野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

『映画えんとつ町のプペル』×『栗山監督』

 

最近、野球のことより、西野亮廣さんが手がける、『映画えんとつ町のプペル』のことが脳内を占めている、筆者です。

 

僕のTwitterの固定ツイートは、2016年にファイターズが優勝した時に、最終戦セレモニーで流れたシーズンの振り返り映像のリンクと、この中で流れる栗山監督のコメント

「必ずいつかチャンスが来ると思ってやってるんでね、上だけを見て必死になって食らいついて行きます」

https://player.vimeo.com/video/184992194?s=09

僕は本当にこの言葉に励まされている。

 

このコメントは、2016年シーズンに首位ホークスと最大11.5ゲーム差を付けられた時のぶら下がりコメントで発せられたものだが、前半戦とは言え11.5ゲーム差を付けられて、「必ずいつかチャンスがくると思ってやってるんでね」と言ってどれだけの人がそれを信じただろうか??

 

恐らく、バカにした人の方が多かっただろう…

 

やっている当事者は、いつだってそう言った思いだ。

 

2016年は結果に結びついたが、最近は苦しい時期に入っている…

 

それを叩くのは簡単だし、叩いている本人は叩いている自覚すらないだろう…

 

こんなことを言うと、みんな口を揃えて僕に

 

「栗山信者だ!」

 

と言う。

 

信者がなんだ!?

 

ご贔屓チームの監督が新しいことにチャレンジして、難しいことに挑もうとしているのに、それを応援して何が悪い。

 

栗山監督の著書はほとんど読んだし、そこで紹介される難しい本もチャレンジして読んだ。

 

全てが正しいとは思えないけど、この考え方は間違っていない。

 

世間の考えが、栗山監督に追いついていないだけだ。

 

僕はそう思う。

 

ファイターズは2019年・2020年シーズンは、5位と言う悔しい結果に終わった。

 

下を見れば、オリックスしかいない。

 

栗山監督はホークスを倒したいと言う思いはずっとあって、今は遠い背中になっている。

 

「今は」

 

だろう!?

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いつか、またホークスと優勝を争えるチームになると信じている。

 

相手は、資金力もあるし、3軍制を用いて無敵状態だ。

 

そんな相手を倒したいと思わないか?

 

弱者の挑戦が実って、みんなで喜びたいと思わないか?

 

僕は『映画えんとつ町のプペル』を観て改めてそう思った。

 

『映画えんとつ町のプペル』の主題歌の中にこんな歌詞がある。

 

「夢を持てば笑われて、声を上げれば叩かれる」

 

これを日本の社会の縮図と捉えて、描かれた『映画えんとつ町のプペル』は

今の栗山監督とファイターズファンとの関係が重なって、余計に泣けてしまった…

 

「夢は正夢」

 

この挑戦を叩くファンと世間とマスコミが悪いとは言わない。

 

それぞれの立場や思い、理屈では覆い隠せない悔しさがあるのは僕も分かっている。

「上だけを見て、必死になって食らいついて行きます」

 

この言葉に共感してくれる方、栗山監督を叩いていると言う心当たりのある方、

 

ぜひ、『映画えんとつ町のプペル』を映画館に観に行って下さい。

 

僕は栗山監督を信じます。

 

そして2020年、新型コロナウイルスでたくさん大変な思いをされた方、いらっしゃると思います。

 

来年は明るい年であることを祈りましょう!?

 

そんな2020年、Youtubeやブログを応援してくださった方

 

本当にありがとうございました。

 

2021年もみなさんに応援される存在でありたいと思います。

 

良いお年をお迎えください!!

 

 

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