野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

何が大切かを考えてみよう

緊急事態宣言が長引いて、お酒の量が増えていることに反省している筆者です。

人と楽しく適量のお酒を飲みたい←

 

 

昨日、

練習試合の試験配信に遊びに来ていただいたみなさん本当にありがとうございました。

仮説と検証の積み重ねでシーズンに臨むのは僕らも同じ←

 

ここ数日のファイターズの実戦を見ていて感じたことをダラダラと書いていきたいと思うのでぜひお付き合い下さい。

 

シーズン前、栗山監督は「走塁から野球を学んで欲しい」と言うコメントを残していた。

 

昨年から今年かけても、長打の重要性すなわち打ち勝つことが必要だと述べている。

 

そしてここへ来て、今川と石井一成を2軍に落として、上野響平と横尾を1軍に昇格させて、上野に関して「守備は重要だから」と言うコメントを出している。

 

本当は何が重要なの←

 

やっぱりこのコメントの残し方は、僕の中では好ましくなくて、リーダーが発信するものとして、「選手が混乱しないかな?」と感じてしまう。

 

実際に、中でどのようなやり取りが行われているかなんてわからないので、確信めいたことは言えないが、

ファイターズが実際にどんなことをテーマにキャンプに取り組んでいるのかが分かりにくい。

 

特打特守に加え、“特走”なんてものまで取り入れている。

特捜=走塁にガサ入れするのかと思った。

 

キャンプでは時間も限られているし、選手だって無尽蔵に練習出来るわけでは無いことを考えると、どうしたって優先すべきことは示さないといけない。

 

ここからはいろんな意見があって然りだと思うので、

このブログを読んで

「自分はこうだ!」

と言うご意見・感想を持って頂ければと思う。

 

僕が考えるのは、

自分がコントロールしやすい要素が何か?

を考えることだと思う。

 

最もコントロールしにくいのは打つことだ。

相手捕手が、打者が打ちにくいボールを選択し、打者を打ち取るために投手が全力でボールを投げてくる。

それを、バットと言うあの細い棒で打ち返さないといけない。

その上で、30パーセントの確率で優秀と言う世界だ。

 

投手を含めた守備がもっともコントロールしやすい。

被打率や防御率と言う数字を考えれば、そのことが良く分かると思う。

 

その上で、

着手すべき優先事項は投手を中心とした守りだ。

僕が“守り勝つ野球”がファイターズの目指す方向だと思う理由だ。

 

そうなると課題は山積していて、

キャッチャーのリード、内野手の守備

特にこの要素は2月23日の楽天との練習試合でもいろいろと浮彫になった。

 

清水の意図が不明確な配球。

走者を背負って、(相手の)スクイズやエンドラン、フォースボーク、狭殺プレーにおける内野手の連携があまりにもお粗末な内容だった。

 

ここの改善無くして、ファイターズの浮上はあり得ない。

 

でも逆に言えば、

栗山監督の言う通り、全ては走塁と繋がっている。

盗塁や奇襲(攻撃側のエンドランやスクイズ)が走塁意識として注目されるが、守備側から走塁を考えれば、

捕手の配球や、内野の守備陣形に連係プレー(併殺や狭殺、スクイズ等々)の意識も変わってくると思う。

 

現代野球では、送りバントや盗塁の得点確率に関する考え方が変わりつつあり

攻撃がいささか大雑把になりつつある。

 

その変化に対応しながら、走塁に対する考え方、守備の意識をファイターズには磨き上げて欲しいなと思う。

 

結論

“走者が本塁を踏むことによってのみ得点が認められるスポーツ”

だと言うこと。

 

走塁から、攻撃・守備を考え、ファイターズが目指すは守り勝つ野球だ。

その土台があってこそ、打つ方で力を発揮できる環境作りを、

栗山監督はじめ首脳陣には期待したい。

 

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オープン戦での生配信では、このことをベースに皆さんとお話が出来たらと思います。

チャットで参加して頂いて、いろんな意見を聞かせてもらえれば幸いです。

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