ファイターズ2019年シーズンを振り返る(プロローグ)
今日、栗山監督の続投が決まりました。
きっと来年1年で“責任を果たして”退任すると思う。
そして、栗山監督の中で本当のけじめとしての線引きを強くしたのでないかと
多分、その覚悟で最後の力を振り絞って引き受けたと僕は感じている
この決断に、僕自身は胸を撫で下ろすと同時に、栗山監督と並走し、野球をリスペクトし、
自分自身の悪しき習慣を断ち切り、栗山監督が在任している期間を1日たりとも無駄にせず、自分を変える(=“稚心を去る”)覚悟を決めた日でもある。
まず2018年オフシーズンから2019年シーズンは、自分にとって特別な1年だった。
人生のレールから外れ、野球の仕事に携わることからスタートした。
そして、約23年間ファイターズファンをしてきて、初めてと言って良いほどたくさんのファイターズファンの方と出会った。
しかし、野球の仕事は挫折してしまい、
それ以外でも自分の生き方や在り方にものすごく悩んだ。
下手したら、人生の脱線転覆直前まで行っていた気がする。
野球の仕事に短期間でも関わることが出来て、人生の未練は断ち切れた。
その中で、野球に関する多くのことを学べた。
(半年で5年分くらいの野球に関する教養を得られた気がする)
また、様々なことに苦しんだ分、
たくさんの人に救われ、たくさんの言葉に出会った。
本当の僕の人生はここからなんだ!
って思うことが出来て、年齢や今までの自らの経験が弊害になることを感じながら、少しずつ“前に進み始めている”
話は本題へ
今年のファイターズは本当に苦しんだ・・・
シーズンの成績は以下の通り
栗山監督もシーズンの最終戦セレモニーで
「こんなに悔しいことはありません・・・」
と必死に涙を堪えていた。
選手にとってもファンにとっても、
限りなく悔しいシーズンとなった。
シーズン前には僕も、ブログでたくさんな前向きな記事を書いた。
などなど
そして、順位予想は脆くもソフトバンクの2位しか的中しなかった。
レギュラーシーズン・パ・リーグは西武ライオンズが2連覇を達成し、昨年のクライマックスシリーズのリベンジを果たす切符を手に入れた。
過去にはこんな記事も←
本当はその切符はファイターズが握っていなければいけなかったが、クライマックスシリーズ進出すら叶わなかった。
野球に“たられば”(○○だったら、○○してれば)は禁句と言うことは十分に承知しているが、結果論だけでは無く、ファイターズが優勝(できなかった)もしくはクライマックスシリーズに出られなかった原因についていくつかのテーマにそって、何回かに分けて更新をしていきたいと思う。
①:オープナー制度は成功だったか
②:2番大田泰示とアナリスト野球
③:センターラインと指揮官
テーマ①と②はシーズン前から、検証が必要と考えていた内容で、
③は思わぬ形でファイターズが崩れてしまった結果論として感じたことだ。
もちろん本当のことは、中に居る人間でしか分からない。
スポーツ記者のように、フロント、監督・コーチや選手に取材することはできない。
限られた情報ではあるが、
僕の中で精一杯“野球観術”を生かして、更新をしていこうと思っている。
栗山監督が
スポーツ紙の取材に対してこんなことを語っていた。
「自分では一回辞めたつもりなので、ファイターズが勝つために球団がどのように考えているか待っていた。自分の中では一回辞めなきゃいけないと思っていた。ただ、オーナーや社長の話の中で『ケジメを取る、責任を取るのであれば来年勝って。それが責任だ』と。確かにそうなので、しっかりやります」
僕の中でも、過去の自分は1回死んだつもりで、前に進んでいきたい。
ますは、大好きなファイターズが、なぜ今年優勝出来なかったのかを振り返って行きたい。
そのうえで、1人でも多くの方に読んで頂ければ、これ以上に幸せなことは無いと思っている。