日ハムの不安要素
当面スラムダンクネタが続きそうな筆者です(笑)
ちなみに僕がスラムダンクを知ったのは、ちょっと遅くて19歳の時(2005年)で、浪人生の時に予備校から帰ってきてケーブルテレビで放送していて、毎日の楽しみとなっていた。
ちなみに好きなキャラクターは田岡茂一(陵南高校監督)と海南の牧伸一だったりする。
田岡監督は人間味があって、どこか自己投影してしまい、牧はあまりにも完璧で、憧れのキャラクターと言う、よくありがちなやつっス(笑)
今日は、そんな田岡監督の名言「湘北の不安要素」ならぬ、
「日ハムの不安要素」を敵将の立場に立って記していきたいと思う。
開幕を3日後に控えて、そんなマイナス要素を話すなんて、ファンとしてあるまじき姿だと批判を受けることは承知の上で話をしていく。
ファイターズは練習試合で、打者でレギュラーと言われる選手は順調に来ている。
昨年の長打力不足、特にホームランがリーグワーストであったことに関しては、レギュラー(中田・大田・渡邉)と若手(万波・野村)がしっかり結果を出している。
そこは、前向きに捉えて良いと僕は思っているし、あえてそこを逆張りするつもりはない。
ただ
“日ハムの最大の不安要素”は“捕手の守備力”だ!
ファイターズのオープン戦・練習試合を観ていると、まずはワイルドピッチ・パスボールが非常に多く見受けられる。
また、盗塁阻止に関しても、かなりの確率で相手チームに盗塁を許している。
どちらも、投手と捕手の共同作業によって、成り立つプレーだから、捕手ばかりは責められないが、細かく見ていくと、僕が敵将ならば、その弱点を突くだろうと考える。
ファイターズの捕手陣は現状、ブロッキングは決して上手ではない。
有原が昨年、暴投王になったのも少なからず、捕手のブロッキングの問題だ。(ただ、ちなみに捕手に責任が無いからワイルドピッチなのだが…)
どうも、ワンバウンドになるボールを中途半端にミットだけで取りに行くケースが多い。
これは、指導方法なのか、身に付いてしまったものなかは不明だが、僕が敵の走塁コーチや、監督なら、「ファイターズ相手の時は、ワンバウンドは常に(次の塁を)狙っていけ!」とあえて指示する。
これは、鶴岡・清水・宇佐見・郡・石川亮、誰か個人を指すものでは無く、全体的に見られる傾向で大きな不安要素だ。
もう一つの“盗塁阻止”に関しては、避けられない傾向があって、鶴岡は年齢による肩の衰え。
清水に関しては、手足の長いキャッチャーで、どうしても送球動作が大きくなる、投手がクイックを頑張っても、どうしてもタイムロスが発生する。
宇佐見や石川亮も比較的その傾向がある。
ちなみに
宇佐見は昨年盗塁阻止率.400でリーグ2位
石川亮は.185でリーグワースト2位、鶴岡が.233でワースト4位
また今年は、送球がよく逸れる…
そこへ来て、石井一成と渡邉諒もカバーリングからタッチのスピードはそんなに早くない…
中島卓・田中賢の二遊間はタッチのスピードは本当に早かった。
投手に目を向けると、バーヘイゲンはクイックに難があり、河野に関してクイックは比較的上手だが、投球のクオリティーが大きく落ちることを考えると、まだ課題があると言える(相当意識している)。
上沢はもともと、クイックがものすごく早い投手だが、大ケガ明けでクイックになった時にしっかりとしたフォームで投げられるが心配な部分もある。
そこを、相手チームが見逃すハズが無い…
これが「日ハムの不安要素」だ…
ある程度、ファイターズバッテリーからは走れるだろうと言うことで各チームは積極的に走ってくるだろう。
そこは序盤に企図された場合、とりあえずピッチアウト(打者の外角高めに外して盗塁阻止を助ける投球)してでも、刺さないと、本当にこのバッテリーからは走れると、自信を付けさせてしまう。
ブロッキングに関しては、短時間での技術向上よりも、現状を逆手にとって、ミットだけでワンバウンドを捕球した時には、ピックオフ牽制をして、リードを取らせないなどの対策は必要だろう。それをシーズン序盤にやっておくことが大切になってくる。
と言う解説が入りそう(笑)
相手に不用意に進塁されるのは、試合の流れを渡してしまうこととイコールだ。
あえて、この不安要素をプラスに変えるとしたら、捕手の捕殺によって相手の流れを切ることだ。
不安が的中しないことを祈るばかりだ…