野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

開幕三連戦を終えて

 

プロ野球が開幕して、開幕カード三連戦が終了。

今日から、2カード目に入りました。

 

そこで感じたことを少し書いていこうと思います。

 

今年のシーズンから本格的に野球を生業としていこうと考えている僕としては、どこまで多くの試合を見ることができるかも課題になってきます。

 

ただ、全部の試合を見ることはできないので、どれだけ結果から内容を読み解くかも日々勉強になってくるかなとも感じています。

 

オフシーズンのブログを読んでいる方はなんとなく分かって頂けるかと思いますが、最近の野球は“打高投低”の傾向にあるが、僕の考えは“野球はやはり投手力と言う目線に沿って、僕自身も勉強をしながら更新をしていきたいと思います。

 

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開幕三連戦では“打高投低”の傾向は大きくは出なかった印象だが、開幕戦は2本の満塁本塁打が飛び出し、3試合のサヨナラゲームが繰り広げられた。

また、3/30のゲームでは、引き分けになったファイターズ vs バッファローズの試合以外は先発投手に勝が付く試合となった。

 

 

投手は1つのアウト、打者は最初のHのランプが灯くことの気持ち的な部分、

それが主力の選手であればあるほど、それがチームに与える影響は大きいというのも感じた。

 

それを感じたのは札幌ドームの開幕戦だ。

先発の上沢直之は初の開幕投手。表情を見ていると、緊張の色が隠せず顔面蒼白だった。

エースとして期待され、登った開幕のマウンドが、いかに彼にとって大きなものであったかが見て取れた。

ストレートが走らず、得意の変化球も見逃され、鶴岡との呼吸も合わず、さらに鶴岡の弱肩を突かれ得点圏にランナーを背負うことが多かった。

それでも何とかしようと言う気持ちは痛いほど伝わってきた、6回にはエンジンがようやくかかってきて、投手コーチに交代を告げられても不服そうな表情を浮かべ、悔しさを露わにした。

その後、打線が追いついて、後続の投手が踏ん張り迎えた延長10回裏

中島卓の二塁打を足掛かりに1死三塁のチャンスを作って、西川・近藤が二者連続の申告敬遠で、ここまで、4打数ノーヒットの4番中田翔に打順が回ってきた。

過去の4打席、決して良い内容では無かった。

3球目、レフトへのファールフライを、サヨナラ犠飛を避けるためレフトが見送ると

打ち直しの5球目を、あろうことかレフトスタンドに叩き込んだ。

 

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サヨナラ満塁ホームランを祝福する選手たち

 

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サヨナラ満塁ホームランの中田と栗山監督

 

ここで、中田にHのランプが灯ったことの大きさは次の試合の彼の打席結果を見ればお分かりいただけるだろう。

 

繰り返すが、開幕三連戦では大きな傾向は出なかったものの、主力が打つと勝ちに繋がると言うのは、傾向として出たのかなと思う。

 

シーズンは始まったばかり!

少しでも野球の面白さを伝えられればと改めて思います。