2021年ファイターズドラフト予想
となりのトトロを聞きながらワクチンの副反応と戦っている筆者です。
RNAワクチンを信頼して打っているので←
今日は10月11日に迫ったドラフト会議にあたり、僕の視点で勝手に一人編成会議をして、勝手に予想をしたいと思います。
ここでは異論は受け付けません←
議論になる人とはYouTubeでやるので悪しからず←
アンチに関所を設けて、主題はドラフトの内容になってますんで、議論はここで行われております。
脱線しましたね…
大前提として、
他球団との競合や指名順位を考慮
ファイターズが過去に指名した傾向
僕が実際に観た選手が優先的に選ばれています
それでは早速行きましょう!
栄えあるドラフト1位
木村大成 投手 北海高校 左投左打 180cm 76kg
その年の一番良い選手を取る!
ファイターズの信念はもちろん加味をしている。
今年は高卒投手で競合が予想される選手が多く、外れ1位でも行けそうな雰囲気もあるが、そこはリスクを取らず、道民に人気のある選手を獲得するのではと言う予想。
スピードボールよりも、1つ誰にも負けない長所、彼で言えばスライダーが素晴らしいので、そこを僕は推したい。
最速〇〇km/hなんてあてにならないから、まずはスライダーを軸に投球を磨いて、時間をかけて育てて行きたい。
入団当初からスライダーだけで、飯を食うのはなかなか難しい。
マウンドでの出で立ちもそんなに悪くないと思ったし、そんなに不器用そうにも見えなかったから、やっていく中で様々な球種やパターンを覚えて行ける投手なんじゃないかなと思う。
なにより、道民に応援されることが一番の価値だ。
それは選手本人にも、球団の収入においても、うってつけのドラフト1位なのではないだろうか?
2位
山田龍聖 投手 JR東日本 左投左打 182cm 80kg
この戦略の背景には2つの要素が入っている。
一つは現在、ファイターズは投高打低の傾向が顕著だが、実は投手事情も逼迫していると感じていて、完成度の高い即戦力投手が必要と言うことで、長身左腕を指名した。
高岡商時代(2年生)に甲子園で観ているが、全く印象に無く、東海大菅生に滅多打ちにあっている記録が残っていた。
3年生になり再び甲子園の地に戻って来るが、大阪桐蔭高校に惜敗。
もう一つの要素は、
こう言った投手は勝ちを知っていることよりも、変化を恐れないので、プロ向きだと思っている。
何より、2回甲子園のマウンドを踏んでいることが素晴らしい。
木村(素材型高卒投手)を1位にするのであれば、外せない存在だと思うし、映像を少しだけ見たが、後ろ(テイクバック)が小さく、打者を打ちとることには長けているのではないかと思う。いろんな工夫をした証を感じたので、世間の評価よりも高めの指名予想だ。
3位
杉崎成輝 JR東日本 内野手 右投左打 175cm 73km
この選手が最も推したい選手!(独断と偏見にも程がある)
東海大相模時代、小笠原慎之介・吉田凌を要して全国制覇を達成した時の3番打者で大会タイ記録の6二塁打を達成。
東海大時代には不動の1番として活躍し、JR東日本でもリードオフマンとして、都市対抗にも出場。
僕が今ドラフトで最も指名すべきと思っているのは、足の速い二遊間でかつ即戦力。
ファイターズは過去、二遊間のどちらかが俊足で盗塁出来る選手が活躍している時は強い印象で、田中賢介・中島卓也など、走力の使える二遊間が野球を組み立てる意味で非常に重要なのがわかる。
他球団(パ・リーグ)でも、片岡治大や本多雄一など、社会人出身の足の速い二遊間が攻守に渡り活躍している過去を見ても必要性はご理解頂けるだろう。
JR四国の水野達稀やトヨタ自動車の和田佳大も評価が高いが、ファイターズは打てる内野手を使う印象なので、サイズ感や打力面で、トレンドに合わない。
そして、彼らが上位で指名されることも加味して、投手獲得を優先しても3位で獲得できると踏んで選んだ。(できれば2位で行きたかったが、ドラ1の絡みで3位となってしまった)
プロでやるには少し特徴に欠けるが、今のファイターズには平均的に野球のできる内野手の補強は必ず素晴らしい効果をもたらしてくれるだろう。
4位
深沢鳳介 投手 専大松戸 右投右打 177cm 77kg
素材型高卒投手
みなさんもご存じ、上沢直之の母校で、今夏はタイブレークの末、劇的勝利で甲子園出場。
持丸監督の投手指導には定評があり、先輩がエースを務めていることもあり、4位として。
球種も豊富で上沢を彷彿させる器用さを持ち合わせている。
制球力もあり、4~5年かけて育てて、大化けすれば面白い存在である。
5位
峰村貴希 内野手 日大 右投左打 187cm86kg
石井一成とタイプは被るが、サイズ感が素晴らしく、長打も期待できる。
木更津総合時代には3回甲子園に出場し、楽天の早川の後ろでショートストップを務めた選手だ。
大学時代を全く知らないが、打てる内野手を強く推すファイターズにとってはうってつけの存在だと思う。
右打者は、野村佑希・渡邉諒・佐藤龍世とそれなりに居るので、存在感は間違いなく出てくると踏んでいる。
6位
吉野創士 外野手 昌平 右投右打 185cm80kg
やはり本塁打を打てる素材型選手は必要!
この順位で指名できるかは不明(他の球団にもっと上位で指名されてしまうかも)だが、指名したい理由はいくつかある。
一つは埼玉県の新興勢力と呼ばれる学校からの指名を試験的にやってみてはどうかと言うこと。
埼玉では浦和学院・花咲徳栄・埼玉栄・春日部共栄と言った学校がここ十数年甲子園に出ているが、ここに新興勢力と呼ばれる高校が出始めている。
山村学園・西武文理・川越東・昌平と言った私学が甲子園出場を目指し、虎視眈々と力をつけている。そう言った学校に素質が集まり、伝統が作られていく過程で、指導者の力が重要になってくるわけだが、昌平と言う学校は、高校サッカーでは有名な学校で、今年の大会でも指導者が選手達に対して「考えて練習させる自主性」を重んじたと言われている。
高校生に対してそう言った指導方法が適切かは僕には是非を決められないが、新興勢力は強豪に対峙するにあたりそう言った工夫は必要だと思う。
次世代の選手を育てると言う側面において、こう言った学校とのパイプも持っておいた方が良いし、それがどんな結果になるかを検証する意味でも、素晴らしい選手ではあると思う。
線は細いが、動ける体形なので、大化けすれば面白い存在だ。
基本線は、素材型投手と即戦力内野手を軸に、大型内野手と素材型長距離砲を選ばせてもらった。
総じて、マスコミの予想とは大きく異なるものなので、賛否はあろうかと思う。
その選手がファイターズにとって良い選手であるかは、吉村GMにもマスコミにも、僕らファンにも分からない。
ある程度、意図があってそれなりの理由が、話題になって良いかなという考えを示し、今回の更新とする。
過去指名はこちら
指名予想を画像化しました!
清水優心の成長と石川亮
リスナーさんにしゃべり方がスーツさんに似てきたと言われて少し嬉しかった筆者です。
※スーツさんとは鉄道系YouTuberでとてつもない大きな規模のチャンネルです。
正直な話をすると、YouTubeだけに限らず、基本的には模倣によって物事は成り立っているので、真似できるところは真似してクオリティーを上げる努力をするのは当然のことだと思っています。
さてさて、9月8日の札幌ドームでのゲームで、どうしても書きたいことがあったので、乱筆ではありますが、気持ちが乗っているうちに記したいと思います。
試合結果は
と結果的には完敗。
ただ少なくとも僕の目には、7回表2死までは接戦だった。
ファイターズの試合をここまで、76試合実況生配信させてもらって、キャッチャーのリード等の解説を交えてお話をしているが、僕自身も考え方が変化(成長)しているなと感じている。
このブログを読んでいらっしゃる方も感じられていると思うが、後半戦、清水のリードが見違えるように良くなっている。
もちろん結果として、チームの勝ち数は上がっているし、清水がマスクを被っている時の防御率は改善されている。
これも踏まえて、この試合前に、生配信で
「前日の試合展開から考えて、劣勢の展開で8回・9回が勝負になってくる」
と言うお話をさせてもらった。
2・3点差のビハインドの展開でも今のファイターズであれば跳ね返す力が付き始めていると言うことと、どうしても楽天が戦い方を変えてくるだろうと思ったからだ。
そんな中、先発の上沢は絶不調で、ストレートに力は無いし、きわどい所を狙っても外れてしまう、カウントを取りに行くボールは全て甘く行ってしまう。
こうなると捕手のリードは一層難しくなる。
僕が生配信で過去に話をしていたことと少し変わったなと思ったことは、
僕も清水と一緒に成長しているなと言う所だ。
ゲームプランを考えて、その中で、どうやって配球していくかが、僕も仮説として組み立てられるようになってきた。
今までは、その場面、そのイニング、をどうやって最少失点で抑えるかに重点を置いていたが、9イニングを踏まえて、プランニングすることが少しできるようになった気がする。
もちろん、僕は野球を一切やったことないので、素人の戯言なのは分かっているが、配信者の立場として、伝える部分として許して欲しいと思う。
話を戻そう。
絶不調の上沢が打たれたパターンは、初球に際どいコースを狙って、それが外れてボール先行になる。
そしてカウント取るために真っすぐを投げても、フェアゾーンに打たれてしまうし、変化球も甘くなる傾向だった。
そこで終盤勝負ならば、3点くらいは取られる覚悟で配球して、その都度リードを変えて行けばいいと考えて、
初球は甘いボールでもいいからカウントを取る。それが、真っすぐなのか、変化球なのかは、清水が判断する訳だが、こんなに難しいことは無い。
初球なので、1球様子を見て相手の反応を確かめることは出来ないし、前の打席の内容を加味するにしても、全て強振されている状況。
まして、その(サインを)出した球種がバッターに合ってしまえば、長打は免れない。
下手したら数球で失点なんてことも出てくる。
僕の配球はこうだった。
初球は緩いスライダーかナックルカーブをド真ん中に投げて、ワンストライクを取る。
そこからボールを散らして3ボール1ストライクを目掛けてリードする。
その中で、1球でもファールを取れれば、追い込めるし、真ん中を中心に散らすので、コントロールはアバウトで良いし、バッターの打ち損じでアウトが取れる可能性も出てくる。
緩い球から入れば、次の真っすぐは早く見えるし、上沢は球種も多いから、タイミングを外せる可能性も高くなる。
口で言うのか簡単だが、打たれれば
「初球から甘いボールを投げやがって」となる。
そんなリスクを抱えながらのリードだったが、5回・6回はそう言ったリードが上手くハマっていた。
なんとか3失点にまとめた←
初球の入りが難しいと言うリスクに、清水が打ち勝ったと言う意味では、ものすごく意味のあるゲームだったと思っている。
もちろん、調子が悪い中6回3失点だった上沢は立派なのだが、そんなバッテリーの苦労をふいにしたのは、内野手のエラーだ。
いわゆる冒頭に書いた7回表ツーアウトまでと言ったプレーだ。
あそこで石井一成が落ち着いて送球して、Rロドリゲスがしっかり捕っていれば、ゲームプラン通りだった。
もちろんそれが無ければ、勝てたなんて言わないし、全てを彼らのせいにするのは違うと思う。
でも、成長過程にあるキャッチャーにはあまりもの辛いワンプレーだった。
仮に、打線があの3点を跳ね返せなくても、ここ最近はチームの平均得点は4点弱あるわけだから、相手が山本由伸とかであれば別だが、3失点を許容するのはバッテリーとしては当然で、清水(バッテリーミーティング)のゲームプラン通りだったと言える。
#それってあなたの感想ですよね?
そこで、同点ないし、逆転していれば、清水にとって何よりの自信になるし、大きな経験になるはずだった。
一方的なゲームだったが、そんな清水の成長を感じた一戦だった。
石川亮のリードが相手チームに読まれ始めている中で、清水の成長は欠かせない。
もちろん、石川亮に成長するチャンスをベンチは与えるべきと思うが、リリーフキャッチャーとしては申し分ない訳だから、ここに宇佐見が入ってきたからと言って、石川亮は負けないで欲しい。
もう少し打たないとね←
僕も日々野球を観る目を養って行きたいと思います。
と言うことで、明日からしっかりやります!
【ファームレポ】野球とはと言う問い
いよいよ、このブログやYouTubeチャンネルで“アンチ”の攻撃に遭い始めた筆者です。
普段はファイターズの試合に合わせて実況生配信やってます!
「発信者とはそう言うものだ!」と体験した者と、そうで無い者には180度の違いがある。
そして僕自身は、野球を経験していない中で、実況生配信やブログで発信をしている。
野球をやったことのある人にしか分からないことがたくさんあることも自覚している。
だから、発信をしていない人がどうのこうのと言うつもりは無いが、アンチ活動よりも発信する方が面白いし難しいってことは、こちらからお伝えしたいと思う。
今日のファームレポは今までとは違った感じで書いておこうと思う。
と言うのは、最近は各媒体でファームの試合が速報で出るようになったし、結果も正確なものが提供されているから、僕がそれを書く価値は無いからだ。
スポナビさんのアプリが一番分かりやすいよ←
今日、観戦したのは
北海道日本ハムファイターズ vs 埼玉西武ライオンズ @鎌ヶ谷スタジアム
ファイターズ3‐5ライオンズ
勝:大曲
負:福田
S:田村
ライオンズは1回表、高木渉の右前適時打で先制する。ファイターズは4回裏、清宮の適時打などで3点を取って逆転するも7回表にファイターズ福田からライオンズ柘植の場外に消える特大ツーランホームランなどで、一挙4点を挙げ試合を決めた。
ファイターズはライオンズの中継陣から1安打しか放てず再逆転することは出来なかった。
話題性のある所から行くと、渡邉諒が1軍登録を抹消されて、5番セカンドでスタメン出場。
7回の守備機会を無難にこなし、2回の併殺機会もしっかりゲッツーを完成させていた。
実は守備が上手いんじゃないか←
打っては2打数1安打1死球。
やっぱり打球の質は1軍の選手だな。
そして、僕が欲しいと切望し続けた木村文紀が3番ライトでスタメン。
3打数0安打1死球2三振
守備では1回表の高木渉の打席、2死二塁で右前適時打の際、ホームへ強烈なバックホーム、打った瞬間と木村が捕球した時には余裕のホームインかと思いきや、クロスプレーまで持っていく、ダッシュと強肩を見せつけた。
しかし、7回表の川野の大きな飛球を、目測を誤ってツーベースにしてしまうボーンヘッドも…
贔屓目もあるが、追い方がフェンスを気にしていて、風がライト方向への風であったことを考慮しても、木村の守備力なら難なく捕球して欲しかった。
さてさて、
いろいろ問題のあるファイターズですが、野球ってやっぱり
全力で投げて、全力でバットを振って、全力で走ること
だと思う。
ライオンズの選手はバットをとにかく強く振るし、速い遅いは別にして全力で走っている。
時にはこんなサーカスプレーまで飛び出す始末。
https://player.vimeo.com/video/590482289?h=44fa1b5cbc
セカンド山村の送球は、ウルトラCなのだが、普段からキャッチボールをしっかりやっていないと、あんなに強いボールは投げられない。
柘植にはファイターズの室内練習場に叩き込まれる場外ホームランは、普段からの強く振る習慣の賜物。
キャッチャーだぞ!
もう1回言うぞ、
キャッチャー!!
トータルとしては良いゲームだった。
特に僕が印象に残っているのが、9回のファイターズの守備
1死一塁でバッター金子が放った打球はセンターやや右へのヒット。
一走(川野)は打球を見て三塁へ向かう。
万波は低く速いライナー送球で、ショート上野へ返した。
打者走者の金子は三塁上でのクロスプレーを予測し、一塁を大きくオーバーランして2塁をうかがっていたが、上野が反転し、二塁へ送球。
狭殺プレーに持ち込み最後は一塁手の清宮がタッチしてアウト。
どう考えても、金子の走塁ミスだが、僕が感じたのは万波の成長で、
万波の強肩なら、三塁で一走を殺せたかもしれないし、今までの万波だったら、闇雲に三塁へダイレクト送球していたと思うが、冷静にショートへ強いボールを返した。
これは野球の基本としては当然の事かもしれないが、
この基本をやれていないから、ファイターズは守乱な訳だし、これで金子に二塁へ行かれていたら記録には表れないエラーだ。
僕はこう言ったプレーを強く望んでいる。
今のファイターズに勝つことや良いチーム作りなんて望んでいない。
だから、今日の万波のプレーのように、ポテンシャルのある選手がこう言ったプレーをしてくれるとすごくホッとするし、上野の反転も、今の1軍の内野手では狭殺に持ち込めなかったような鋭いものだった。
こうやって、栗山監督じゃないけど「前に進んでくれれば良いと思う」
もう一つ思ったのが、渡邉諒と松本剛のスイングだ。
一塁側から観戦していたから、右打者のスイングはよく見えるのだが、気になったことがある。
これは素人目線なので、本当はプロの方に聞きたいことなのだが
この文章が読めるかアンチ?←
あっ口が悪くなった←
この2人に共通しているのは1軍で2年程試合に出続けた準レギュラーだ。
スイングスピードは1軍レベルだし、1軍のボールに目は慣れているはず。
それでも打てなくなっているのは、ポイントの近さにあると思った。
この2人の打席を見ていると、ファームの選手が出来ないようなファールを一塁側のスタンドへ打っていた。
(5番が渡邉で6番が松本だったのですごく分かりやすかった)
右方向に意識があって、ポイントが近くないと、ああいったファールにはならない。
恐らく、スイングスピードが速いからバットに当たるが、普通の2軍の選手なら空振りにしかならないようなポイントでボールを捉えている。
指導方法に正解は無いから、
「その打ち方は間違いだ!」
とは言えないけど、彼らの長所を消してしまっているのは、このポイントが異常なまでに近いことなんじゃないかなと思った。
もちろん1軍ではストレートも速いし、変化球もキレがあるから、その対応も必要になるが、ポイントが近すぎて窮屈になっていて、目に見えないつっかえ棒みたいなものがトップの位置からスイングするまでの間に入っているような感じに見えた。
だから
フルスイング出来ないし、ファーストストライクに手が出ないと言うファイターズの選手の特徴に繋がっているのかなと思ってしまった。
それが(ポイントを近くして選球眼とヒッティングを両立することが)出来るのは、西川と近藤くらいなもので、
空振りが多くなっても良いから、自分が本当に捉えやすいポイントをもう1回探して欲しい。
彼らには、もう1回くらい花を咲かせてもらいたいと思うからね。
フルスイングするため、全力で走るため、全力で投げるため
今回はフルスイングができない要因と、闇雲に全力で投げるのでは無く、強いボールを基本に沿って投げる守備について、注目してみた。
組織が腐ろうが、選手が腐らぬよう、素人評論家として明日からもしっかりやります!
三振は多いけど、長いのを打てるバッティングを1軍でお願いします!
ベテランとしても若い選手を引っ張っていって欲しい!
今川さんが映り込んでますww
宇佐見の打撃フォームが変わっていた!代打でレフトへ渋いヒット!
3時間20分の試合は中身の濃い試合になった。
中田翔の一件で思ったこと
新型コロナウイルスの魔の手が近くまで迫っている筆者です。
職場で毎日のように陽性者が←
後半戦に向けて、いろんなことを調べたり、動画を作っていたら
中田翔が暴力行為で出場停止と言う記事が飛び込んで来た。
暴力は決して許されることでは無いと言う前提だが、結論を言うと、
僕は中田翔を擁護する立場にある。
事実だけ整理をすると、
中田翔がチーム内でなんらかのトラブルを起こして、無期限の出場停止処分になっていると言うこと。
そこで僕が、TwitterやSNSで飛び交っている情報を見て思うことは、上記の情報すら把握できていない人が居て、「やっぱり中田翔は暴力をふるう人だったのか?」とか、「殴られたのは誰か?」みたいな風潮になっていることだ。
そもそも論、中田が、路上で誰かを殴ったり、人を傷つけたとかなら分かるけど、職場内でのいざこざなんて、よくあることだし、その事実関係なんて、見る側面によって変わるから、まず事実だけ見ようよと思う。
その上で、僕の見解を言うと
(暴力が事実であると仮定すれば)、
中田翔に暴力行為に及ばせた組織が悪い!
だ。
理由は2つで、
問題行動が2回目であると言うこと
もう一つはそれを止める立場にある人が居ないと言うこと。
1回目にバットをベンチでへし折って、ベンチ裏で自ら転倒して、負傷していると言う過去があって(これも真実かは不明)、中田が激高しやすい状況にあるのは、把握している。
そこへ来て、止める立場にある人が居ない上に、それを社会的に許されない行為だ!
とか言って処分していること。
だってこうなることって容易に想像できるじゃん…
ここから先は僕の憶測で話をする。
中田翔のフラストレーションは限界に来ているのは、なんとなく分かる。
恐らく今のチームの状況って、決して勝利を目指す集団になっておらず、本来野球チームがあるべき組織に無いのは、試合を観ていれば分かると思う。
中田翔って負けず嫌いだし、そんな環境を許せるはずがない。
そんな中で選手がプレーしていて、自身の状態も悪ければ、問題行動の一つや二つは起こすだろう。
北海道日本ハムファイターズと言うチームは、育成方針や教育方針が、ルールでしっかり決められている。
その歯車が完全に狂っている状態で、不平不満が無い方がおかしい。
最近はおとなしい選手が多いし、それに苦言を呈する人が居なくなっている。
何度も言うが、それが暴力をふるう理由として正当化されるべきでは無いが、そこに一石を投じる人間が居ないことの方が問題だと僕は思う。
中田翔って、やんちゃだし、ぶきっちょなところがあるから、そう言ったことが表現として社会的に許されないものとして出てしまったと思っている。
球団に苦言を呈して、こうやって処分されてしまえば、間違った方向に組織が進んでしまった時に歯止めが利かなくなる。
それを奇しくも背負わされてしまったのが、中田翔だと思っている。
スポーツ紙の情報によると、栗山監督が知らなかったみたいなことが書いてあって、現場の最高責任者がそれを知らないなんてありえないし、そう言ったことがまかり通っている時点で、組織としておかしい。
新型コロナウイルスで政府の対応が批判されているが、それは当然のこととして、恐らく首相や担当大臣って肝心な情報は耳に入っていないのだと思う。
耳障りなことを言えば自分の立場が危うくなることは、国会議員や役人は百も承知で、そういった忖度は身を守る上で当然だからだ。
それと同じことが、ファイターズでも起きていると思っていて、こう言った報道が出た時に、「中田なら当然とか」「やられた選手は誰だ?」みたいなワイドショー的な発想しかできない人が増えれば増えるほど、ファイターズが良くなる機会を奪う一方なのだ。
この報道が出た時に、「栗山監督は何をやってるんだ?」とか「球団は同じ失敗を何度するつもりだ?」みたいな論調になれば、球団のお偉いさんたちも
「これは(自分たちの立場が)ヤバイ」となって、改善の余地が出てくるが、SNSの風潮は愚かにも程がある。
仮にこのブログを読んで下さっている方にも、“いわゆるワイドショー的な発想”の方もいらっしゃると思う。
大丈夫です。
このブログを読んだ時点で、こう言った考え方があると言う選択肢が出来るわけで、僕が批判覚悟でこう言った発信をしている大きな理由でもある。
選択肢ができたら、個々人で自分の考え方を選択すれば良い。
そこに正解は無いし、多様性を認めるってそういうことだ。
ただ、ワイドショー的な発想をしている人が、中田翔を傷つけ、大事(おおごと)にしたくないと言っていた、やられた側の選手を傷つけることになることは知っておいた方が良い。
もちろん誰がやられたとか、僕が気にならないかと言えば嘘になるよ!
でも、「誰がやられたんだ?」みたいなことを思う人が増えれば、「誰がやられた!
」って記事を書く人がお金をもらえるから、こぞってそう言った(誰がやられたみたいな)記事がテレビやネットに躍るよね。
そうやってファン同士がケンカになり、中田も被害者(被害者と疑われる選手)も傷つける中、漁夫の利で儲かる人がいるってことだけは覚えておいた方が良い。
今回の件は、リーダー(球団社長やGM)がしっかり、今後こう言ったことにならないように、ルールを改め、環境作りに全力を尽くす。
中田一人を処分して、「申し訳ありませんでした」で済ませるなんて、あり得ない。
そう言ったところにファンの人たちは意識を向けて欲しいと思う。
だって、ファンはみんなで笑顔でチームや選手を応援して、選手達が試合に勝って笑顔になること願っていることは同じな訳で、リーダーがやるべきことをやらないと、現在の新型コロナウイルスの件のように分断を招く。
そういったリーダーを突き動かすのは、僕らファン一人一人であり、新型コロナウイルスの件で言えば国民一人一人なのだから。
こんなこと、誰も幸せにならない。
中田翔も、被害を受けた選手も僕らファンも、もっと言えば栗山監督や首脳陣やスタッフ、選手達だって…
北海道日本ハムファイターズと言う、球団の羅針盤は、リーダーが握っている。
それをどう指揮するかが問われていることだと思うし、こういった事件が起きるのはヒューマンエラーで無くシステムエラーなのだから!
今の社会構造とファイターズが同類にならないことを願って
そして何より、中田翔がグラウンドに戻ってくることを願って
この更新とする。
35歳からしっかりやります
野球を勉強するなら、オリンピックよりも高校野球の地方大会だと信じて疑わない筆者です。
普段は北海道日本ハムファイターズの試合に合わせて、実況生配信をしてます。
今日は、野球の話とは全然関係なくて、僕自身のお話をしたいと思うので、興味の無い方は読まなくて大丈夫です。別のことに時間を有意義に使ってください。
僕は来週で35歳を迎えます。
子供の頃に思っていた35歳とは180度違う人生になっているのは間違いなくて、気持ちを整理する意味であったり、リスナーさんには出来る限りいろんなことをオープンにして、一緒にチャンネルを育てて行きたいので、ものすごく恥ずかしい話ばかりですが、共有する意味での更新です。
僕は子供の頃、お菓子についてくる指人形(業界的には食玩と言ったりします)とバットとボールのキーホルダーを使って、一人野球実況をするのが楽しくて仕方なかった。
それが少し大きくなると、テレビゲームに移っていく訳ですが、実況パワフルプロ野球なんてゲームが出た日には、めちゃくちゃ感動したのを覚えている。
我が家は
「良い高校に行って、良い大学に行って、良い会社に入って、良いお嫁さんをもらえば幸せになれるよ」
と言う教育方針で、僕が子供特有の病気を持っていたこともあり、勉強は相当やらされた。
勉強はもちろん好きになることは無かったし、頭が悪かったから、とにかく詰め込み教育で、クリスマスプレゼントに問題集が渡されるなんてこともあって、なんとか4年生大学行ける程度の学力と学びしか得られなかった。
社会人になってから、親と何もできない自分を責めた。
嫌なことがあれば転職を繰り返すし、転職先も大手じゃないと親は首を縦に振らなかった。
かなり厄介だったのは、成長する過程で、学校の成績特に“国・数・英・理・社”の類の成績が良ければ褒められるが、その他のことは褒められた記憶が無く、親に認められるために生きていた(=勉強したり、進路を決めていた)。
そこで生まれた感情は“孤独感”だった。
転機が訪れたのは25歳の時だった。
人生で初めて、彼女ができて「結婚しよう!」と同棲もしていた。
もちろん親には死ぬほど反対された。
挙句の果てには、好きだった彼女を他の男に奪られて、家を追い出される始末…
今になれば、「全部こっちの責任(全部俺悪い)」と心底思えるが、当時は感情をコントロールするだけの知恵や経験を持ちわせていなかったから、とんでもない心理状況だった。
孤独感に拍車をかけることになり、その子の代わりになる人を探す、不毛の旅に出てしまうことになる。
そこに使った時間やお金は相当なもので、言語化することすら憚られるレベルだ。
そして、その不毛な旅の最中、その子が過去にしてくれたことと同じようなことしてくれる人が現れた。
その人のことが好きであるとか、付き合うとか、肉体関係を持つとか、そう言った表面的な類のものでは無く、「あの時の後悔を取り戻す機会が訪れた。」と、狂ったような感情だった。
そんな人間に待っているのはロクな結果では無く、“孤独感”のもとになっている、過去の恋愛や家族との関係において鉄槌が下って、過去の彼女に投影していた人には、その過去の倍の寂しさを何度も突きつけられ、過去にした恋愛が間違っていたと言う事実を人づてに聞くことになり、家族との関係も悪くなった。
これが同じタイミングで僕に降りかかった上に、
夢として追いかけていた野球の仕事は“戦力外通告”…
全ての鉄槌が下ったのが、ファイターズが5勝20敗した2019年8月のことで、本音を言えば、この時のファイターズの現実ってほとんど記憶にないのだ。
寝ることも食べることも出来なくて、どんどん痩せていき、体重は44㌔まで落ちた。
「人間ってこうやって死んでいくのかな?」とすら思った。
そこで、救いの手を差し伸べてくれたのが、このYouTubeチャンネルだった。
しかし、それと並行して、
孤独を紛らわせるために、時間とお金を使うと言う過去の失敗も再び繰り返した。
しかしどうだ!?
キングコング西野亮廣さんとの出会いや、仏教のYouTube(大愚元勝和尚)との出会いで、
そんな自分の病的な感情を少しずつ俯瞰して(客観的に)見ることができるようになっていった。
そもそも病的と言う感覚すら無かったが、それを埋め合わせようと思えば思う程、深みにハマっていくことをこの2年間で理解することができた。
僕はこれからどんどん歳をとって行く。
結婚しようが、彼女が居ようが、僕は常に潜在的(病的)な“孤独感”が首元に突き付けられている。
しかも、老いが進めばさらにその“孤独感”を深めることになるのは容易に想像できる。
これだと、時間もお金も全て、この“孤独感”に持っていかれて、死んでいく。
あの出来事から10年。
そして、追い打ちをかけた出来事から2年。
悪い習慣を断ち切ることを決めた。
人間なんて、ましてや僕のような意思の弱い人間には到底出来ることでは無いが、2年前に追い打ちをかけられた(鉄槌を下された)お陰で、解決策をたくさん持つことが出来た。
僕の過去を知っている人に、この動画を見せたら
みんな泣いて涙を流してくれた。
それまで身に付けてしまった悪い習慣(=悪習)を別の習慣に上書きすることでしか、悪習を断ち切れない。
ナカちゃんのお陰で、YouTubeの世界でいくらでも頑張れるステージを用意してもらった。
そこには心温かいリスナーさんがたくさんいる。
「だから“寂しい”なんて言ってないでそこに全力を注ぎなさい。一緒に笑ったり泣いたりしてくれる仲間がいるところで頑張れるなんて、そうあるもんじゃない!」
野球の神様と恋愛の神様がそう言っている気がする。
栗山監督の考えもしっかり入っているよ←
だから、僕がまた悪い習慣に足を引きずりこまれそうになったら、
「もっと頑張れよ!」って言ってください。
僕はきっと頑張れます。
(配信お疲れ様とか、楽しみにしてるよ!そう言った言葉が今までどれだけ励みになったか…)
数か月は皆さんの見えない所で、禁断症状に苦しめられていると思います。
それをかき消すために、出来ることは全部やります。
過去に受けた親の業(ごう)を乗り越えて
10年間の失敗を失敗で終わらせないために
35歳からはその覚悟を持って
しっかりやります!
石川亮が活躍するために
ブログやYouTubeで発信したいことが山ほどなるのに、効率的に発信する仕組み作りに苦慮している筆者です。
#しっかりやります
普段はファイターズ戦の実況生配信やってます。
石川亮のリードについてTwitterで呟いているせいか、タイムラインが石川亮のバースデーツイートで埋め尽くされていたので、いい機会だから彼のことについて、文章で発信しようと思う。
過去に清水と宇佐見の違いについてや、配球とリードの違いについてブログで更新して、好評だったこともあって、YouTubeの生配信でもリード面で解説することが多い。
僕は石川亮の大ファンと言う訳では無いが、
ファイターズを勝たせるキャッチャーが推し捕手
と言うことになるから、今後の捕手事情も含めて少しお付き合い頂ければと思う。
過去にこんな記事を更新した。
現状この時から、大きな改善が見られず2021年シーズンの前半戦が終了した。
そんな中、台頭してきたのが石川亮だ。
宇佐見は極度の打撃不振と安定していた盗塁阻止率が急降下…
一本立ちを期待された清水は打撃の向上は見られず、ブロッキングはかなり改善されていたが、課題だった送球難は改善されず。
試合中に感情的になることも多く、そこに割って入る捕手が出てこないまま…
チームは投打の歯車が逆回転を起こして、シーズン序盤は先発投手陣が撃ち込まれ、中継もリードを吐き出す展開が続いた。
そんなタイミングで石川亮がマスクを被る試合が増えて、少しだけだが勝ちを拾える試合が出てきた。
そこで露骨になったのが、清水のリード面だ。
Twitter上で清水のリードについての批判的なコメントが急激に増えた。
僕はYouTubeの生配信の中で、清水の「こう言ったリードが良くない」と言うことをずっと指摘していたが、こうなると石川亮のことにも言及しておいた方がいいなと思う。
大前提として、“リードに正解は無い”だ。
チームが勝てばそのリードは正解だし、
負ければ不正解とみなされる。
だからこそ
“リードは結果論で語られるべきでは無い”
と僕は思っている。
野球をよく知らない方にも分かりやすく言うと
清水のリードは、投手が投げたい球を優先する。
石川亮のリードはバッターの頭に無いボールを要求する。
どちらが良いとは言わないが、勝ちやすいのはどちらかと言えば石川亮の方だと思う。
理由は、
投手が投げたいボールはバッターも待っている可能性が高い。
逆にバッターの頭に無いボールは打たれる可能性は低くなる。
実際にはこんな単純なものでは無いが、結果球(三振を取ったり、打ち取ったりする球)からの逆算に対する2人の考え方の違いはここにあると思っている。
しかし
石川亮は現時点では、やはりリリーフキャッチャーで、正捕手になるためにはこれからいくつもの失敗を繰り返しながらのリードになってくる。
石川亮のリードについて、バッターの頭に無いボールと言うのは、いくつかあると思っていて
一つは、このタイミングではホームラン(等)を警戒して、この球種・コースは投げてこないだろうと意識的にバッターが選択肢から外しているケース
二つは、緩いボールやピッチャーが投げることに難易度が高い、球種・コースであるケースがある
これを続けることを僕は裏のリードと呼んでいる。
バッターが意識的に危険なボールを待っていれば、大事故になる
また、
ピッチャーにとって難易度の高いボールは失投を招きやすい。
常に危険と隣り合わせのリードをフルイニング続けて、裏のリードが表になり続けたら、裏のリードは無くなってしまう。
だから、正捕手になるためには、
ある程度打者が嫌がるボールと投手が投げたいボールをミックスした、オーソドックスなリードも試していかないといけない。
試すと言うことは、失敗を知ることだ。
キャッチャーのリードは確率の高い方を選ぶのが理に適ったリードと言われる。
失敗する確率の高いものを捨てると言うことが、成功確率を上げる方法であり、そこの失敗について、僕は温かく見守って行きたいと思っている。
そのために石川亮に必要なことは
ただ一つ!
絶対的に打つことだ。
清水はバッティングの素質はかなり高いと思っている。
清水のファンには怒られるだろうが、彼にはずる賢いところが無く、感情的になりやすいので、捕手は向いていないから、捕手としての配球の読みとショートバウンドを処理できるスキルを使ってファーストやサードに挑戦して、彼の良さを生かしてみてはと思う程だ。
話を戻そう。
捕手のリードは、なかなか比較することが難しいが、バッティングは打率や本塁打数など数値化しやすい。
特に誰をとっても打てる捕手が居ないファイターズだから、そこが抜きんでれば、先発マスクを被れる試合数も増えて、失敗が許されるケースも増えてくる。
今の石川亮の立ち位置は失敗が許されない状態なので、自分で失敗できる状況を作るためにも圧倒的に打って清水からマスクを被るイニング数を奪うしかない。
そしてYuチャンネルが提唱している“500打席問題”についても言及しておこう。
※プロで1軍のボールを打てるようになるまでには平均で500打席を要すると言う投チャンネルが掲げるデータ
彼は8年目のシーズンで昨年まで200打席、今シーズン前半までで97打席をもらっていて、合計297打席。
なんとか、後半戦の最後には400後半くらいまで打席に立って、.230くらいは打てるようになって欲しい。
超主力級のバッターでは無いが、プロの1軍でマスクを被るのに最低限の打力に達すると言う意味ではこの500打席問題も参考にしてもらいたい。
感情的な話にはなるが、
自分に厳しく、他人に厳しくすることが難しい今のファイターズの環境にあって、全体を見渡して、捕手として必要なことをやれている石川亮は正直すごいと思っている。
(プロの世界なら普通のことではあるが、逆に言えばプロ野球選手ってこと)
普通は環境に左右されてしまうものだが、セーフティーバントへの警戒やシフトの指示、投手への声掛けやジェスチャー、インプレー中の必要なバックアップやコリジョンに対する備えなど、しっかり出来ている。
捕手として必要な部分を持ち合わせているのだから、ある程度試合に出続けて、後継の捕手と併用できる環境を作って欲しい。
鎌ヶ谷にいる、田宮・梅林・古川の起用は
彼らに1軍での経験が無いから、石川亮の経験と実力との併用が不可欠なのだ。
僕は野球の過半数は
守りの要素が占めると思っていて、かつキャッチャーのリードが、かなり勝敗にかかる構成比が高いと思っているから、将来のファイターズのためにも石川亮の存在が大きなものとなると信じている。
打て!!
石川亮!!!
そしてお誕生日おめでとうございます!!!!
大島康徳さんありがとう
本当に久しぶりの更新です。
昨日、中日・日本ハムで選手として活躍され、日本ハムファイターズで3年間監督をされた大島康徳さんが亡くなられたと報じられた。
ご冥福をお祈りいたします。
僕は大島さんの現役時代を知らず、2000年~2002年の監督時代に知ることになる。
僕は当時、中学2年生~高校1年生で、受験や部活が忙しく、ファイターズの試合をゆっくり観る機会は、あんまり無かった。
正直言えば、前任の上田監督の時に優勝一歩手前まで行っていて、大島監督の時には下位に沈んでいたから、監督としての印象は、子供ながらに良く無かった。
こうやって大人になって、いろんなことが分かってくると、感情をむき出しにして、勝利への執念を見せる、素晴らしい監督だったなと今となっては思う。
大島監督時代の想いでは2つ
一つは2000年6月の対ロッテ戦での出来事。
これは東京ドームでのゲームで、ローカル放送を生で観ていた記憶がある。
詳細はこちら↓
10‐4とファイターズがリードした7回表にロッテ大塚明が放ったポール際の大飛球がホームランの判定。
VTRを見ると明らかなファールで、大島監督は大激怒してベンチを飛び出し21分間に及ぶ猛抗議。
その後のニュース番組を見て、大島監督が急性胃腸炎で救急車で病院へ運ばれたことを知る。
子供ながらに感情の起伏が激しい監督だったから、怖いなとは思っていたが、勝ちにこだわる姿勢、そして翌日も周囲の人の反対を押し切って采配を振るった姿は、今のファイターズに必要なことだなとも感じる。
2つ目は田中賢介選手の東京ドームでの最終ゲーム。
花束の贈呈に、闘病中の大島さんが来られていて、田中賢介がすごく嬉しそうにしていたこと。
実際に僕が撮影したもの
田中賢介は北海道移転後のファイターズ黄金期を支えた二塁者なのはご存じの通り。
試合前の練習も真剣だよね←
1999年のドラフトで西武・中日との競合クジを引き当てたのが当時の大島監督で、同性の田中幸雄の後継者としてドラフト2位で東福岡高校から入団した期待の遊撃手だった。
守備は当時の田中幸雄や奈良原浩とは比べ物にならず、打撃も非力で、簡単に内野にポップフライを上げてしまう印象だった。
話は少し逸れるが、僕が配信をしているYouTubeチャンネルで
▼Yuチャンネル▼
「500打席問題」
と言うものがある。
簡単に言うと、
打者が1軍の投手のボールを打てるように(レギュラーに)なるのに必要な打席数が平均で500打席と言うデータ
があるのだが、去年セ・リーグで首位打者を取った佐野恵太やオオタニサン(大谷翔平)にも当てはまっている数字なのだ。
興味がある方は、主力として現在活躍している選手が活躍する前年までに1軍での打席数がどれくらいなのかを数えて見ると面白いと思う。
話を戻そう。
ここからは北海道移転後のファンの方にも所縁のある話になって来ると思う。
田中賢介が活躍した2006年はファイターズが念願の日本一になった年でもある。
彼の2006年までの彼の打席数と成績をまとめてみた。
活躍する前年までの打席数が485打席。
そのうち298打席が大島監督の在任期間のもので、いかに期待されていたかが分かる。
この2001・2002年の数字を見るとかなり我慢をして使っていたかが分かるし、勝利にこだわりながらも、人情味あふれる監督で、
「田中賢介と言う選手をなんとか大成させるんだ」
と言うのが伝わってくる。
指導者としては、その意思を白井一幸さんが引き継ぎ、才能が開花。
2006年以降の田中賢介の成績は言うまでも無い。
人間の縁と言うのはどこでどうなるか分からないなと思う。
決して好印象で無かった大島監督に対しても、大人になり、ファイターズの野球と向き合うようになって、印象ががらりと変わった。
そりゃ、昭和~平成初期の職人気質のプロ野球選手だから、令和の世にはそぐわないかもしれない(退場もいっぱいしてるしね)けど、今のファイターズの野球を見て、大島さんはどう思うだろうか?
「バカヤロー!下を向くな!!全力で野球をやって勝つんだよ!!!」
とお父さんの小言が僕には聞こえてくる。
天国から優しく、時には厳しく
ファイターズを見守って下さい。
ありがとう大島監督!