野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

打高投低の流れ①

 

プロ野球は開幕2カードが終わって、各チームの戦い方やチームとしての弱点が見え隠れするようになった。

 

最近の野球は“打高投低”の傾向にあるが、僕の考えは“野球はやはり投手力

と言うことを前回のブログで更新した。

 

saiyuki6.hatenablog.jp

 

また、以前のブログでも述べたがここ10年、防御率4点台で優勝したのは、2018年の広島と西武のチームのみ。

果たして、この打高投低の流れは本物なのか、(いや、やっぱり投手力だよね)そこを注視しているが、優勝そして日本一を目指す中で、早くも開幕2カード目のパ・リーグでこんな傾向が出た。

 

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わずか6試合だけの数字だが、「ローテーションを一回りした最近6試合」と言う側面から見れば、チーム状態含め傾向が出やすいのかなと感じる。

 

上位チームはチーム打率が2割台後半、下位チームは上記の通り。

 

日本ハムに関しては、チーム打率が1割台ではベンチも動きようが無い。

実はチーム盗塁数も、リクエスト判定で覆った西川の1つだけ。

攻撃面では大きな課題が浮き彫りとなったが、ケガ人やチーム構成を考えると決して焦ることは無いと考えるが…

 

逆にベンチが積極的に動いても、無駄な走塁死を頻発し、未だ1勝もできていないチームもある。

 

こうなると一定の打力、これは印象だが、特に長打を打てる選手が本調子のチームは勝ち星を上げている感はある。

 

攻撃では無く、防御率を見ていくと、ロッテが6.88と投手陣が撃ち込まれている。

レアードが開幕から5発と大暴れしているにも関わらず、それを上回る失点を重ね敗戦に繋がっている。

 

投打のバランスとはよく言ったものだが、数字的にも印象的にも攻守のバランスが取れているチームが上位、どちらか(またはその両方)が崩壊しているチームは、下位と言った感じか。

 

川の流れと言うのは、最初は小さな川の流れが下流に向かって流れていく。その過程で流れが速くなったり、大きくなったりする。

下位のチームは、流れが上流のうちに悪い流れを断ち切り、良い流れを作りたいところだ。

 

チームとしての戦い方、リーグの傾向、その流れを早く掴むことがこの時期は大切になる。

 

野球は確率のスポーツであり、流れのスポーツだ。

 

流れに飲まれることなく、流れに乗り切れるか、果たしてその流れは打力なのか、投手力なのか、はたまた…

 

我がファイターズは今日から西武三連戦、火曜日からソフトバンク三連戦と、悪い流れを断ち切り、優勝への流れを作るには大事な試合が続く。

 

僕は選手、監督を信じます!

 

 

 

開幕三連戦を終えて

 

プロ野球が開幕して、開幕カード三連戦が終了。

今日から、2カード目に入りました。

 

そこで感じたことを少し書いていこうと思います。

 

今年のシーズンから本格的に野球を生業としていこうと考えている僕としては、どこまで多くの試合を見ることができるかも課題になってきます。

 

ただ、全部の試合を見ることはできないので、どれだけ結果から内容を読み解くかも日々勉強になってくるかなとも感じています。

 

オフシーズンのブログを読んでいる方はなんとなく分かって頂けるかと思いますが、最近の野球は“打高投低”の傾向にあるが、僕の考えは“野球はやはり投手力と言う目線に沿って、僕自身も勉強をしながら更新をしていきたいと思います。

 

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開幕三連戦では“打高投低”の傾向は大きくは出なかった印象だが、開幕戦は2本の満塁本塁打が飛び出し、3試合のサヨナラゲームが繰り広げられた。

また、3/30のゲームでは、引き分けになったファイターズ vs バッファローズの試合以外は先発投手に勝が付く試合となった。

 

 

投手は1つのアウト、打者は最初のHのランプが灯くことの気持ち的な部分、

それが主力の選手であればあるほど、それがチームに与える影響は大きいというのも感じた。

 

それを感じたのは札幌ドームの開幕戦だ。

先発の上沢直之は初の開幕投手。表情を見ていると、緊張の色が隠せず顔面蒼白だった。

エースとして期待され、登った開幕のマウンドが、いかに彼にとって大きなものであったかが見て取れた。

ストレートが走らず、得意の変化球も見逃され、鶴岡との呼吸も合わず、さらに鶴岡の弱肩を突かれ得点圏にランナーを背負うことが多かった。

それでも何とかしようと言う気持ちは痛いほど伝わってきた、6回にはエンジンがようやくかかってきて、投手コーチに交代を告げられても不服そうな表情を浮かべ、悔しさを露わにした。

その後、打線が追いついて、後続の投手が踏ん張り迎えた延長10回裏

中島卓の二塁打を足掛かりに1死三塁のチャンスを作って、西川・近藤が二者連続の申告敬遠で、ここまで、4打数ノーヒットの4番中田翔に打順が回ってきた。

過去の4打席、決して良い内容では無かった。

3球目、レフトへのファールフライを、サヨナラ犠飛を避けるためレフトが見送ると

打ち直しの5球目を、あろうことかレフトスタンドに叩き込んだ。

 

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サヨナラ満塁ホームランを祝福する選手たち

 

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サヨナラ満塁ホームランの中田と栗山監督

 

ここで、中田にHのランプが灯ったことの大きさは次の試合の彼の打席結果を見ればお分かりいただけるだろう。

 

繰り返すが、開幕三連戦では大きな傾向は出なかったものの、主力が打つと勝ちに繋がると言うのは、傾向として出たのかなと思う。

 

シーズンは始まったばかり!

少しでも野球の面白さを伝えられればと改めて思います。

 

 

2019年:パ・リーグ順位予想!

 

日付も変わり、昨日はNPBの公示も出され、いよいよ今日、プロ野球が開幕します。

原稿に追われる小説家の気持ちでパ・リーグの順位を予想したいと思います。

(なんか最近そんな映画観たな…)

セ・リーグの順位予想の内容と被りますが、この時期の順位予想には大きな意味はありません。

詳細はこちら↓

 

 

saiyuki6.hatenablog.jp

 

 

それではパ・リーグの順位予想はこちらです!

 

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1位:北海道日本ハム

戦力的にはソフトバンクに劣るのは正直否めない。

しかし、2016年の優勝の時も、昨年も夏場までは優勝争いをしていたことを考えるとチームとしての力はしっかりしていると感じる。

金子弌大の加入は単純に8勝以上の貯金の上積みと見て、マルティネスの故障はあるにせよ、先発は昨年とは比べ物にならないほど良い。

奇をてらう野球も、原則の投手力あってのこと。

ひいきの目を差し引いても、やはり大本命だ。

 

2位:ソフトバンク

戦力は12球団No.1であることは間違いない。

ソフトバンクが優勝しないとすれば〇〇のような感じだが、今年はその〇〇が故障者であり、ファイターズの存在であると思う。

投手の起用方法や、野手の年齢層を考えると故障はついて回ってしまう。

その部分で、今回は2位としたが、圧倒的に強いのは周知の事実だ。

 

3位:千葉ロッテ

僕は昨年、西武が優勝戦線から落ちるとすれば、ロッテの存在が必ず出てくると言っていた。

その理由は、先発投手の力や走力を考えたときに、野球の主導権を握る要素を多く持っているチームだと思っていたからだ。(結局、西武が落ちる前にロッテが落ちてしまったのだが…)

昨年は、走塁などで失敗もあったが、それを糧として攻撃のバリエーションが増えて、投手が計算通りに投げてくれれば、西武を抜いて3位になると予想している。

 

4位:埼玉西武

西武はもともと投手力が弱く、菊池雄星がメジャー移籍した部分は大きいと思う。

浅村の抜けた部分に関しては、補完できる要素はあるが、15勝近くしている投手が抜けるのは、勝ち星的にもイニング数的にもあまりにも大きすぎると感じる。

 

昨年は驚異的に打線が打ちまくったが、今年はその傾向を踏まえて、各チームが対応してくることも考えると、やはり投手力の弱さが4位と言う予想になってします。

 

5位:オリックス

当初はオリックス最下位と予想していたが、オープン戦の“内容”を見ていると、昨年と戦い方が変わって来るのかなと感じた。

走力の高い選手を1軍で多く使い、若月捕手の1本立ちを見据えており、頓宮などのルーキーも積極的に起用していた。

投手力は昨年の数字を見ると良いだけに、金子・西の抜けた穴を、昨年全くダメだった攻撃陣が補っていくような気がしたが、上位チームとの実力差を考えるとやはり最下位脱出と言った感じだろうか…

 

6位:楽天

どうもこのチームはフロントの現場介入が激しい。

石井一久GMの手腕次第と言うところだが、やはり現場のやりくりは現場がしっかりすべきで、日本ハムの組織体制とは正反対なのだ。

野球の内容や個々の選手以前に、この問題が解決されない限り、チームとしての戦い方が見えて来ない。

その戦い方が、優勝に直結するかは別としてチームとしてこんな野球をしようと言うのが見えて来ない限り、勝ち続けることは難しい。そう言う面で、楽天はやはり最下位予想である。

 

 

パ・リーグの場合は交流戦で負け越さないことが、最初の足切りとなる。

ちょうどその頃になると、各チームの主力級の故障者が帰ってくる。

だから、どうしてもゴールデンウィーク前の戦い方が大切になってくる。

各チーム夏場以降の戦いを見据えながら、交流戦前までは勝率.500を目指し、どこのチームが1歩抜け出すか、そういう展開になるのではなかろうか!

 

いよいよシーズンが始まります!

今年はどんな感動を与えてくれるでしょうか!

 

野球観術もシーズンに入ると話題が増えるので何卒よろしくお願いします!

 

2019年:セ・リーグ順位予想!

プロ野球も開幕まであと1日となりました!

やはりこう言ったブログを更新している以上は順位予想なんて言うのをやらないといけないかーと(笑)

 

今回の更新はセ・リーグの順位予想です!

 

前置きとして、この時期の順位予想に何か意味があるかと言ったら正直ありません(苦笑)

データとして

①昨年の順位(昨年1年間戦ったデータの蓄積が去年の順位)

②移籍やドラフトなどの戦力補強(これは実績に基づく部分は少ない)

③オープン戦の成績(僕はオープン戦をチームの力として捉えていないので考慮しない)

 

①~③をミックスしたものがこの時期の順位予想なのです。

 

僕の持論はゴールデンウィーク前くらいの順位予想が一番、意味があると思っていますが、①と②と感性で予想をしたいと思います。

 

それでは!!

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1位:広島

4連覇を狙うカープ

丸の抜けた穴をどうするかと言うところに目が行くが、去年も丸が故障していた時期に、野間が入ったりしてチームが回っていた。

丸の成績を単体で見れば替わりはいないが、守備力的には大きく下がるわけでは無いし、若手の台頭やバティスタやメヒアの成長も加味すると破壊力は健在。

會澤も1本立ちしていて、捕手も安定している。投手力に多少の不安を抱えるが、優勝にもっとも近いチームと言えるだろう。

 

2位:東京ヤクルト

ヤクルトの不安材料は何と言っても先発投手陣だが、攻撃力は広島に追従する力を持っている。

山田哲・バレンティン・青木などの主軸と西浦や村上などの若手、坂口や川端などの実績のあるベテランと、バランスもとれているので、長い時期貧打になる事はない。

ヤクルトも中村と言うしっかりしたキャッチャーがいることも大きい。

先発が6回4失点くらいでも跳ね返せる攻撃力がこの予想順位となっている。

 

3位:巨人

攻撃力と言う意味では破壊力十分だが、巨人で複数年実績を出した選手はほとんど居ない。

坂本が群を抜いているが、坂本1人では勝てない。

丸が機能すれば大幅に攻撃力は上がるが、岡本も昨年ようやくレギュラーを掴んだばかり。

打線の線と言う意味ではヤクルトの方が、機能性が高い。

投手力も、菅野以外は外国人頼みなので、チームとしての好不調の波が出ると思うが、巨大戦力が3位まで順位を押し上げると言う予想である。

 

4位:横浜DeNA

セ・リーグの中で最も投手力の高いチームと言える。

今永、濱口、東、石田などの先発の左が多く居て、山﨑康晃と言う絶対的クローザーも居る。

攻撃面も、筒香、ロペス、宮崎などの実績のある選手がラインナップに並ぶ。

ソトは昨年一年の数字なので、なんとも言い難いが、彼の浮沈によって攻撃のバリエーションは大きく変わると思う。

不安なのはセンターラインのポジションが固定できていないこと。

やはり野球はセンターラインが鍵を握ることを考えると、4位の予想になってくる。

 

5位:阪神

大阪の人を敵に回しそうだが、レギュラーの選手が全く固定できていない。

戦い方のイメージが描きにくい。

投手もメッセンジャー以外に絶対的な選手が居ない。

ただ、昨年金本監督の下で経験を積んだ選手と今年獲得した、木浪や近本が1軍の試合に出続けることが出来れば、競争も激しくなり、戦う形が出来てくるのではないだろうか。

 

6位:中日

どの評論家も、中日最下位を予想している。

 

特に投手陣は実績のある投手が少なすぎる。

松坂や吉見などのケガ明けの投手では無く、勢いのある投手が必要だが、小笠原や藤島では現状物足りない。

ただ、打線は平田を中心にバランスの取れた攻撃を見せることできると思う。

投打のバランスが良くなれば、上位進出の可能性もあるが、起爆剤不足と言うことで最下位予想とした。

 

 

 

繰り返しになるが、これはあくまでも現時点での予想である。

ゴールデンウィーク前までに戦う形が出来て、セ・リーグのチームとしては交流戦を乗り切ったところが優勝戦線に残る!

と言う点が大きなポイントになるだろう。

 

その形がどんな形なのかをしっかり見ていくと言うことで、セ・リーグの順位予想とする。

 

 

せーの!『イッチロ~~~♪』

 

2019年3月21日、イチローと言う偉大な選手が引退した。

 

シアトルマリナーズ VS オークランドアスレティックスの試合後、イチローがグラウンドを1周して、ベンチに下がっていく姿を見て、涙が止まらなかった。

 

この試合の第三打席(最終打席は第四打席)、僕は職場のモニターでその打席を見届けることが出来た。

普段野球に携わっている人たちが全員、仕事の手を止めてモニターに視線を送っている姿、見逃し三振を喫した時の、あのため息は一生忘れることのできない瞬間であった。

 

イチロー選手との出会い◇

1995年、僕は東京都の学校から、埼玉県の学校に転校した。

阪神淡路大震災が起きて、その次の年度から新しい学校生活が始まった。

 

僕はインドア派でテレビゲームばかりやっている子供だったが、学校が変わり、キャッチボールをしたり、野球の話をする友達ができた。

 

その年は、阪神大震災の復興を胸に“がんばろうKOBE”を合言葉としてオリックスブルーウェーブ(=今のオリックスバッファローズ)が快進撃を続けていた。

当時のパ・リーグで珍しく取り上げられていたこともあって、イチローの映像は8歳の僕の心を鷲掴みにした。

この年にリーグ優勝を果たし、この翌年には日本一を達成した。

 

9歳になった僕は、親に「野球場にイチローを観に行きたい!」と珍しくせがんだのを覚えている。

当時、日本ハムが東京ドームを本拠地にしていたため、念願かなって東京ドームでイチローを観ることができた。

 

打席に立つときの

「イッチロ~~~♪」と叫ぶのがすごく楽しかった。

 

僕にとって、野球選手として子供のころに憧れた最初の選手なのだ。

 

僕はそのあと、日本ハムファイターズのファンになるが、イチローの打席の時だけはイチローを応援していたのは今でも忘れない。

メジャーに移籍してからは遠い存在になってしまったが、その存在が憧れから変わることは無かった。

 

2009年のWBC、対韓国戦@決勝。

イチローの劇的な決勝タイムリーは伝説になっているが、僕はあの時ほどイチローと同じ日本人で良かったと思うことは無かったし、これからも無いかもしれないと思う程の出来事だった。

 

メジャーに移籍し、偉業を打ち立て、遠い存在になったイチローが、日本の代表としてあれだけの感動を与えてくれたことは生涯忘れることはないだろう。

 

 

◇憧れを語ることはできない◇

イチローが憧れの存在になってから24年、イチローの記録や技術、データについて語ることはしたことが無い。

 

本当に憧れの人に対して、それについて何かを語るって、気持ち的に出来ないのだ。

 

単純にかっこいい!

ヒットをたくさん打つ、肩が強くてすごい(のちにレーザー・ビームと言われる)、背面キャッチをしたり、オールスターの時にはピッチャーもやったり、試合が中断しているときには、スタンドの子供とキャッチボールしたりと、全てがかっこよくて・・・

 

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大人なって野球に詳しくなっても、その頃の気持ちのまま!

日米通算2000本やMLB通算3000本って、言う記録も、ただかっこいいでしかないのだ。

 

どこがすごいとか、なにがすごいとか、そんなことには興味が無くて、僕が普段野球を観る感覚とは違うところにイチローと言う存在は居たような気がする。

 

◇引退会見◇

イチローは言葉を選びながらたくさんのことを話してくれた。

「何か僕、変なこと言ってます?」と度々おどけていたのは、半分は本気で半分は照れなんだと思った。

(大谷)翔平の話をしてくれた時が、一番嬉しかったし、仰木監督のことやオリックス時代のことを話してくれた時には再び目頭が熱くなった。

 

あの会見の時、久しぶりに日本に目を向けてくれたイチローが居た気がして、9歳の頃に一瞬タイムスリップできたような感じだった。

 

お疲れ様とか、ありがとう、と言うよりも、

ずっと

(せーの)『イッチロ~~~♪』

 

 

と心の中で叫びながら会見を見て子供のように眠ってしまい、イチローは僕の中で、夢の選手としてずっと心の中に刻まれることになったのだった・・・

 

 

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ケガ人続きのファイターズへ

今年は各球団ともに本当に故障者が多い。

そんな中、

先日、3月3日(日)のオープン戦で、ファイターズの清宮幸太郎が、右手有鉤骨の屈折で開幕は絶望、手術は成功し、復帰まで3ヶ月を要すると言う報道が出た!

ここまでのファイターズは
清水優心が椎間板ヘルニアの手術
中田翔が(開幕には間に合うが)太腿肉離れ
渡邉諒が同じく太腿肉離れで開幕絶望
そして、清宮の骨折と、今年期待された選手が悉くケガに見舞われた。


恐らく今年のファイターズは、評論家、何よりファンからの期待度は非常に高いと思う。

そんな中で、故障者続きで不安に思う方もたくさん居ると思う。

僕自身も、一人のファンとして、どこかの五輪相では無いが、“がっかりする”部分もある。

でも、心配はしていない。
栗山監督が言いそうたが、「憂いている余裕は無い。」のだ。

清宮が治るまで、開幕は待ってくれないし、代わりの選手が居るハズもない。

ではなぜ、僕が心配していないのか…

それは、先発投手の頭数が揃っているからだ!

昨年の今頃を思い出してみよう。

開幕投手に指名された有原がキャンプで離脱。
新外国人の2人(マルティネスとロドリゲス)は未知数。
上沢、髙梨、加藤は2017年シーズンの実積からはローテーションを守れる可能性は低かった。

それを考えれば、上沢、マルティネスが各三連戦の頭、金子弌と有原が2番手、加藤、村田、上原が居て、ロドリゲス、バーベイトが外国人枠を争うと言う状況だ。

去年のことを考えれば雲泥の差だと思う。

そこにオープナー制を組み込んで行けば、ある程度シーズンを通してゲームを作れるのではないだろうか。

以前のブログで、打てるチームがペナントレースで上位に立ったと言うような趣旨の話をした。
いわゆる、打高投低=攻撃が最大の防御だと。

その考えとは逆で、適切かどうかは分からないが、以下の数字を見てみよう。

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昨年、規定投球回数に達した両リーグの投手だ。

ローテーションを1年間回った(20試合登板)として、平均7イニング以上を投げなければ規定投球回数には到達しないことを考えると、いかに現代野球で規定投球回数を投げることが難しいかが分かる。

延長戦やコールドゲームを加味しなければ、1シーズン単純計算で1287イニングをベンチはやり繰りをしていくことになる。

それを考えると、ファイターズで考えた場合、規定投球回数到達者のイニングを差し引くと、約800イニングを他の投手で乗り切らなければならない。

これがいわゆる投手(ピッチャー)は何人居ても良いと言うことなのだろう。

中継ぎ投手陣の層の厚さもしかり、

シーズンを運用する上で、投手の頭数は必須で、先発投手がたくさん居ることは絶対的に必要

なのだ。

現にソフトバンクは特定の中継ぎ投手を酷使して、中継ぎ投手の故障者が多い。

ファイターズにとって現時点で投手の故障者が居ないことは、シーズン序盤を優位に戦う上で、何よりの好材料なのだ。

打高投低と言えども、やはり野球は投手力であり、野球の主導権を持つのは投手である。

それは過去、防御率4点台のチームが優勝した回数を見れば少しは納得して頂けるのではないだろうか。

※過去10年では2018年の広島と西武だけ…



確かに、打高投低の傾向が出ていて、OPSの注目度から見ると長打を打てる清宮のような選手が抜けるのは正直辛い。
ただ、考え方で言えば打率.200の7本塁打の選手なのだ。

期待はするが、成長を計算に入れてシーズンを戦うような監督は居ない。


野球は確率のスポーツだ!
ケガに憂いず、残りのオープン戦を見守っていきたい。

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オープン戦をどう見るか

いよいよ球春到来!

先週末から、プロ野球のオープン戦が始まり、2回目の週末を迎え各チームいろんな思惑を持ちながら、実戦に入っている。

 

スポーツ紙の報道で試合結果や、さまざまなニュースが舞い込んで来ますが、みなさんはどのような視点で、オープン戦を観られているだろうか?

 

そんなオープン戦をどう観るかを個人的な主観ではあるが、今回はこのテーマで更新をしようと思う。

 

◇オープン戦の位置づけ◇

オープン戦は基本的に、シーズンに向かって実戦を戦いながら調整をしていく舞台であることは共通の認識としてあると思う。

実際のところ、開幕に照準を合わせているのか、1年間トータルで考えるための実戦なのか、もっと言えば数年後も見据えたものなのかは、各チームによって考え方は異なると思うが、その年のシーズンへ向かって時間を積み重ねていくことには変わりはない。

 

なので、オープン戦の位置づけは、“シーズンまでの調整期間”と言う定義として話を先に進めていこう。

 

◇結果をどう観るか◇

 

各球団、若手を起用して結果を残したり、トレードなど移籍してきた選手が活躍すると、積極的に報道される。

また、昨年のシーズンの結果(順位)とオープン戦の勝敗が逆転してくると、「今年は期待」・「シーズンに暗雲」なんて文字が紙面を踊る。

 

シーズンの開幕を楽しみにしながら、オープン戦の結果に一喜一憂しながら見ている我々はどの部分を見て期待に胸を膨らませればいいでしょうか?

 

◇オープン戦の勝敗は関係ない?◇

昨年のオープン戦の成績と、シーズンの順位表を並べてみた。

 

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オープン戦の勝率をリーグ別にソートすると、レギュラーシーズンの優勝チーム(広島と西武)は5位と言う結果だった。

これを見ると、オープン戦の勝敗はシーズンと直接は関係ないと言えるかもしれない。

 

チーム力の非常に高いソフトバンクに関しては、6位と言う結果だ。

 

そう見ていくと、やはりシーズンを戦いながら、チームとして戦う形を作っていると言う印象が伺える。

 

と言うことは、

 やはりオープン戦に定められる照準は、シーズンの開幕戦であり、そこから約1ヵ月間の戦いを想定したものだと思う。

合わせた照準に向かって行く過程が、オープン戦の勝敗と言う結果になっているとすれば、結果よりも課程を本当に重視する期間なのではないだろうか…

 

◇その照準に向かう過程をどう見る?◇

 

練習試合やオープン戦の序盤をどう観るか!

と言うのは僕の中にいくつかあって、序盤は

投手は投げたいボールを投げる。

打者は打ちたいボールを打つ。

と言う視点で見ている。

だから結果を残すと言うより、自分のやりたいことをどれだけ試せるかと言う考え方だ。

 

そして、開幕投手が決まり、ある程度最初のローテーションが決まってくると、開幕からの逆算で選手起用をする段階に入る。

先発投手はイニングを増やしたり、中継ぎ投手は連投に慣れさせたりする。

打者は、打順やポジションとの兼ね合いで起用する選手が絞られてくる。

 

そして開幕の2週間前になると、大きく変わることがある。

それは、

選手がやりたいことからチームがやりたいことに主眼が変わってくると言うことだ。

投手は投げたいボールから、打者を打ち取るための配球に変わっていく。

打者は、1点を取るための打撃へと変化する。

 

オープン戦序盤は、投手が有利で打者が不利とよく言うのは、打者の目が投手に慣れていないからだ。

中盤になると目が慣れてきて、打者が有利になる。

そして終盤になると、打者が圧倒的に不利になる。

野球の原則だが、投手がボールを投げなければプレーは始まらない。

投手が投げた球を、打者が受け身になって、バットと言う道具を使って打ち返さないといけない。この原則に、打者に打たせない配球が入ってくるので、オープン戦終盤に打てなくなったり、シーズンに入ると全く打てなくなる若手や新外国人がいるのはそのためだ。

 

開幕と言う照準に行く過程で、各チームでやれる野球、

すなわち点取りゲームになっていくのだ。

 

だから

①序盤は、投手が持っているで球種でストライクや空振りが取れるか、打者は来たボールをスイングができるか、

②中盤はそれを思うように結果に繋げれらるか、

③終盤は、点取りゲームについていけるか、

と言う視点で見ていくと面白いかもしれない。

 

ゴールデンウィークまでのシュミレーション◇

オープン戦で点取りゲームができるようになっても公式戦で開幕ダッシュをできるかはまた別の話にはなるが、首脳陣はオープン戦の過程でいくつ(何個)シュミレーションができたかが、ゴールデンウイーク以降の戦いに大きく影響すると思う。

打順や打撃での作戦などは特に見ていると「あっ!」と思わされることも多い。

それもオープン戦を見る要素としては十分に価値がある。

 

◇残り1か月◇

開幕まで1カ月を切り、熱気も上がってくる中で上記ような視点でオープン戦を見てはいかがでしょうか?

 

と言うことで久しぶりの更新になってしまいましたが、今日はここまで!!

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