秋口コンパ
最近、とあるブログの読者さん(♀)とのやり取り←
「いろんな経験してるんだから、野球だけじゃなくて、恋愛のブログも更新して下さいよ!」
「自分が恋愛下手クソなのに、書けないでしょ!?」
「失敗から学ぶ…そう!しくじり先生って言う番組もあるじゃないですか?」
「あれは成功からの失敗だからね…(;^_^)それでどんなお悩みをお持ちなの?」
「最近、一人の人を好きになるよりも、いろんな人を好きになった方が、重くなくて良いと思うんですよぉ。」
「俺はぶきっちょだから1人しか好きになれないし、アドバイスはできないな(笑)」
「それの方がドライに恋愛できません?」
「仮にそのお悩みに、マニュアルがあったとしても、恋愛は感情でするものだからその通りにはできないでしょ?」
「やっぱりいろんな人を好きになって、いろんな人に愛される恋愛がしたいです!」
一人の人より、いろんな人ねぇ…
一つのチームと言うより、今はいろんなチームを意識しないと…
と、すぐ野球に頭が言ってしまい、ファイターズの置かれている状況に想いを馳せてしまう訳で(笑)
ファイターズはずっとホークスと言うライバルを意識して、シーズンを戦ってきた。
毎試合全力で戦っていても、やはりホークスとの直接対決は、特別なものだ。
意識するなと言っても、気持ち的に意識するだろうし、直接対決の試合数も数えながらシーズンの戦いを進めているのは間違ってはいないだろう…
もはや、ホークスとのゲーム差は7ゲーム近く離れてしまっている。
クライマックスシリーズを意識するとしても、首位から最下位まで9ゲーム以内に納まってしまう、まさに混戦極めるパ・リーグ(コンパ)は近年類を見ない状況だ。
過去にはこんな記事も・・・
首位は多少厳しくなったとは言え、ファイターズの場合は2位から6位まではどこに納まっても、なんらおかしくない。
さっきの人の話では無いが、ファイターズにとって、
ホークスを特別意識する必要がなくなったのは良かったのではないかと思う。
表現は違うかもわからないが、ホークスに対して“重くならない”ことが、逆に自然体で毎日の試合を戦えるような気がする。
ホークス戦の前に調子が悪くても、「チーム状態が悪い中、直接対決かぁ…」と思わず、試合に入れる。
有原を強引にホークス戦にぶつけることも無くローテーションを組めたり、それなりのメリットもある。
栗山監督は優勝を諦めた訳では無いと思うが、一つのチームを特別視する余裕が無いのも正直なところだろう。
チーム別の対戦成績はこちら
チーム力の差と言ってしまえばそれまでだが、恋愛も野球も特別な意識と言うのは、結果を裏目に引っ張る要因なのだろう。
(先ほどの読者の方のご意見はこんなところなのかもしれない)
筆者的には風が秋の風になったと感じている。
9月の2週目にくらいに入ると、首位のチームが逃げ切り態勢に入るが、そんな様相は今のパ・リーグには無い。
どのチームにも意識を向けて行かなければならず、それこそ1戦必勝のトーナメントのような形になる。
特にホークスが、もう少し落ちてくると、クライマックス進出マジックも残り10試合くらいで点灯と言うこともあり得る。
クライマックスシリーズの前に短期決戦をやるような格好になると、やはり投手力がものを言う。
しかし、ファイターズで少し気になるのが、失策数だ。
前半戦も後半戦もピッチャーは変わらず頑張っている。
夏場は野手が打って、疲れている投手をカバーするのが望ましいが、秋も深まれば、しっかり守って勝つ野球を展開したい。
その中で、エラーだけでなく、無駄な走塁死などは避けたいところだ。
(特に8/21の1試合5失策などは言語道断…)
8月25日の対オリックスの試合で話題になった、近藤のセンターゴロ打点2も、大田泰示のミスだ。
勝負を分けるプレーでは無かったが、こう言うプレーは命取りになってしまう。
自分から転んでクライマックスシリーズ争いから脱落しないことを切に願う。
(コンパも飲み過ぎて恋愛戦線から脱落する人がいるもんなぁ…)