『映画えんとつ町のプペル』×『ゴミ人間』
約1か月ぶりの更新です。
この1か月、本当にいろんなことがありすぎて、このタイミングで文章として残しておきたいと思います。
その前に、明後日12月25日(金)
『映画えんとつ町のプペル』
がいよいよ公開になります。
“野球観術”と言う野球に関するブログを更新している僕が、“絵本の映画化”を紹介するには海より深い理由があります。
どうか、このブログをご覧になられた方は、この後の文章を読まなくても良いので映画を観に行って下さい。僕も、クリスマス・年末商戦の合間に時間を見つけて映画館に行きます。
前回のブログで、“優しい世界へ”と言うタイトルで何を言っているかよく分からない内容を更新した。
具体的な話は、Youtubeの朝の生配信でお話しているが、ここで改めて…
2018年のクリスマスに起きた事件…
2年前のイブの夜に我が家で、ファイターズファンのメンバー(とその子供達)でクリスマスパーティーをやって、飲んだり食べたりして楽しい時間を過ごした。
その翌朝、上のお姉ちゃんが起きてきたので、「朝ごはん食べる?」とか言って、自分がその用意をしている時に、もう一人の女性が起きてきた。
その最中(さなか)、
その女性がそのお姉ちゃんに卑劣極まりない言葉を浴びせたのだ。
その内容はあまりにも残酷でここに書けるものでは無いが、言った本人はその言葉の残酷さを理解できない無自覚に人を傷つけるタイプに人で、僕はその場で何もすることも何か言葉を発することもできなかった。
僕はずっとそのことを許すことが出来なかった。
その言葉を浴びせた人に対しても、何より、
その場でそのお姉ちゃんをケアしてあげられなかったこと。
そこで起きた一部始終は、そのメンバーに話すことはできなかったし、もちろんお母さんにも言える訳が無かった。
恩師に涙ながらに相談をしたが、
「お前はその子にこれから何かしてあげられるのか?」
と厳しい言葉をかけられた。
「ホントにその通りだよな…」
と“理解すること”しかできなかった。
(もちろん“納得”なんてできない)
そして2年後…
そのお姉ちゃんにバースデー動画を届けると言う機会をもらった。
2年前に起きたことをメンバーに話すことが出来なかった“事実”は、仲間として本音で向き合うことができない象徴的な出来事で、その後は揉め事しか起きなかった。
僕と先輩はイベントがあるごとに、間に入って調整役に徹した。
もちろん、イベントの企画にはイベントの実行や成功がついて回るから、その調整役に徹したことは、僕自身間違ったことはしていないと思っていたが、
そのことで嫌な思いをしたり傷ついたりする人が、必ず居たと言うことに気付かされた。
「ワガママを言っているのは僕じゃなくて〇〇だろう」
「ここまで手を尽くしているのに責められるのは結局僕じゃんか…」
それでいて、周りの人が嫌な思いしかしないなんて、耐えられない…
僕は、このバースデー動画がそのお姉ちゃんにしてあげられる唯一のこととして、自分の全てを出すことを決めて、そのグループから軸足を抜くことを決めた。
(そのグループの人からメッセージをもらうと言う立て付けになっていた)
プロのクリエーターや、知り合いに聞けることは全部聞いた。
そして全てをやり尽くした!
その直後、自分との約束通り、グループから軸足を抜いた。
そのグループの誰が悪い!とかではなくて、構造上の問題で揉め事が起きている。
(トラブルにおいて、ヒューマンエラーでは無くシステムエラーであると言うのは西野さんが教えてくれた)
調整役が抜けることで、その構造が変わって、みんなで仲良くできたり、それぞれがうまくやっていけるのであれば、僕の選択は自然なものだ。
動画を届けた後、お母さんから電話がかかってきて、事情を全て話して、
「やっぱり優しい世界がえぇ…」
と西野さんのマネをしながら、たどたどしい関西弁で言い放った時に思わず涙してしまった。
(2年前の事件から)自分を許せた瞬間だったのかもしれない。
美談のように思えるが、仲良くしている人たちとの間に亀裂が入って、その友達を失う可能性は断続的に続いているし、その覚悟をもってしても、現実はひたすら寂しさが襲ってくる。
それなりに時間を過ごしてきたメンバーだし、先輩とは阿吽の呼吸でいろいろやらさせてもらった。
ただ、
僕が出した結論は、“優しい世界を選ぶ”事だったし、一ミリの後悔もしていない。
その優しさも西野さんに教えてもらっているのだが、最近ある変化が起きた。
僕は夜に飲食店でアルバイトをしていて、カウンターでオーダーを聞くことが多いのだが、クリスマスプレゼントを買いに来る親子がご飯を食べに来る(はす向かいがトイザらス)
僕は正直子供が苦手なのだ。
嫌いな訳では無いが、なんとなく敬遠しがちだった(これが本当の申告敬遠)
それが最近、お店にくる小さい子とやり取りする機会が急激に増えた。
こちらの発信に、子供が嬉しそうに応えてくれるのが、すごく幸せをもらえるし、若いママさん達にも自然と積極的に声をかけるようになっている自分が居たりする。
恥ずかしい話だが、自分よりずっと若いお母さんたちは日々子供達と格闘している(笑)
人間的に未熟な僕には想像を絶する世界だが、彼女達も試行錯誤の毎日で、子供との時間を過ごしていると言うのが、透けて見えるようになったのかもしれない。
2020年、新型コロナウイルスの影響で子供達が我慢することも多かっただろうし、世の中のお母さん達はどれだけ大変な思いをしたであろうか…
それでも、嬉しそうにおもちゃを持ってはしゃいでいる子供達を見ると希望をもらえる。
(もちろんこの瞬間もお母さん達は大変だ(笑))
でも、
僕はこう言う“偏愛”の世界へ西野さんに連れてきてもらった。
西野さんも、
僕が頼りにしている恩師も、
Youtuberのお坊さんも、
栗山監督も、
そう言った“偏愛の世界”を持っていて、そう言う世界の方が良いと口を揃えて言っている。
もう一つ共通していることがあって、
冒頭に出てきた「人を無自覚に傷つける人間」と言うのが一番の“悪”である。そしてその原因は知識(智慧)不足から来る…
バカが服を着てバカを振りまいて、裸の王様になっていくと言うサイクルに入っていると言うことだ。(これもみんな口を揃えて言っているのが不思議なのだが、これが真理なのだろう)
僕はこのことを学ぶために、こう言った人と出会い、苦しんだと思えば、嫌われた過去として成功だったと言える。
毎年この時期、僕は気温の低下によって、自律神経の乱れで、心身ともに不調に陥る。
今年は、ただでさえも上記のことがあって、交感神経を暴走させていて、そのことが終わった瞬間に、気温が急激に下がり、心も身体も言うことを利かなくなってしまった。
(自律神経失調症)
でも、今日復活しました。
シーズンの総括もせず、野球のブログも更新せず、ひたすら勉強の毎日でした。
この本に立ち直らせてもらったよ(泣)
そして新しい世界へ
来年の配信に向けて、再び準備を進めようと思います。
その前に
『映画えんとつ町のプペル』
で号泣して、
大晦日の日は、ファイターズと野球が本当に好きな人と、飲み明かしたいと思います。
みんな映画館にプペル観に行ってねぇ~~