野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

栗山ノート②

 

最近、イライラすることが多いなと感じる。

 

身体の疲れなのか、心が未熟だからなのか・・・

 

saiyuki6.hatenablog.jp

 過去にはこんな記事も

 

 

 

最近職場でこんなやり取りがあった。

 

先輩「今日は〇〇さん(自分)を走らせてばかりで申し訳ない」

自分「エンドランのサインが出たら走りますよ!」

先輩「(笑)」

※この先輩は目標にしている先輩で、僕が野球の仕事をしていたことも知っている

 

その後、疲れが明らかに顔に出ていたのだろう

 

先輩「大丈夫?」

自分「ツーアウトスリーツーから何球ファール打ったんですかね(笑)?」

先輩「(爆笑)

 

夜に働いている飲食店が、想像以上に忙しく、仕事が決して早い訳では無い自分は、頑張って動くしかなかった。

 

1人のパートさんはそんなこともお構いなしにのんびりしていて、周りからの指摘にも耳を貸そうとしない。

 

そんなこともあって職場の雰囲気はピリピリしていた。

冗談も言えてたし、仕事後帰宅したらグッスリ寝れるかと思いきや、頭に血が上るのが分かるくらい、イライラしている感覚が引かず寝れない。

 

 

仕事だけでなく、自分自身がしなりのある強い心や穏やかな心を持ちたいと思えば思う程、それが出来ない自分に対する怒りが込み上げてきて、ますますイライラする。

 

そんな時の心の頓服薬になっているのがこれです。

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野球選手と言う我の強い人間と対峙し、世論の批判に晒されるプロ野球の監督と言う、心が潰されてしまいそうになる仕事で、心穏やかに、しかも勝利への情熱を失わないバランス感覚は想像できるレベルではない。

 

そんな栗山監督がノートに書いている言葉とその解説を読むと、少し心が落ち着く。

 

本の活字とコミュニケーションを取っているイメージだろうか?

 

正しい生き方をしようとすると、どうしても苦しくなる。

 

最近は、「感情なんて無くなってしまえば良いのに」と思うことすらある。

「感情さえ無ければ、生き方を間違うことも無い」って

 

正しいことが何かは分かる!

でも、その正しい考えになれない!

邪魔をするのはいつも、怒りや悲しみだ。

 

栗山ノートを読み進めていると、

数学で解けなかった問題の解答を見ているような感覚になる。

出来ていないけど分かる。

 

そんな答え合わせを続けていけば、

何かが起きると信じたい。

 

今回の著書は、ファイターズの選手の話も出てくるが、かなり難しめで奥が深い。

心の鍛錬をされたいにはオススメの1冊ですね!

 

僕は心の安定剤代わりに持ち歩くことにします。