野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

35歳からしっかりやります

 

野球を勉強するなら、オリンピックよりも高校野球の地方大会だと信じて疑わない筆者です。

 

普段は北海道日本ハムファイターズの試合に合わせて、実況生配信をしてます。

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Yuチャンネル - YouTube

 

今日は、野球の話とは全然関係なくて、僕自身のお話をしたいと思うので、興味の無い方は読まなくて大丈夫です。別のことに時間を有意義に使ってください。

 

 

僕は来週で35歳を迎えます。

子供の頃に思っていた35歳とは180度違う人生になっているのは間違いなくて、気持ちを整理する意味であったり、リスナーさんには出来る限りいろんなことをオープンにして、一緒にチャンネルを育てて行きたいので、ものすごく恥ずかしい話ばかりですが、共有する意味での更新です。

 

僕は子供の頃、お菓子についてくる指人形(業界的には食玩と言ったりします)とバットとボールのキーホルダーを使って、一人野球実況をするのが楽しくて仕方なかった。

 

それが少し大きくなると、テレビゲームに移っていく訳ですが、実況パワフルプロ野球なんてゲームが出た日には、めちゃくちゃ感動したのを覚えている。

 

我が家は

「良い高校に行って、良い大学に行って、良い会社に入って、良いお嫁さんをもらえば幸せになれるよ」

と言う教育方針で、僕が子供特有の病気を持っていたこともあり、勉強は相当やらされた。

 

勉強はもちろん好きになることは無かったし、頭が悪かったから、とにかく詰め込み教育で、クリスマスプレゼントに問題集が渡されるなんてこともあって、なんとか4年生大学行ける程度の学力と学びしか得られなかった。

 

社会人になってから、親と何もできない自分を責めた。

 

嫌なことがあれば転職を繰り返すし、転職先も大手じゃないと親は首を縦に振らなかった。

 

かなり厄介だったのは、成長する過程で、学校の成績特に“国・数・英・理・社”の類の成績が良ければ褒められるが、その他のことは褒められた記憶が無く、親に認められるために生きていた(=勉強したり、進路を決めていた)。

 

そこで生まれた感情は“孤独感”だった。

 

転機が訪れたのは25歳の時だった。

人生で初めて、彼女ができて「結婚しよう!」と同棲もしていた。

もちろん親には死ぬほど反対された。

挙句の果てには、好きだった彼女を他の男に奪られて、家を追い出される始末…

 

今になれば、「全部こっちの責任(全部俺悪い)」と心底思えるが、当時は感情をコントロールするだけの知恵や経験を持ちわせていなかったから、とんでもない心理状況だった。

 

孤独感に拍車をかけることになり、その子の代わりになる人を探す、不毛の旅に出てしまうことになる。

 

そこに使った時間やお金は相当なもので、言語化することすら憚られるレベルだ。

 

そして、その不毛な旅の最中、その子が過去にしてくれたことと同じようなことしてくれる人が現れた。

 

その人のことが好きであるとか、付き合うとか、肉体関係を持つとか、そう言った表面的な類のものでは無く、「あの時の後悔を取り戻す機会が訪れた。」と、狂ったような感情だった。

 

そんな人間に待っているのはロクな結果では無く、“孤独感”のもとになっている、過去の恋愛や家族との関係において鉄槌が下って、過去の彼女に投影していた人には、その過去の倍の寂しさを何度も突きつけられ、過去にした恋愛が間違っていたと言う事実を人づてに聞くことになり、家族との関係も悪くなった。

 

これが同じタイミングで僕に降りかかった上に、

夢として追いかけていた野球の仕事は“戦力外通告”…

 

全ての鉄槌が下ったのが、ファイターズが5勝20敗した2019年8月のことで、本音を言えば、この時のファイターズの現実ってほとんど記憶にないのだ。

 

寝ることも食べることも出来なくて、どんどん痩せていき、体重は44㌔まで落ちた。

「人間ってこうやって死んでいくのかな?」とすら思った。

 

そこで、救いの手を差し伸べてくれたのが、このYouTubeチャンネルだった。

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しかし、それと並行して、

孤独を紛らわせるために、時間とお金を使うと言う過去の失敗も再び繰り返した。

 

しかしどうだ!?

キングコング西野亮廣さんとの出会いや、仏教のYouTube(大愚元勝和尚)との出会いで、

そんな自分の病的な感情を少しずつ俯瞰して(客観的に)見ることができるようになっていった。

 

そもそも病的と言う感覚すら無かったが、それを埋め合わせようと思えば思う程、深みにハマっていくことをこの2年間で理解することができた。

 

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僕はこれからどんどん歳をとって行く。

結婚しようが、彼女が居ようが、僕は常に潜在的(病的)な“孤独感”が首元に突き付けられている。

しかも、老いが進めばさらにその“孤独感”を深めることになるのは容易に想像できる。

 

これだと、時間もお金も全て、この“孤独感”に持っていかれて、死んでいく。

 

あの出来事から10年。

そして、追い打ちをかけた出来事から2年。

 

悪い習慣を断ち切ることを決めた。

 

人間なんて、ましてや僕のような意思の弱い人間には到底出来ることでは無いが、2年前に追い打ちをかけられた(鉄槌を下された)お陰で、解決策をたくさん持つことが出来た。

 

僕の過去を知っている人に、この動画を見せたら

www.youtube.com

みんな泣いて涙を流してくれた。

 

それまで身に付けてしまった悪い習慣(=悪習)を別の習慣に上書きすることでしか、悪習を断ち切れない。

 

ナカちゃんのお陰で、YouTubeの世界でいくらでも頑張れるステージを用意してもらった。

そこには心温かいリスナーさんがたくさんいる。

 

「だから“寂しい”なんて言ってないでそこに全力を注ぎなさい。一緒に笑ったり泣いたりしてくれる仲間がいるところで頑張れるなんて、そうあるもんじゃない!

 

野球の神様と恋愛の神様がそう言っている気がする。

栗山監督の考えもしっかり入っているよ←

 

だから、僕がまた悪い習慣に足を引きずりこまれそうになったら、

「もっと頑張れよ!」って言ってください。

 

僕はきっと頑張れます。

 

(配信お疲れ様とか、楽しみにしてるよ!そう言った言葉が今までどれだけ励みになったか…) 

 

数か月は皆さんの見えない所で、禁断症状に苦しめられていると思います。

 

それをかき消すために、出来ることは全部やります。

 

過去に受けた親の業(ごう)を乗り越えて

10年間の失敗を失敗で終わらせないために

 

35歳からはその覚悟を持って

 

しっかりやります!