打高投低の流れ①
プロ野球は開幕2カードが終わって、各チームの戦い方やチームとしての弱点が見え隠れするようになった。
最近の野球は“打高投低”の傾向にあるが、僕の考えは“野球はやはり投手力”
と言うことを前回のブログで更新した。
また、以前のブログでも述べたがここ10年、防御率4点台で優勝したのは、2018年の広島と西武のチームのみ。
果たして、この打高投低の流れは本物なのか、(いや、やっぱり投手力だよね)そこを注視しているが、優勝そして日本一を目指す中で、早くも開幕2カード目のパ・リーグでこんな傾向が出た。
わずか6試合だけの数字だが、「ローテーションを一回りした最近6試合」と言う側面から見れば、チーム状態含め傾向が出やすいのかなと感じる。
上位チームはチーム打率が2割台後半、下位チームは上記の通り。
日本ハムに関しては、チーム打率が1割台ではベンチも動きようが無い。
実はチーム盗塁数も、リクエスト判定で覆った西川の1つだけ。
攻撃面では大きな課題が浮き彫りとなったが、ケガ人やチーム構成を考えると決して焦ることは無いと考えるが…
逆にベンチが積極的に動いても、無駄な走塁死を頻発し、未だ1勝もできていないチームもある。
こうなると一定の打力、これは印象だが、特に長打を打てる選手が本調子のチームは勝ち星を上げている感はある。
攻撃では無く、防御率を見ていくと、ロッテが6.88と投手陣が撃ち込まれている。
レアードが開幕から5発と大暴れしているにも関わらず、それを上回る失点を重ね敗戦に繋がっている。
投打のバランスとはよく言ったものだが、数字的にも印象的にも攻守のバランスが取れているチームが上位、どちらか(またはその両方)が崩壊しているチームは、下位と言った感じか。
川の流れと言うのは、最初は小さな川の流れが下流に向かって流れていく。その過程で流れが速くなったり、大きくなったりする。
下位のチームは、流れが上流のうちに悪い流れを断ち切り、良い流れを作りたいところだ。
チームとしての戦い方、リーグの傾向、その流れを早く掴むことがこの時期は大切になる。
野球は確率のスポーツであり、流れのスポーツだ。
流れに飲まれることなく、流れに乗り切れるか、果たしてその流れは打力なのか、投手力なのか、はたまた…
我がファイターズは今日から西武三連戦、火曜日からソフトバンク三連戦と、悪い流れを断ち切り、優勝への流れを作るには大事な試合が続く。
僕は選手、監督を信じます!