野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

タピックスタジアムオープン戦

 

コロナウィルスの影響で、オープン戦及び2軍の教育リーグの無観客試合での開催が決まりました。

 

観戦拡大防止にある程度やむを得ない部分もありますが、イベントの中止や、小中高の休校など、不安に煽られて正しい行動や判断ができなくなっていますよね・・・

 

正しい知恵を以て、冷静に行動したいところだ。(筆者は少し怒ってます。。。)

 

 

さてさて気を取り直して

タピックスタジアムでオープン戦3試合が行われ、キャンプが打ち上げられた。

このうち、巨人戦とDeNA戦の2試合をテレビ観戦した。

 

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皆さんはどんな感想を持たれただろうか?

 

オープン戦は結果の勝敗は関係無いと言いながら、ファイターズは本塁打ゼロと物足りなさを感じる内容でもあった。

 

昨年、リーグ最少の本塁打数と長打力に課題を残し、今年の春季キャンプを迎えた。

 

ハッキリ言ってしまえば、そんな簡単に課題が解決されるはずも無く、ただ、シーズンまで1か月を切っている中で、僕が気付いた点を何点か記述していこうと思う。

 

・長打力不足を解決したいなら、外野を一枠空けよう!

現在のファイターズは、西川・大田・近藤と言う誰もが認めるレギュラーが存在する。

 

端的に言ってしまえば、近藤をDHで使うと言う解釈になるが、オープン戦期間はDHとレフトを所謂“チャレンジゾーン”として、長打を打てる可能性のある選手を使っていくことだと思う。

その候補となるのが、王柏融万波海老原あたりだろうか。

 

 

王は台湾での実績は十分として、他の2人に関しては実績はほとんど無いと言っていい。

しかし昨年、ヤクルトの村上がシーズン37本塁打を放ちながら184個の三振を喫した。

 

万波も海老原も三振か本塁打と言うタイプだが、キャンプを観ていて、2人の打球の質は別格だった。

 

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要はそう言った可能性に賭けると言うことだ。

今のファイターズで無難に行って長打力不足を打開するのは難しいと感じた。

 

・結果を急がないで!

結果を出さなければ1軍に残れない・・・

しかし、客観的に観ていると、シーズンに向かって1歩ずつ進歩している選手も見受けられた。

 

松本剛石井一成だ。

松本は明らかに焦っている。紅白戦やオープン戦を観ているとそれが痛い程分かる。

強い打球を打とうとして、ミスショットが目立つ。

ただ、ボールとの距離がうまくとれるようになってきていて、復調の兆しが明らかに分かる

 

石井は今のところ、凡打の成り方が非常に良い。

真っすぐ(ストレート)に弱い選手だが、今年はそれに対して強くスイング出来ている。

彼の場合はフライ飛球が多いタイプで、長打力不足解消の一端を担える資質がある。

 

入団当初から3番を打つ能力があると言う持論を展開しているが、性格的なものや体質的な部分がそれを阻んでいる。

 

平沼が故障して、ショートで使われる可能性が高くなった分、今の内容を継続してほしいと思う。

 

2人に共通しているのは、強いスイングができていると言うことだ。

アプローチは違うにせよ、シーズン開幕まで続けていれば、必ず結果に繋がると見ている。

 

・後ろには誰も居ないよ!

逆に、不安な要素が、清水優心のブロッキングだ・・・

打力も含め、最も正捕手に近い選手だけに、ショートバウンドをなんとか、前に落として欲しいと思う。

技術的な問題なのか、気持ちの準備なのか分からないが、シーズンに入ってネックになりそうな気がしたので・・・

 

他にも細かいことはたくさんあるが、まだ調整段階の選手も多い。

そのことも踏まえて、全体的に不安要素が多いが、気になったことを羅列してみた。

 

データ的な側面は、一端リセットをしようとしているので、感覚的な部分が多くなってしまうが、気になった部分はどんどんアップしたいと思う。

 

2月29日(土)

オリックス戦@札幌ドームでのオープン戦

13:45~

試合に合わせてYoutubeのLive配信やります!

無観客試合の副音声として、聞いていただけたら嬉しいです。

 

▼Yuチャンネル▼
https://www.youtube.com/channel/UCGBRQd2aj_P7SNimjmOraVA?view_as=subscriber

 

チャンネル登録お願いしまーす!

 

 

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