い

6月11日、日本ハムの秋吉亮投手が右足内側広筋及び内転筋の肉離れで登録を抹消された。 実戦復帰までに1か月半を要すると言う事態となった。 日本ハムは当初クローザーが決まらず、シーズンを戦う中で秋吉に落ち着いた。 (6月9日時点で)26試合に登…

体温を感じたい

昔、営業の仕事をしている時に、商社を介さないとお客さんに会えないと言う状況になったことがある。 勝手に会いに行けば、商社の担当の営業は激怒、逆に会うことを諦めれば、商社の思う壺になってしまう。(この時の仕事は、同じ商社が敵になったり味方にな…

(特集)運命の交流戦 ㊦

saiyuki6.hatenablog.jp saiyuki6.hatenablog.jp 引き続きです。 ㊦は2019年の交流戦の展望です。 ここで交流戦は普段と何が違うのかを前提として見て行く。 根拠となる数字がある訳では無いが、 一番大きいのは“普段対戦しない投手と対戦すること” だ。 ス…

(特集)運命の交流戦 ㊥

前回の続きです。 saiyuki6.hatenablog.jp ㊥では過去の交流戦の成績について! ㊤ではシーズンのここまでの流れを記述したが、何分にも交流戦は潮目が変わる期間でもあり、別の野球の流れができる戦いでもある。 過去14年間では パ・リーグ1044勝、セ・リ…