野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

リードに幅を持たせる 前編

 

最近、身体が鉛のように重い筆者です…

ブログを書くにしても、生配信の準備をするにしても、思うように身体が動いてくれないのは気合いが足りないからだと言うことにしておきます。

 

今回の内容は伝えるのが難しいので、前編は日常生活での例え話。

その内容を後編で、野球に落とし込んでいこうかなと思う。

 

頑張って、読み込んで下さい(分かりやすく書けって話ですが…)

 

僕は一昨年くらいから、職場や学生時代の友人以外の人間関係を持つようになった。

要は、育った環境が異なり価値観の違う人とコミュニケーションを取るようになった訳だが、そこで感じたのが、

 

待ち合わせの(集合)時間って、みんなこんなにも遅れてくるものなの?

 

と言うものだ。

 

一つ断りを入れておくと、ここでは時間を守れない人がクソで、守れる人が素晴らしいと言う議論ではない。

 

待ち合わせの時間を守ると言うことは、そこに関係する人の時間を大切に扱い、遅れると言うことは時間を搾取すると言うことと仮定する。

(実際そうなのだが…)

 

もちろんやむを得ない事情もあるが、時間を守れない人に共通していることがあって、

それは“時間に幅を持たせていない”と言うことだ。

 

よく5分前行動と言う言葉を耳にするが、これは「自分が集合時間まで5分待つ」と言う選択肢を持つと言うことに他ならない。

(言われたからやるってことでは無いってことね)

 

もう一つは待ち合わせ時間の設定が間違っているケースもある。

そもそもその時間にたどり着くことが出来ないのにも関わらず、その時間設定をしてしまうパターンだ。

 

待ちわせの場所に行くにあたり、電車であれば、乗り換えや乗り継ぎの時間、ホームから改札口までの距離、駅から待ち合わせ場所までの時間など、意識しているしないに関わらずそう言った要素のもと時間を計算しなければならない。

 

車であれば、遠くへ行けば行くほど、時間がぶれやすくなる。

特に東京都内などは、信号機も多く、カーナビの到着予定時刻があてにならない。

 

こうなると時間に幅を持たせることは、待ち合わせ時間を守るためには必須だが、予定より早く出発しすぎれば、自分の時間を不要に削ることになる。

忙しいひとならそんな時間は持てない。

 

ちなみに僕の持論だが、普段時間を守れる人は、仮に遅れることがあったとしても、何分遅れるのか、どうして遅れるのかを的確に伝えることが出来るイメージだ。

 

それはなぜか?

時間を守ることに対して、様々な選択肢も持ち、それを言葉にして説明することが出来るからだ。

 

そして、それは経験則的な部分も大きく、時間を守れない人はどんどん守れなくなっていき、守れる人はいざとなればキチンと守る人になれると言うことだ。

 

僕は、電車も好きだし、運転することも好きだから、比較的そう言う時間的な部分に関してはキッチリしたい派(これを強要する気は無い)で、電車であれば「ここの乗り換えは人が多くて時間がかかるな」とか車であれば、「ここは渋滞することが多いから、この区間までは余裕も持たせよう」とかを常に考えている。

 

意識してそう言う選択肢を持つようにしているし、そう言った経験の積み重ねが、忙しい時でも時間を守るための助けになっている。

 

去年、旅行に行ったときに分単位で時間を守ることが出来た時の爽快感はハンパ無かったのだが、それは僕の価値観を押し付けることではなくて、たくさんの選択肢と経験則をもってして、“時間を守る”と言うことが出来たと言う例え話だ。

 

ここまで、野球の“や”の字も出てこなかったが、ここからが野球の話。

 

キャッチャーのリードにおいて、打者を打ちとると言うことは、時間を守ることと同じなのではないか?

 

根拠なく「自分が急げば間に合う」と思っていたが間に合わなかった。

なんとなく「こうすれば抑えられるだろう」と出したサインで、サヨナラホームランを打たれた。

また、余裕が無くて、一辺倒のリードになってしまい、大事な場面で

 


打たれてしまった。

 

これでは、チームに迷惑をかけてしまう。

 

“リードに幅を持たせる”

 

このことが、今後ファイターズの優勝に不可欠であり、不足している部分であると思い前後編で更新することにした。

 

時間を守ること=打者を打ち取ること

 

としたならば、いったいどんなことが必要なのか?

 

後編で更新したいと思います。

 

 

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