野球好きのクリスマスプレゼント🎄
12月も折り返して今年も残すところあと2週間を切りました。
日が一番短い冬至が終わり、クリスマスイブ、あっという間に大晦日になる訳ですが、皆さんにとって2018年と言う年はどんな年だったでしょうか?
さてさて、今週からクリスマス商戦が始まり、筆者も忙しくなります。
プライベートじゃなくて仕事ですよ(笑)
そんな筆者よりクリスマスプレゼントと言ったら語弊がありますが、僕が野球を生で観戦して、もっとも感動した試合を紹介したいと思います。
2016年8月14日 夏の甲子園 大会8日目
第三試合 八戸学院光星(青森)VS東邦(愛知)
https://www.youtube.com/watch?v=wQTdXNlXFGE&t=2s
(イヤホン推奨=球場の臨場感が違います。)
この試合は、20年以上野球観戦をしてきて、鳥肌が立つと言うか、野球の全てを凝縮したような内容でした。
僕はこの日、ライトスタンドで観戦をしていました。
普段は三塁特別自由席を好んで観戦をしますが、この日は第四試合に 横浜VS履正社が組まれており、現在の楽天の藤平とヤクルトの寺島の投げ合いが予想され、朝から多くの観客が列を作り、同伴者のとっさの判断で外野での観戦を選択しました。
この試合はいつもの席で観戦をしたかったと今でも思いますが、同伴者の判断でしっかり観戦できたこと、こうやってYouTubeにアップしてくれる人がいることに本当に感謝をしたいと思います。
パワプロでは無いですが、この試合にはシナリオと言うか、物語がありました。
八戸学院光星は1回戦で、地元の公立高校である市立尼崎高校と対戦。
甲子園球場の地元で屈指の人気を誇る公立高校で日本ハムの宮西もこの高校のOBです。
そんな市立尼崎高校を延長の末、破ります
一方、東邦高校は1年の春から出場している“バンビ2世”と呼ばれた、現在中日の藤嶋投手を擁し、最後の甲子園と言うこともあってエースで4番、そしてキャプテンである、藤嶋への注目度や人気はすごいものがあり、
この時点で、甲子園球場は試合前から、八戸学院光星はある意味“悪役”の雰囲気があったのは間違いないと思います。
9回の大逆転劇が今でも語り継がれ、YouTubeでも9回裏の東邦の攻撃をアップしてくれている人が居ますが、このブログを読んでくれている“野球好き”の方には1回表から見て頂きたいと思います。
最近終盤に、劣勢のチームに拍手を送ったり、タオルを振ったりする風潮はこの試合が分岐点(このゲームからそう言う流れができた)であったとも思います。賛否はありますが、この雰囲気はとても言葉にすることが出来ないようなもので、八戸学院光星の選手たちには気の毒であったかもしれない…
それもある意味“甲子園のマモノ”であり、東邦の吹奏楽(マーチング)が作ったものであり、球場のファンのほとんどが東邦高校の逆転を期待していた。
そんな雰囲気の中、同伴者と記録をつけながら、
冷静なんだけど興奮しているトーク(実況・解説のような)で試合を見守っていました
9回の裏、あの雰囲気になるまでの過程は今でも忘れられません。
走者を動かし続け、流れを決して完全に相手に渡さない両チームの攻防。
じわじわと追い上げる東邦の攻撃を、押し返す八戸学院光星の攻撃と守り。
何度も流れを失いかけた東邦が逆転につなげたベンチの笑顔、アルプスの応援。
野球の本質、野球を取り巻く審判や観客、そして放送席の適確な実況と解説。
(NHKの野球中継はどんな状況でも、“記録”を必ず伝えてくれるます。そんなすごさも感じて頂きたいなと…)
全てが詰まったこの試合を、ぜひ年末年始お休みの方は見て頂ければと思いますし、そうでない方はお仕事の合間に見て頂ければ幸いです。
一応その試合の日刊式スコアを貼っておきます↓
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/sensyuken/2016/score/2016081403.html
これがクリスマスプレゼントになれば幸いです(笑)
では、クリスマスの食卓を支えるお仕事を頑張っていきたいと思います!
Happy Christmas!🎄
代打の神様
年の瀬になり、クリスマスが来てキリストと言ういわゆる神様をお祝いするイベント!
大晦日、年越しそばを食べて、神社に初詣でお参りに行く。
楽しいイベント続きですが、いずれも神様を礼拝するイベントと言う意識はあまりにも薄いですよね(笑)
余談ですが、クリスマスに食べる七面鳥の文化はクリスマス発祥のドイツでは無く、アメリカだそうです。現在はその文化は薄れ、ローストチキンを食べる習慣から、フライドチキンやオードブルに変わり、家族から友人や恋人と過ごすものに変わりつつあるようです。
筆者は野球を観ながらローストチキンをほおばる予定です(笑)
さてさてそんな話はさておき、今日はそんな神様のお話です。
みなさんは“代打の神様”と言えば誰を思い浮かべるでしょうか?
そこから阪神は後位継承者がいて、和田選手、桧山選手、関本選手、今年は原口選手が代打で大活躍しましたよね!
(原口選手は代打成功率.404で代打安打数が23安打と驚異的数字)
甲子園球場に代打神社と言う名所を作っても面白いかも(笑)
今回はこのデータをもとにお話の裾野を広げていこうと思います。
12球団の代打成功率の一覧です。
やはり、原口選手の活躍もあり、阪神は突出した代打成績ですよね(笑)
そして、日本ハム(.170)と巨人(.179)の代打成功率の低さは意外でした。
日本ハムは今年引退した、矢野謙次選手が一軍に居なかったこともあるものの、少ない好機をモノにして得点しているイメージが強いだけに、こんなに低いとは思いませんでした。
巨人は、控えの選手の打力も高く、DH無しで代打のケースが多く、それなりに打ってるのかと思いきやまさかこんなに低い成功率とは…
これはチーム単位の数字ですが、個人の数字の累積がチームの数字になるのはご承知の通りです。
では、どう言う人が“代打の神様”なのか…
もちろん代打の神様と言うタイトルがある訳では無いので、この数字が“神様”と言う定義づけはできません。
パワプロなんかは代打成功率の数字で、“代打〇”とかをつけたりすると思いますが、代打には基本的に2つの考え方があると思っています。
- チャンスメークをするための代打
- チャンスで登場し走者を返すバッティングを期待する代打。
僕はこの②で多く打った選手が、“神様”と呼ばれるものと思っていますが、
原口選手の成績はどうでしょうか?
代打成功率=.404(57-23)
得点圏打率=.455(33-15)
チャンスにも強く、代打成功率も高い。彼はまだ若いので、代打専門と言うのはもったいないと思いますが、この数字があと何年か続けば、まさに“代打の神様”の称号を得るにふさわしい選手であると思います。
ちなみに12球団の平均の代打成功率は.224なのでいかに原口選手がすごいかが分かりますね。
パ・リーグよりもセ・リーグの方がチームとしての代打成功率は下がると思います(投手の打順で浅いイニングで交代する場合、打力の弱い選手も代打で出てくるため)が、代打でかつチャンスに強い選手(=代打の神様)が、ベンチに1人いるだけで野球が大きく変わることは間違いないと思います。
それはDH有無に関わらず、相手投手の継投にも影響を及ぼす上に、チームとして攻撃のイメージが描きやすく、選択肢も増えてきます。
具体的に言えば、終盤に自チームがビハインドでも、チャンスを作れば、“神様”が走者を返してくれるイメージを描けるし、“神様”へ繋ぐための作戦や代走の選択肢が増えると言う意味では相手にもプレッシャーをかけることが出来ます。
チームの代打成功率が一番低かったファイターズは
田中賢が38打数9安打.237で最も代打の打席数が多く、次いで鶴岡が33打数8安打.242とパ・リーグ平均の代打成功率が.229であることを考えると、よく打っていると思います。
代打には多くの経験が必要と言われます。現にファイターズの上記2人の選手はいずれもベテランと呼ばれる選手です。
若い選手でも代打中心の起用で、打ちまくってレギュラーを獲得する選手も多くいます、そこで押し出された選手が“代打の神様”としてベンチに控えているチームこそ、本当に強いチームだと思います。いわゆる世代交代や新陳代謝と言う言葉にはなると思いますが、代打にはそんな要素も含まれていると感じます。
ここぞの場面で打席に立つ“神様”!それを祈るように応援するファン!
試合の中の代打の意味あいを感じながら野球をみるのも少し野球観が変わるかもしれませんね。
ファイターズにも新しい神様が舞い降りて来ないかな←小声
マイナスの功罪
最近、急に寒くなり筆者も風邪をひいてしまいました…
そのうえ、職場の試験に不合格で失意の最中ではありますが、そんな時だからこそ感じることを書きたいと思います。
プロ野球のシーズンには、チームに必ず殊勲者と戦犯扱いされる選手がいる。
○○が期待を裏切ったとか、年俸に見合う働きをしなかったとか、スポーツ紙やコラムに書かれる訳で、なんとも厳しい世界だ。
実は、
できなかった理由を探すことより、出来た理由を探すことの方がずっと難しい
と、僕は常々感じている。
今年、下位だったチームにはできなかった理由を探す傾向にある。
一つ例に挙げると、今年の5位だったロッテの盗塁数だ。
チーム盗塁数はリーグ2位の124個、企画数が176回で盗塁成功率は.705である。
パ・リーグの盗塁成功率は以下の通り
今年、走塁改革を掲げ、積極的な走塁を推し進めた井口監督の成果ではなかろうかと思う。
野球評論家の里崎智也氏はこの盗塁成功率ではセイバーメトリクス的には厳しい数字と解説をしていたが、走塁死や盗塁死は流れを変えてしまうため、セイバー的には10回に3回の失敗では盗塁をしない方が良いと言う指標になる。
けれど、企画数もリーグ2位なので意識付けとしてはしっかりできていると言うことになるが、
今年のロッテは積極走塁の結果、とんでもない走塁死も何度かあった。
しかしこれがなければ、途中までCS争いをすることはできなかったのでは無いかと思うし、そもそも失敗をある程度容認する風土を作ること自体が非常に難しいことと思う。
盗塁はある程度成功して当たり前のような感覚にある。なので、本当に走力のある選手しか盗塁を企画しない。
もちろん、井上晴哉がバンバン走って、アウトになるのは無謀と言うものだが、盗塁企画を積極的に推し進めた結果、実は走れたなんて言う選手も出てくるかもしれない。
この流れは、チームの順位や盗塁成功率と言う数字に捉われず、素晴らしく評価できることだと思う。
反省すべき点は自然と炙り出されるが、負の数字の中に、ある好材料を見つけることが、最も難しいのではないか…
数字には直結しないかもしれないが、日本ハムとヤクルトが電撃トレードにて
髙梨・太田賢⇔秋吉・谷内が移籍となった。
投手のトレードの意図は分かるが、この内野手同士のトレードは若干疑問視されるところだ。
特徴としては、谷内が右打ちで太田賢が左打ち、太田の方が若い
と言うことを考えれば、日本ハム側としては既存の選手との兼ね合いを見ていると思う。
僕は過去のドラフトについてのブログでこのようなことを書いた。
↓
刺激と言う意味では、ドラフトの選手よりも若手の内野手には刺激になると思う。
逆に、今シーズン渡邊と石井一を見ていると感じるのだが、彼ら二人は打撃では成長したと思う。特に渡邊は1試合2本塁打を放つなど長打力を発揮してCSにも出場した。
石井一は守備で致命的な失策を犯して打撃にまで影響した感が否めないが、打撃は昨年より数段良くなっていると感じた。
同じ左打ちの遊撃手で太田を放出したと言うことは、石井一に対する期待感の表れでもあると思う。
もちろん今年の成績では、何かを語ることはできないが、渡邊と石井一を今年使って彼らが失敗したこと(共に内野での失策は7つ)が、このトレードで一層生きる。
僕は、このマイナスを大きくプラスに捉えているし、加入する谷内選手を含め彼らを信じている!
タイトルをマイナスの功罪としたのは、ある事象に対して功罪を見ていくが、
人間はどうしてもマイナスの方に目が行ってしまいがちだ。
“功罪相半ばする”と言う言葉があるが、
良いとも悪いとも言えない部分をプラスに変えて行きたい!
マイナスもプラスに転ずる!
そんな自戒の念を込めて今回の更新としたいと思う。
僕が感じる日本ハムと言う組織
最近、野球の試合やデータ関係から外れた内容を更新しているが、
本質は「~野球や組織論は愛情から始まる~」
と言う理念から外れないことをコンセプトとしている。
なのでそれを含めて、今回は僕自身が一番参考にしてきた、北海道日本ハムファイターズと言う球団の組織論と、ストーブリーグで起きている現状を僕なりに書いていこうと思う。
僕を含め、ファイターズファンの今の関心は、レアード、マルティネスの去就と、自由契約になった金子千尋との交渉の行方でしょう。(レアちゃん・マルちゃん・ちーちゃん)
僕はファイターズファンだ!←知ってます
20年以上ファイターズを応援し、指定席は外野自由席と言う信念で球場に行けば応援歌を歌い、勝てば心から喜び、負ければ本当に悔しい。
それとは別に、評論家としての目でファイターズを見たとき、この去就問題について、賛否があることを承知の上で、私見を記述したいと思う。
野球好きの人と知り合って「日本ハムのファンです。」と言うと、
「スター選手が多いですよね!」と言う返答が返ってくることが多い。
読売巨人軍のようなスター性では無い。
過去、同じ東京ドームを本拠地としていた球団としては、天と地ほどの差があった。
そこから北海道に移転し、常勝チームになり、人気チームになった。
実はその背景には昨年まで三塁コーチをしていた。白井一幸氏の存在があることを知ってい頂きたいと思う。
ファイターズがなぜ強くなり、人気球団になり、他球団で埋もれた選手を復活させ、容赦なく人気選手を放出する組織になったのかが、この一冊に集約されている。
https://www.amazon.co.jp/北海道日本ハムファイターズ流-一流の組織であり続ける3つの原則-白井一幸/dp/4866430079/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1543833280&sr=1-1&refinements=p_27%3A%E7%99%BD%E4%BA%95%E4%B8%80%E5%B9%B8
この本はファイターズファンの方にはぜひ読んで欲しい!
僕も正直、衝撃を受けた。
18年間(1999年~)、試行錯誤を繰り返して未だにチーム作りの完成形を見ないファイターズの戦略はここから始まったのだと言うことが書いてある。
その内容を踏まえて、僕にとって最初にショックを受けたのは、現阪神の糸井嘉男の放出だった。メジャー移籍を表明した糸井を2013年、オリックスへトレードで出してしまったのだ。
その結果が良かったかどうかは分からないが、当時の僕には理解しがたかった。
2016年、広島との日本シリーズを制して日本一になった後、陽岱鋼を放出した。(条件面で折り合いが付かず、FAと言う形で巨人入り)
「本当に冷たい球団だな…」と思った。
巨人やソフトバンクのように湯水のようにお金を使える球団では無いにせよ、チームに貢献した選手を簡単にリリースしてしまうなんて、あまりにもその選手にもファンにも説明がつかないだろうと…
ファンあってのプロ野球。ファンあっての球団。
優勝するためのチーム作り。使えるお金の上限。
そのハザマで起きる葛藤みたいなものも、球団もファンも抱えながら、毎年シーズンを戦わなければならない。
むろん、球団には決定権があるが、ファンには決定権が無い。
それでもファンに還元することを常に念頭に置いている球団と、
葛藤を共有すること
が、僕らファンに出来ることなのでは無いかと感じるようになった。
組織論には新陳代謝と言う言葉が付きものだ。
好きな選手が放出されれば、ファンは失望する。
ファンが離れるかもしれない。
そう言うリスクを常に抱えながら、球団はチーム編成を行っている。
個人的なことを言えば、今年から中日でプレーしている大野奨太捕手は、年齢も一緒で、面識は一切無いが、出身大学も同じで、仕事をする上で彼のプレーは励みになっていた。
選手会長まで務めた彼がファイターズからリリースされるのは正直辛かった。
しかし、彼は故障を抱え、出場機会も激減していた。
そんな彼が、正捕手として他球団で活躍できるのであれば、チームにも大野にとっても良いことだ。むしろ球団はそこを考えているのだと感じるようになった。
そことはチームとして、個人事業主である選手の価値を最大限尊重し、功労者をリリースする。
そう言う、新陳代謝は痛みを伴うが、より良いものへ進化するために必要なことなのだ。
ファイターズはスカウティングと育成のチームだと公言しており、ドラフトではその年の一番いい選手を取ると言う方針を変えない。
過去には、巨人の長野・菅野には入団を拒否され、競合の末、外れ外れ1位の選手を獲得する結果になっている年もあるが、結局は、ダルビッシュや中田、そして大谷翔平、清宮や吉田輝と言う選手にスポットが当たる。
そのチーム編成の信念は、トレードやFA、外国人の契約に表れている。
球団の考えとは異なるかもしれないが、外国人選手もある程度育てる方向性をもって獲得していると推測できる。
現在、テキサスレンジャーズで活躍するクリス・マーティンは、2016年の来日時クイックモーションや牽制が一切できなかった。今年加入したロドリゲスも同様だ。
メジャーリーグ球団との交流から、そう言う選手への指導方法も確立しているので、球団としては育てる自信があるのだろう。
マーティンの代役として獲得したトンキンには、1年で退団されてはかなわないので、2年契約を結んだ。
そして、今年チームを支えたマルティネスは1年契約、日本での成功を糧に、メジャー復帰を目指している。
ファンとしては逆であってほしいと思うが、球団は契約面に関しては綿密に数値化し、精査をして主観が入らない条件で交渉を行う。
それがトンキン2年契約、マルティネス1年契約であり、結果はマルティネスが日本で活躍して、現在ファイターズが数値化した価値以上の条件を求めて、交渉をしている訳だ。
あえて主観をいれよう!
マルティネスは献身的にチームに貢献し、紳士的な立ち振る舞いでチームメートからの援護が無いことを嘆かず、仲間を鼓舞した。
一方のトンキンは、序盤は前の投手が背負った走者を返すが、自分の出した責任ランナーは返さないため、防御率は良かった。そこで抑えもこなしたが、終盤は勝負所で打ち込まれた。
球団がこう言う主観を入れてはいけない(見る人によって差異がでるため)が、貢献した事実をどこまで評価しているのか、数値化しているのかは知ることはできない。
それを踏まえてレアードに言及しよう。
彼は、2015年からファイターズの一員となった。
当時、ハーミッダと言う元メジャーリーガーと共に加入して、レアードは序盤、打率2割を下回り、9番と言う打順も経験した。
栗山監督は、「彼の明るさ」にかけて使い続けたと言うが、普通に見れば、外角の変化球を追いかける典型的なダメ外人だった。
ハーミッダは序盤、逆方向への低い打球を放ち、日本野球へ適応を見せたように見えたが、
シーズンの結果は、日本文化に適応したレアードは34発を放ち、逆にハーミッダはアメリカ式から脱却できず、契約解除になった。
レアードはとにかく日本の野球に溶け込もうと努力をした。
そんな彼お決まりの「寿司ポーズ」はファンで知らない人は居ないだろう。
守備固めを必要としない守備力(2015年・2016年は三塁手としての最小失策と最多刺殺)と、打てなくても明るく振る舞うその姿は、放出するに値しないと思うが、ファイターズでの生涯打率が.240であり、今年に限っては.233なので、数値化した時(セイバーメトリクス的には厳しい数字が出た可能性が高い)にレアードにとって納得する数字が提示されたかは疑わしい。
球団は数値化した成績以上のお金を提示しないだろう。
でもそれは、それ以上の価値を見出した球団が国内外問わずあるのであれば、それに敬意をもって送り出すと言うことなのだろう。
彼ら2人の活躍無くして、ファイターズ3位と言う結果は無かった。
でもファイターズは3位なのだ。
1位すなわち優勝をするためのチーム作りをしなければならないし、それが単年であってはいけない。
そこで補強に浮上したのが、オリックスを自由契約になった金子千尋投手だ。
僕は金子が自由契約になる可能性があると報道された時、ファイターズにはぜひ獲得に乗り出して欲しいと思っていた。
栗山監督がドラフトの時に「優勝するためには絶対的な先発投手が必要だ」と言っていた。
吉田輝や柿木の獲得は将来への期待値であり、過去の実績から来るものでは無い。
金子千尋はオリックスとの話し合いの際に、不可解な発言を繰り返している。
彼は故障者リストに入っていても、平然とゴルフに行ってしまう程、自由奔放(前回のFAで巨人に行かなかったのはそれが理由と思われる)だが、本質はチームのことや優勝のことを誰よりも考えていると感じることがある。
故障による離脱が多いが、テレビを見ていると意外と理論派だし、吉田輝に関してもアドバイス的な発言をしていた。
おそらくオリックスと、その温度差(チームのビジョンと金子の理論)が埋まらないのだと思う。
それを見て、上記の栗山監督の言葉は彼にピッタリだと僕は思ったのだ。
調子の良い時の金子は手が付けられない。
糸を引くようなストレートがコーナーに決まり、チェンジアップやカーブでタイミングを外し、スライダーで簡単にカウントを取れる。
まさに、マウンドの上から見下ろすような投球ができる。
年齢による衰えは隠せないが、生きる教材として、若い投手の見本(生活態度は別(笑))になる。
まさに、ずっと優勝するために必要な投手なのだ。
ファイターズには、金子に似た先発右腕が多い。
上沢は今年結果を残したが、有原、髙梨と力のあるストレートと落ちるボールを軸にし、横の変化でカウントを稼ぐタイプだ。
打者との駆け引きも含め、金子の存在で彼らが覚醒する可能性もある。
(表)上沢-ロドリゲス-髙梨 (裏)金子千-有原-トンキン(加藤)
でローテーションが回れば、Aクラスで戦える可能性は極めて高い。
僕はこんなイメージだが、球団はどんな構想なのか聞いてみたいものだ。
マルティネスとレアードは残留(再契約)の見込みは低いと感じる。
それは決して、彼らが不要な訳では無い。数値化した結果の査定の問題であり、2人が残留することに意義は計り知れないが、
そこに拘らないファイターズの姿勢には共感する。
そして、金子の加入が実現すれば、またワクワクが止まらなくなる。
僕は、今の報道を賑わせているファイターズの契約事情を前向きに捉えていることを書して、長文を読んで頂いた方へ感謝の意としたいと思う。
推薦図書 ①
僕が現在更新をさせてもらっている、ブログのサブタイトル
~野球や組織論はいつだって愛情から始まる~
は、あることがきっかけで、この考えに至ったからである。
個人的なことではあるが、筆者がある会社で営業職をしているときです。
仕事に行き詰まり、どうしようも無くなった時に、ある本と出会った。
僕はこの本と出会って、前を向くことが出来た。
そこから野球の監督や解説者の書籍を読み漁る習慣が身についた。
と言うことで、野球の試合が無くなったオフシーズン、
オススメの書籍を紹介するのも良いかなと思って、今回はそんな趣旨でブログを更新したいと思います。
今回オススメしたいのはもちろん、僕の人生の転機になったこの本です!
https://www.amazon.co.jp/采配-落合博満/dp/4478016267
1章の1項目で、僕はこの本に取りつかれた。
あまり内容を書くとよろしくないので、軽く触れると、首脳陣と選手の食事会場を別にすると言うものだった。
当時の僕は、仕事が終わっても上司の酒の席に付き合わされ、ダメ出しを永遠と聞かされ、終電を逃すこともたびたびあった。
今なら、“アルハラ”と言われても仕方ないレベルだった。
当時の僕にとって苦痛でしか無かったので、落合博満と言う人の若い人への理解にハッとさせられた。
それを踏まえて、上司との関係(野球で言えば、監督・コーチと選手)は、こうだと厳しい論調で書いてあるため、若造の僕には理解しやすかった。
当時、中日ドラゴンズは非常に強かった。
今年、その黄金期を支えた、岩瀬、浅尾、荒木が引退したが、その選手たちのことも克明に描かれている。
最近は、テレビやYouTubeで語られることも多いが、2007年のドラゴンズとファイターズの日本シリーズ第5戦。
日本一に王手をかけた第5戦に先発したドラゴンズ山井が、8回までノーヒットピッチング。日本シリーズ初のノーヒットノーランがかかった状況で、9回表のマウンドに岩瀬を送った時の落合さんの心情には驚かされた。
タイトルの『采配』を振るうことの難しさと厳しさ、そして何よりの優しさが集約されたシーンであり内容であった。
僕も管理者として仕事をした時期があったが、この本を参考にしたことはたくさんあった。難しい判断を迫られた時、『采配』を読み返しては、落合さんならどうするかなと考えを巡らせることも多かった。
おかげで、本自体はもうボロボロです(笑)
先ほどの飲み会の話ではないが、僕が居た業界は今までの社会の常識が通用しない若い子が多く、僕自身の年齢が若かったこともあって、その中でも難しい子を部下に迎えることが多かった。
野球界とは異なるが、『采配』の考えを自分なりにアレンジして、一緒に仕事をしていた。
今は、パワハラやセクハラ、ハラスメントにがんじがらめにされている中間管理職も多くいると思うが、野球を知っている方なら、そんな悩みを少し解決してくれるヒントを与えてくれる一冊でもあると思う。
もちろん純粋に野球の奥深さも書いてあるので、野球好きの方にもオススメではありますが、組織での立ち振る舞いや人生の決断において背中を押されるバイブル的な本として、今でもたまに力をもらうこともある。
ちなみに、僕は『采配』を読んだのち、一生懸命営業の仕事に取組み、あることがきっかけで転職を決断した。
後から聞いた話だが、その時の支店長から「お前を辞めさせたことを生かさんといかん」と言われた時、訳も分からないまま3カ月間、無我夢中で仕事に取り組んで、良かったと心から思えた。
そして、転職先ではそこから「オレ流」を貫き、出世をするも、取締役の派閥争いと、無意味な長時間労働に巻き込まれ退職。現在のフリーターに至っている。
普通の人からすれば転落人生だが、『采配』の中で、「自分が歩んできた道は、すでに歴史になっている。」そして、「それが良かったのかどうかは歴史が評価するもの。」と関ヶ原の戦いで西軍が勝っていたらなんて言う未来を見ることはできないと言う例えで書いている。
僕の今の立ち位置は、何年か後に歴史が評価することになる。そう思えれば、今できることをやろうと思える。
ぜひ、野球の試合の無いこの時期に、読んでみてはいかがでしょうか?
決してダイヤモンド社の回し者ではありません…
僕がデータを重んじる理由
普段、僕のブログを読んで頂いている方は感じているかもしれませんが、何かを伝えようとする時、なるべくデータを出して伝えようとしている。
一番最初の、更新の時に
野球とは“確率のスポーツ”であると記述した。
その確率はデータによって出されるものである。
そんな僕がデータに興味を持つようになったのは、野球と言うスポーツがきっかけでは無い。
そんな僕のデータへこだわるようになったきっかけを今回は書いていこうと思う。
(少し、野球の話題とは離れるかな…)
僕は、最近までスーパーマーケットの従業員だった。
転職でこの業界に入って、責任者の地位になった時のことだ。
そこで、僕は面白い上司と出会った。
スーパーマーケットと言う業界は、本当に感性の職場だ。
「この売場は良い」とか「この売場は悪い」とか、感覚でものを見るケースがほとんどだ。
毎日顔を合わせる上司、店舗巡回に来る偉い人や取締役に、ああだこうだ言われ、パワハラまがいの説教で、徹夜で売場を手直しさせられたり、降格になったりする。
(この業界にお勤めの方はよくわかるかと思います)
僕は転職組だから、そんな常識なんて知ったこっちゃ無かったが、逆に転職組だからこそ、これ見よがしに上の人に“教えてやっている”と言わんばかりに、その常識を強要される。
そんな時に出会ったのが、データを重視する上司だった。
『野村ノート』と言うノムさんの著書を読んだことがある方はいらっしゃると思いますが、まさにそこに書いてある内容のそのもの…
根拠の無い、発注や売場は容赦なく怒られた。
↑こんな感じww
逆に、根拠があれば、コミュニケーションをとって改善するための方法を教えてくれた。
僕はこの上司のおかげで、データを重要視するようになった。
と言うのは、スーパーマーケット業界の根拠の無い指導やパワハラで嫌な思いをすることが多く、無いが正解か分からない中で仕事をしていることに納得できなかったからだ。
僕のデータ収集はそんなことがきっかけだった。
スーパーマーケットは、商品がレジを通過することでデータが蓄積される。
これをPOSデータと言って、野球と同じように、さまざまな角度でデータを分析することができる。
最近は、本社でPOSデータを管理して、現場に下ろすと言う手法をとっている会社も多いが、どうしても個店任せになっている会社が多い。
話を戻そう!
僕はとにかくデータを大切にした。
売上や利益の精度を上げる根拠がそこには隠れている。
毎年、恵方巻の時期が来ると、食品ロスの問題がクローズアップされる。
複数社のアンケートでは、食品ロスの原因として、「現場の発注が甘い」と言う認識をしている企業が60%近くあったと言う。
データはそう言う食品ロスのリスクをとにかく下げることができる唯一の“根拠”だ
業界の体質としてなのか消費者の意識なのかは、議論から外したとして、欠品は絶対にNGなのだ。
恵方巻の日は、野球で言えば、「この場面では絶対にホームランを打たれてはいけない」と言うリスクヘッジと、「この場面で、絶対にホームランを打たないといけない」と言う状況が同時にくるようなものだ。
そんな時、できるだけデータを集積しておく。例えれば、どのコースを最もホームランされているのか、苦手なコースはどこか、ストレートの次の変化球はこの球種が得意とか、とにかくホームランを打たれない配球をするために、複数の角度からデータをみる。
もちろんこれは、食品ロス=会社の不利益だから、まず大切なこと……
なのだが、一方で売上を稼ぐイベントでもあるから、それを気にした弱気な配球をすると、会社からは大目玉を食らう。
「やる気があるのか!」この一言をどれだけ聞いたことか…
サラリーマンなので、味方ベンチへのアピールをする配球も織り交ぜないといけないが、それもデータが味方になってくれる。
天候の問題やトラブルがあって、売れない状況になったとしても「しゃーない」と言える。それで食品ロスにつながるのは辛いが、最善をつくしたのだから仕方ないと言える。
なので、3年間、クリスマス、大晦日、恵方巻と言う3大イベントで失敗をしなかったことは、僕が自慢できる数少ないことなのだが、徹底したデータ分析で辿り着いた結果が、データへの思い入れとなっている。
最近、若い人と話していて「Webマーケティング」をやりたいと言う人と話をする機会があって、マーケティングについても考えさせられた。
マーケティングは基本データで成り立っている。
マーケティングなくして、商売をするなんてあり得ないが、マーケティングも僕がやっていたデータ分析も、確率を上げるための手段にすぎない。
そして、マーケティングは未来を見据えることも多く、現場との意識が乖離することも多いと言う。
まして、AIが発達すると、僕がやっていたレベルなんて、すぐにAIに置き換えられてしまうし、マーケティングもいずれはそうなるだろう。
「データにはバイアスをかけてはいけない。」
あるデータ分析会社の営業さんから聞いた話だ。
AIのデータ集積には、人間の感情や意思は排除される。
僕は最悪、それでも良いと思う。
確率を追い求めると言う観点からはベストな選択をすることが出来るからだ。
ただ、人間が何かチャレンジをするとき、意思が必ず入る。
先ほどの野球の例えで言うと、ホームランを打たれたらいけないと言う状況で、「自分の一番得意なストレートで絶対に抑える!」と投手が心に決めていたとすれば、相手がホームランを打っているのはすべてストレートだと捕手が言っても納得はしないだろう。
AIはそこでストレートを投げると言う要素を排除するが、人間には心があるので排除できない。
スーパーで言えば、商品開発部(バイヤー)が「絶対にこれは売れる!」とリリースしようとした商品が、マーケティング的には全く売れない商品だった場合。
僕はそんな状況を後押しするデータがあっても良いと思う。
それは意思を持った人間がAIを使ってできることかもしれない。
僕はデータが確率を追い求めるだけでなく、人間の心に響くようなデータを大切にしていきたいと思っている。
スーパーで言えば、お客さんにより良い商品を提供するためのデータであり、ブログで更新をしているような野球のことであれば、ファンの人がこう言うところを改めて見ようとか、野球をもっと深く好きになるためのデータを出していけたらと思う。
ちなみに、スーパーを退職する直前、部下に発注を教える機会があったが、その子には
データ60%・意思20%・残りの20%は一生正解の無い部分
と伝えさせてもらった。
データを重要視している人間とは思えない発言だが、これが僕の本音だった。とにかく100%の発注なんてあり得ないのだから…
そしてデータを後ろ盾に仕事してきた僕が、異動先の上司に、「今日からあなたはパソコン見るの禁止」と言われた時、退職をほぼほぼ決めた。
今回は、野球の話から外れてしまったが、僕がデータを大切にしている理由が少しでも伝われば幸いである。
ツーシームってニャンだ!?
日本シリーズ開催期間中は、地上波での野球中継があって、豪華な解説陣と9つマスのストライクゾーンに投手の投球がコースと球種とともに表示されていく。
(もともとは野村スコープと命名して始まったものらしいが今は当たり前になっている。やはりノムさんってすごい)
昔に比べると、球種の増えたこと増えたこと…
昔は、ストレート、カーブ、フォーク、それにスライダーと言う流行球種さえ分かればそれなりに野球を楽しむことが出来た。
それが、カットボールだのツーシームだのって…
さらに、フォークとチェンジアップを組み合わせて投球する投手も増えた。
昔のパワプロの感覚だと、落ちるボールでフォークとチェンジアップなんて両方持ってたって、無意味だった(笑)
だから、僕はサクセスではSFF(スプリット・フィンガー・ファースト→今の表記でスプリット)とチェンジアップの組み合わせをよく覚えさせていた。
同じ、落ちるボールでも緩急をつけるためだ。
どうやら、緩急や球の抜け具合、いろんな要素で投げ分けるらしい…
話が脱線した…
最近流行りのツーシームの話ですね!
ツーシームと言えば誰を思い浮かべるでしょうか?
主に外国人選手が投げるイメージですよね!
僕が、ツーシームが直球系の動くボールとして認識したのは、現在ライオンズに在籍しているブライアン・ウルフ投手だ。
彼がファイターズに在籍しているとき、解説陣が「ボールがよく動きますね!」とか言っていて、いったい何を言っているのかが分からなかった。
そもそもパワプロじゃあるまいし、ストレートを投げて本当にまっすぐ行くボールなんてほとんど無いと思っていたから、何が違うのかすら分からなかった。
では、そもそもツーシームとはなにか!
通常のストレートのことをフォーシームと言います。
シームとは縫い目を表す英語だそうです。
(筆者は英語が大の苦手ですが、ワンツースリーくらいは分かります)
フォーシームに握りはこちら
薬指は少し分かり難いと思いましが、縫い目に4本の指がかかっていますよね。
これで下回転を与えて、投げるのがストレートと言うヤツです。
ではツーシームは…
人差し指と中指にだけ縫い目にかかっていますよね!
この2本の指にかかった状態(2本の縫い目)でリリースすると、空気抵抗で少しだけ落ちたり曲がったりするようです。
もちろん、選手によっては、縫い目の掛け方だったり、指の力の入れ方が異なるので、一概に同じ握りやボールの軌道ではありません。
ひと昔前に、シュートを投げるピッチャーは肘を壊すと言う迷信がありました。
それは投げるとき、ヒネリを入れるから肘に負担がかかると言うものだったらしい。
がしかし、基本的にはツーシームとシュートはほとんど握りが一緒だそうです。
別にひねっている訳では無いんですね…
それこそ、縫い目に指をかける角度やボールを手から抜くようにシュートを投げる投手もいるそうで、これも一概には言えませんが、
要は、昔シュートと言っていたものを今風にカッコよくツーシームと言っているだけなのだとか(笑)
(昔はズックと言っていたのを、今はスニーカーと言っているようなもんです)
そして!一つ分かったことがあります!!
ツーシームもシュートも、スローVTRで見ると、ボールの
『 )( 』 の模様がはっきり見えるそうで、僕も実際に見てみて驚きました。
「ストレートとツーシームってこうやって見極めるんだ!」って
ストレートはボールが高速で下回転してるので、全く縫い目の模様が見えません。
ぜひ、気にして見てみて下さい!
ただ、野球解説者の里崎智也氏は、「変化球は、“左右・斜め・下”どの方向に曲がるかだけのことで、球種名は投手が勝手に言っているだけ」と、投手の球種名へのこだわりを、いつもの里崎節で一刀両断していましたが(笑)、本当に投手によって全く異なります。
DeNAの山崎康晃のツーシームなんて、明らかにフォークだし、カープのヘルウェグのツーシームはストレートがデフォルトでシュート回転してるだけに見えるし、パワプロで言う高速シュートってやつですよ。
でも、本人がそう言うのだから、公式はツーシームなのです!
基本的にボールの『 )( 』の縫い目がはっきり見えるのが、キレイなツーシームだそうです。
これからは、心は真っすぐなんだけど、どこかちょっとだけひん曲がっている人のことを、“ツーシームな人”と呼ぶことにします(笑)