野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

野球好きのクリスマスプレゼント🎄

 

12月も折り返して今年も残すところあと2週間を切りました。

日が一番短い冬至が終わり、クリスマスイブ、あっという間に大晦日になる訳ですが、皆さんにとって2018年と言う年はどんな年だったでしょうか?

 

さてさて、今週からクリスマス商戦が始まり、筆者も忙しくなります。

プライベートじゃなくて仕事ですよ(笑)

 

 

そんな筆者よりクリスマスプレゼントと言ったら語弊がありますが、僕が野球を生で観戦して、もっとも感動した試合を紹介したいと思います。

 

2016年8月14日 夏の甲子園 大会8日目 

第三試合 八戸学院光星(青森)VS東邦(愛知)

https://www.youtube.com/watch?v=wQTdXNlXFGE&t=2s

 (イヤホン推奨=球場の臨場感が違います。)

この試合は、20年以上野球観戦をしてきて、鳥肌が立つと言うか、野球の全てを凝縮したような内容でした。

 

僕はこの日、ライトスタンドで観戦をしていました。

普段は三塁特別自由席を好んで観戦をしますが、この日は第四試合に 横浜VS履正社が組まれており、現在の楽天の藤平とヤクルトの寺島の投げ合いが予想され、朝から多くの観客が列を作り、同伴者のとっさの判断で外野での観戦を選択しました。

 

この試合はいつもの席で観戦をしたかったと今でも思いますが、同伴者の判断でしっかり観戦できたこと、こうやってYouTubeにアップしてくれる人がいることに本当に感謝をしたいと思います。

 

パワプロでは無いですが、この試合にはシナリオと言うか、物語がありました。

 

八戸学院光星は1回戦で、地元の公立高校である市立尼崎高校と対戦。

甲子園球場の地元で屈指の人気を誇る公立高校で日本ハムの宮西もこの高校のOBです。

そんな市立尼崎高校を延長の末、破ります

 

一方、東邦高校は1年の春から出場している“バンビ2世”と呼ばれた、現在中日の藤嶋投手を擁し、最後の甲子園と言うこともあってエースで4番、そしてキャプテンである、藤嶋への注目度や人気はすごいものがあり、

この時点で、甲子園球場は試合前から、八戸学院光星はある意味“悪役”の雰囲気があったのは間違いないと思います。

 

9回の大逆転劇が今でも語り継がれ、YouTubeでも9回裏の東邦の攻撃をアップしてくれている人が居ますが、このブログを読んでくれている“野球好き”の方には1回表から見て頂きたいと思います。

 

最近終盤に、劣勢のチームに拍手を送ったり、タオルを振ったりする風潮はこの試合が分岐点(このゲームからそう言う流れができた)であったとも思います。賛否はありますが、この雰囲気はとても言葉にすることが出来ないようなもので、八戸学院光星の選手たちには気の毒であったかもしれない…

 

それもある意味“甲子園のマモノ”であり、東邦の吹奏楽(マーチング)が作ったものであり、球場のファンのほとんどが東邦高校の逆転を期待していた。

 

そんな雰囲気の中、同伴者と記録をつけながら、

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冷静なんだけど興奮しているトーク(実況・解説のような)で試合を見守っていました

 

9回の裏、あの雰囲気になるまでの過程は今でも忘れられません。

走者を動かし続け、流れを決して完全に相手に渡さない両チームの攻防。

じわじわと追い上げる東邦の攻撃を、押し返す八戸学院光星の攻撃と守り。

 

何度も流れを失いかけた東邦が逆転につなげたベンチの笑顔アルプスの応援

野球の本質野球を取り巻く審判や観客、そして放送席の適確な実況と解説。

NHKの野球中継はどんな状況でも、“記録”を必ず伝えてくれるます。そんなすごさも感じて頂きたいなと…)

全てが詰まったこの試合を、ぜひ年末年始お休みの方は見て頂ければと思いますし、そうでない方はお仕事の合間に見て頂ければ幸いです。

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一応その試合の日刊式スコアを貼っておきます↓

https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/sensyuken/2016/score/2016081403.html

 

これがクリスマスプレゼントになれば幸いです(笑)

 

では、クリスマスの食卓を支えるお仕事を頑張っていきたいと思います!

Happy Christmas!🎄

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