悲運を背負うエース
GAORAでのキャンプ情報で目を奪われてしまうのが、選手でなくレポーターの西村志野さんと言う孤独なおじさんになりつつある筆者です。
こう言う女子大好きです←
今日は“悲運のエース”と言うテーマでお送りします。
「エースって、いったいどんな存在だろう?」と考えていたら、頭が完全にパンクしたものの、やっぱり、有原が抜けた今年、このテーマは避けて通れないだろうと言うことで、絞り出した。
やっぱりチームの命運を背負うピッチャー
なんだろうと思う。
特に連敗を止められる先発ピッチャーがエースに相応しいと感じる。
そうなると、やはり彼しか居ないのではなかろうか!?
2012年・2013年はファームで順調に実績を残し、
2014年は1軍で2完投1完封とキャリアを少しずつ積み重ね、クライマックスシリーズでは好投を見せた。
2015年には肘痛に苦しめられ、
結局2016年3月に右肘関節滑膜ヒダ切除手術を受けて1軍登板は無し。
あの日本一になった年には、上沢の姿は無かった…
そこから復活を果たし、
2018年は11勝6敗 防御率3.16 WHIP1.11
とキャリアハイの成績を残した。
そして2019年、満を持して札幌ドームでの開幕投手に指名され
顔面蒼白になりながらも、なんとか試合を作った。
結局、中田翔のサヨナラ満塁ホームランで劇的に勝利し
誰よりも喜んでいたエース候補の姿があった。
いよいよエースへの階段を駆け上がろうかと言う矢先・・・
選手生命の危機に瀕する大けがを負うことになる・・・
こんな悲運な投手が居るのだろうか…
2020年は新型コロナウイルスの影響でシーズンの開幕が遅れた関係で、上沢自身は開幕に間に合ったが、明らかに万全の状態では無かった。
よく戻って来れたなと思ったが←
投球フォームも試行錯誤が続いていたし、好投しても無理をさせられない状況だった。
上記に
「チームの連敗を止められる投手がエースだ」
と記述したが、2019年シーズン序盤
借金3まで膨らんだチームを救ったのは上沢だった。
5月26日のライオンズ戦で7回123球7回4失点の
力投で連敗を止めたことをきっかけにチームは引き分けを挟んで6連勝と貯金生活に移った。
6月18日にソトの打球を右膝に受けるまでは、本当にエースとして必要な投球をしていたのだ。
開幕戦は絶不調、その中でも試合を壊さず、チームの勝利に繋げた。
中田のサヨナラ本塁打もしかり、同期の近ちゃんのタイムリーは感動したな←
懐かしい写真を一枚←
オセロファイターズと揶揄され、チーム状態が決して良くない中、貯金生活に転じる投球を見せて浮上のきっかけを与えた。
これって、普通の投手には持たない特別な能力
で、仮にエースとしての才覚のある吉田輝星や伊藤大海が好投をしたとしても、やっぱりそう言った能力を実績として持ちあわせては居ない。
有原が抜けた今シーズン、
エースは上沢しか居ない。
これはあまりも当然のような発言かもしれないが、
“悲運を背負った過去”や“エースとして必要な能力”
を1軍の舞台で示したことがチームの命運を背負うべき投手としてふさわしいと僕は思う。
個人的に注文を付けるとすれば、表情にいろんなものが出てしまうところだろうか…
それが良いとか悪いとか言うよりも、チームの命運を背負う投手が、相手チームと対戦する上で不利になる条件を与えるべきではないと言う意味だ。
世界のイチローがワンプレーワンプレー対して表情に出さない理由として、
“何を考えているか悟られたくない”
と言うコメントを残している。
昭和の根性論では無く、表情で対戦相手や味方の選手に何かを悟られるは、やっぱりチームの命運を背負う投手として、不利にしかならない。
あとはどんなにチーム状態が悪くても、チームを勝ちに結び付けられるか、
それだけで勝手に周りは上沢をエースと呼ぶだろう。
もう一つ、エースを育てるのは環境的な要素も大きく、チームが上位争いをしていることもエース育てる上で必要不可欠だったりする。
二度生まれ変わった上沢直之は強いファイターズを知らない。
ヒリヒリした展開でシーズンを戦い、クライマックスシリーズの1番手、日本シリーズの1番手は上沢直之だ!
となるためにもチームがね…
野球の世界でのエースも、
アイドル世界でも
エースと呼ばれる人は上昇気流の中で生まれる訳で・・・
今日はそんな上沢の誕生日だったりしたので、
頑張って更新しました。
誕生日おめでとう!!
今年のファイターズをよろしく頼みます!!
Youtubeではシーズン中、実際の試合に合わせて実況生配信をしてますので、興味のある方は遊びに来てください!!
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