この男のリズムを狂わせろ!!
いよいよ待ちに待った開幕まであと1日!!
西武 対 日本ハムの中継
テレ玉(テレビ埼玉)では尊敬する上野晃さんが開幕戦で実況放送と言うことで、Youtube 配信で実際の試合の映像はお届けできませんが、上野さんに負けないトークをお届けできるように頑張りたいと思ってます。
(ちなみに上野晃さんと握手してもらったことが生涯の自慢です)
ぜひYoutube ご覧くださいね!
左が自分です(笑)
右は西武ファンのナカちゃんさんです←
↓
https://www.youtube.com/channel/UCGBRQd2aj_P7SNimjmOraVA?view_as=subscriber
と前回に引き続きの宣伝でした←(詳細はこちらをご覧ください)
と言うことで前回の続きです。
ファイターズが開幕三連戦、そして今後の6連戦を戦う上で、捕手の役割が重要であり、そこで“優先順位と決め事”と言うのが“野球観術流”の勝負所と見ている。
今日のテーマ、“この男のリズムを狂わせろ!”とはこの男です!!
ライオンズの攻守の要である、森友哉だ。
昨年のパ・リーグ首位打者であり、MVP選手なので、当然警戒すべき選手ではあるが、ファイターズにとって警戒すべき理由が他にあるのだ。
実は、ファイターズは森に対して、もっとも本塁打を献上しているチームで、相性もすこぶる悪い
得点に絡む確率が非常に高くなっているのが分かる。
そして、もっとも嫌なのはこの数字だ。
良いところで打たれ過ぎだろ…
まぁこうなると、前後の打者との兼ね合いどうのこうのでは無く、森には打たせないと言うのが最優先事項になる。
これが、前述の“優先順位”だ。
とにかく、森友哉と言う選手を基準に配球を組み立てると言うことだ。
仮に無走者なら四球も辞さず、有走者でも押出でなければ、勝負しないと言うことも選択肢に入れておくべきだ。
「打たれないように」と配球・投球して打たれないなら苦労はしないので、極端な表現をしたが、気持ちよくバットを振らせないと言う“決め事”を作って、捕手・投手が異なっても、そこの“決め事”を強く意識して森と対峙することが重要だ。
三振も多いバッターだが、とにかくどんなボールにも強いスイングをかけてくる。
タイミングの合わせ方やバットコントロールが卓越していて、調子が良いと手が付けられない。
この選手を調子に乗せてしまうと、攻守に渡って厄介だ…
とにかく、四球も辞さず、良いスイングをさせないことだ!
森は守りの要でもある。
「守備のミスは打撃で取り返す!」
気持ちの切り替えが上手な選手ではあるが、ファイターズは、出塁したら憤死も覚悟で盗塁やエンドランを仕掛けることで、森のリズムを狂わせたい。
攻守に渡って、森のリズムを狂わせることが出来れば、打線の歯車も少しづつ変わってくるし、リードに迷いが生じる。
ファイターズファンにとっては少し、良い情報を掲出しておく。
なんか行けそうな気がするでしょ!?(笑)
(こうやって、新型コロナウイルスに関して出されるワイドショーの数字によって我々は正しい判断ができなくなっている訳だが←冷静に数字を見る力が大切ね)
森は出場試合数が多い訳だから、捕逸や失策がリーグ内で多いのは当然。
盗塁阻止率に関しては投手との共同作業だから、全部が森の責任では無い。
それも踏まえた上で
森は高校の時から、送球があまり上手では無い。
と言うより僕の見た感じ、上手なんだけど自信が無いように見受けられる。
そう言う不安定な部分を突くことで、チームとしてのリズムを崩していくことが出来れば、ファイターズにも勝機がある。
もう1回言います。
(ルールの範囲内で)
どんなことをしても、森友哉に気持ちよくプレーさせてはいけない!
それが、ライオンズに対する“優先順位と決め事”として、僕は提案をしたいと思う。
いざ開幕へ!!
しばらくはクライマックスシリーズ
今日から何日間はちょっと自分の宣伝をさせてください!
昨年の11月から企画をしていた、プロ野球中継に合わせて、好き勝手トークするYoutube 生配信が3か月遅れでスタートします!
6月19日(金)17:45頃~
世の中が「オンライン!オンライン!」と叫ぶ中、コメント欄において、みんなで意見や感想をぶつけ合う場として、ぜひご覧頂ければと思います。
ご自身でYoutube のアカウントを取得していただいて(Googleアカウントをベースにすれば簡単にできます)、下記チャンネルのチャンネル登録をして頂ければ、生配信の通知やコメント欄にコメントすることが可能になります。
https://www.youtube.com/channel/UCGBRQd2aj_P7SNimjmOraVA?view_as=subscriber
配信方法も、もともとはスタジオ収録でしたが、このご時世でオンライン化したので、少し不具合があるかもしれませんがお許し下さい…
さてさて、今日のテーマは
“しばらくはクライマックスシリーズ”
と言うテーマでお届けします。
これは、開幕3連戦で一緒に配信を予定している、ファイターズファンの方と「“コーチ会議”と言う名のビデオ通話」で話題になったのだが、しばらく続く同一カード6連戦問題についての話だ。
「しばらくはクライマックスシリーズのような戦い方になりそう!」
と言うことを言われて、
「確かに、そうなりそうですね!」
と膝を打った記憶がある。
その後、栗山監督は投手の調整不足を考慮して、昨年のショートスターターを変化させた形で、第二先発制を敷く旨の発言をしている。
まさに、クライマックスシリーズのような投手起用になることを、予言した内容となった。
野球評論家であり、Youtuberの里崎智也氏は、
「火曜日から6連戦をスタートする場合、火・水曜に勝てる投手を持ってくる」と言う解説をされていた。
これもクライマックスシリーズや日本シリーズに使われる投手起用そのものだ。
僕も考え方は一緒で、同一カード6連戦と言うことは、相手に流れを与えてしまうと、6連敗や1勝5敗と言うのが簡単に有り得てしまう。
また
2勝4敗と言う結果だと、そのカードでの借金が2
となってしまう。
通常同一カード3連戦の場合、そのカード・球場で1勝2敗で負け越しても、
借金は“1”
気持ちを切り替えて、次のカードで五分(ゴブ)に戻すこともできるが、
そのカードを負け越す=(借金2~6)と言う恐ろしい状況下にある。
3勝3敗を死守すると言う意味合いからも、先勝することで安定した戦い方が出来る。
そのための首脳陣の投手起用には注目していきたい。
前回のブログで、“日ハムの不安要素”と言うタイトルで捕手についての内容を更新したが、捕手の役割がシーズンの行方を大きく左右すると見ている。
通常、短期決戦ではキーとなる選手を決めて、徹底的に抑え込む戦略を取ろうとすることがある。
1995年のヤクルト VS オリックス の日本シリーズでヤクルト投手陣と古田のバッテリーがイチローを見事に封じ込め、ヤクルトが見事日本一に輝いた。
他にもいろんな例があるが、この戦略は同一カード6連戦でも一定の効果を発揮するだろう。
ましてや、日本シリーズと違い、打者は球場が変わらないので「ホームに戻って(球場を変えて)気持ちを切りかえる!」と言うことはできない。
逆に、戦略を取るバッテリー側としては、その6連戦が終わったらシーズンが終了!では無く、カードが1周するとまた6連戦(もしくは3連戦)が待っている。
なので、極端な戦略もまた取り辛いのだ。
この方の頭脳にかかってます!
鶴岡選手兼任バッテリーコーチ!
そして、解決策を示さないのは“野球観術”としては無責任なので、かなり抽象的ではあるが、僕ならこう言う方法が良いかなと言うのを示したいと思う。
それは“優先順位と決め事”だ。
具体的な話は、開幕西武3連戦に向けての内容で上記の内容と紐付けて更新しようと思うので、ぜひ読んで頂ければ嬉しいです。
と、こんな内容をYoutube の生配信で試合状況に応じてファン目線でトークしていきます。
実際の中継を配信するわけでは無いので、
テレビ・ネット中継の副菜として、楽しんで頂ければと思ってます。
それでは次回の更新へ↓
日ハムの不安要素
当面スラムダンクネタが続きそうな筆者です(笑)
ちなみに僕がスラムダンクを知ったのは、ちょっと遅くて19歳の時(2005年)で、浪人生の時に予備校から帰ってきてケーブルテレビで放送していて、毎日の楽しみとなっていた。
ちなみに好きなキャラクターは田岡茂一(陵南高校監督)と海南の牧伸一だったりする。
田岡監督は人間味があって、どこか自己投影してしまい、牧はあまりにも完璧で、憧れのキャラクターと言う、よくありがちなやつっス(笑)
今日は、そんな田岡監督の名言「湘北の不安要素」ならぬ、
「日ハムの不安要素」を敵将の立場に立って記していきたいと思う。
開幕を3日後に控えて、そんなマイナス要素を話すなんて、ファンとしてあるまじき姿だと批判を受けることは承知の上で話をしていく。
ファイターズは練習試合で、打者でレギュラーと言われる選手は順調に来ている。
昨年の長打力不足、特にホームランがリーグワーストであったことに関しては、レギュラー(中田・大田・渡邉)と若手(万波・野村)がしっかり結果を出している。
そこは、前向きに捉えて良いと僕は思っているし、あえてそこを逆張りするつもりはない。
ただ
“日ハムの最大の不安要素”は“捕手の守備力”だ!
ファイターズのオープン戦・練習試合を観ていると、まずはワイルドピッチ・パスボールが非常に多く見受けられる。
また、盗塁阻止に関しても、かなりの確率で相手チームに盗塁を許している。
どちらも、投手と捕手の共同作業によって、成り立つプレーだから、捕手ばかりは責められないが、細かく見ていくと、僕が敵将ならば、その弱点を突くだろうと考える。
ファイターズの捕手陣は現状、ブロッキングは決して上手ではない。
有原が昨年、暴投王になったのも少なからず、捕手のブロッキングの問題だ。(ただ、ちなみに捕手に責任が無いからワイルドピッチなのだが…)
どうも、ワンバウンドになるボールを中途半端にミットだけで取りに行くケースが多い。
これは、指導方法なのか、身に付いてしまったものなかは不明だが、僕が敵の走塁コーチや、監督なら、「ファイターズ相手の時は、ワンバウンドは常に(次の塁を)狙っていけ!」とあえて指示する。
これは、鶴岡・清水・宇佐見・郡・石川亮、誰か個人を指すものでは無く、全体的に見られる傾向で大きな不安要素だ。
もう一つの“盗塁阻止”に関しては、避けられない傾向があって、鶴岡は年齢による肩の衰え。
清水に関しては、手足の長いキャッチャーで、どうしても送球動作が大きくなる、投手がクイックを頑張っても、どうしてもタイムロスが発生する。
宇佐見や石川亮も比較的その傾向がある。
ちなみに
宇佐見は昨年盗塁阻止率.400でリーグ2位
石川亮は.185でリーグワースト2位、鶴岡が.233でワースト4位
また今年は、送球がよく逸れる…
そこへ来て、石井一成と渡邉諒もカバーリングからタッチのスピードはそんなに早くない…
中島卓・田中賢の二遊間はタッチのスピードは本当に早かった。
投手に目を向けると、バーヘイゲンはクイックに難があり、河野に関してクイックは比較的上手だが、投球のクオリティーが大きく落ちることを考えると、まだ課題があると言える(相当意識している)。
上沢はもともと、クイックがものすごく早い投手だが、大ケガ明けでクイックになった時にしっかりとしたフォームで投げられるが心配な部分もある。
そこを、相手チームが見逃すハズが無い…
これが「日ハムの不安要素」だ…
ある程度、ファイターズバッテリーからは走れるだろうと言うことで各チームは積極的に走ってくるだろう。
そこは序盤に企図された場合、とりあえずピッチアウト(打者の外角高めに外して盗塁阻止を助ける投球)してでも、刺さないと、本当にこのバッテリーからは走れると、自信を付けさせてしまう。
ブロッキングに関しては、短時間での技術向上よりも、現状を逆手にとって、ミットだけでワンバウンドを捕球した時には、ピックオフ牽制をして、リードを取らせないなどの対策は必要だろう。それをシーズン序盤にやっておくことが大切になってくる。
と言う解説が入りそう(笑)
相手に不用意に進塁されるのは、試合の流れを渡してしまうこととイコールだ。
あえて、この不安要素をプラスに変えるとしたら、捕手の捕殺によって相手の流れを切ることだ。
不安が的中しないことを祈るばかりだ…
能力が無いことをうまく捉える ~後編~
完全にスラムダンクのことが頭を離れない筆者です。
と言うことで、前回の“能力が無いことをうまく捉える”の後編です。
↑前編はこちらです。
皆さんは清宮幸太郎と言う選手をどう思いますか?
今日は、そんな清宮選手のお話…
6月10日の対スワローズ戦の練習試合でようやく1本本塁打が出た清宮だが、実際に今年1軍の舞台で活躍できるだろうか?
その清宮が活躍するための要素を今回のテーマに沿って因数分解して行こうと思う。
逆の発想から考えると、清宮の能力(魅力)っていったいなんだろうと考えてみる。
端的に言えば、
ボールを遠くへ飛ばす能力が高い。
これは誰もが認めるところだろう!
ただ、彼のボールを遠くへ飛ばす能力は、腕力では無く、
バッティングの柔らかさにある。
高校までは、その能力任せでバッティングをしてきたように思える。
ではなぜ、清宮が1軍の舞台で大きく“羽撃く”ことができないのか?
僕は2つの要素があると思っている。
一つは“選球眼”だ。
栗山監督は2018年に上梓した『稚心を去る』の中で選球眼について、このように記している。
実は、「ボール球を振らない」と言う技術はシンプルでいて最も難しい技術の一つでもある。そう、皆さんがどんなイメージを持たれているかはわからないが、「ボールを振らない」というのは、センスではなく、技術なのだ。どういう待ち方をして、どういうストライクゾーンをイメージして、どういう視界を作るか。それは「箱」なのか、それとも「軌道」なのか。そこには洗礼された技術が求められる。いま、清宮が一番身に付けなければならない技術がそれだ。
上記本文抜粋
これは2018年シーズン終了後に記された内容だが、今もその課題は残されたままだろう…
また、最近のスポーツ紙の記事でこのようなものが出ていた。
「たくさん打つより難しい」日ハム栗山監督が感嘆した近藤と西川の能力とは? (2020年5月29日)
https://www.excite.co.jp/news/article/Full_count_784341/
栗山監督は清宮に対して厳しいコメントを繰り返すが、「(西川や近藤から)お金を払ってでも選球眼について学びたい」と言うのは、清宮にそのことを伝授してあげたいと言う親心から出たものでは?と、その記事を見て感じた。
著書の本文にもあるように、“選球眼”と言うのは技術らしい…
それは与えられた能力なのか、鍛錬によってのみ会得できる技術なのか、と言えば、栗山監督としては後者なのだろう。
そして、もう一つは“配球の読み”だ。
これはプロの舞台においての経験の積み重ねでしかない。
自分にはどう言う攻めをしてくるのか?
このカウントで自分にどんな球種を選択してくるのか?
ストレートなのか?曲がる球なのか?落ちる球なのか?
調子の悪い時はどの球を待てば良いのか?
と言うことだ。
(スラムダンクに詳しい人ならこの元ネタが分かるかと(笑))
今までストレートのタイミングで変化球も打てる高い能力に任せていた分、この能力は大きく欠落していると思うし、バッティングスタイル的に、配球を読むタイプの打者に変身する可能性は低い。
となると、清宮に配球を読む能力は現時点では無いし、今後もその能力に長けるタイプの打者にはならないと思われる。
選球眼が自分の打てる範囲のゾーンだと仮定すると、清宮は柔らかさがあって打てる範囲が広いからボールを追いかけてしまう。栗山監督の言う清宮に求める、選球眼の技術と言うのそこにあると想像できる。
選球眼は配球の読みと言うのは抱き合わせと言う考え方もできるが、ここで(清宮の場合)は切り離して考える。
近藤はこの抱き合わせとプロでも屈指のスイングスピードを持ってして、.422と言う出塁率を残している。
清宮に対しては、選球眼と言う技術が身に付くまでは、
ベンチが“配球の読みの部分”で補ってあげる必要がある
ように思える。
清宮がそれなりに打席に立つ機会があれば、シーズン序盤には、プロ野球選手が1軍のボールに慣れる目安とされる500打席に達する。
平成の大打者である小笠原コーチや、代打の切り札だった矢野コーチから
“配球の助言”がもらえれば、恐らく20本塁打は打てると思われる。
どうでしょう?
みなさんはどんな見解を持たれますか?
ボールを飛ばす能力は中田と大田泰示に匹敵する。
配球を読むと言う面において、
“能力が無いことをうまく捉えて”
清宮にとって2020年シーズンが明るいものになることを祈って止まない!
能力が無いことをうまく捉える ~前編~
何度見ても、メガネ君(小暮)のスリーポイントシュートは感動して涙してしまう筆者です。
今回の内容とは関係ありません…
緊急事態宣言が解除されて、飲食店での仕事が(時短で)復活して大変なことが起きているので、そこで感じたことを少しタイトルのテーマに沿ってお話をしたいと思います。
僕の職場は時短営業(通常よりも3時間閉店を早める形)で営業を再開した。
売上は昨年対比で50%と通常の回復をしたとは言い難い状況にある。
大きな会社だから、倒産や閉店を免れているが、そこは大会社のメリットであり、一方でデメリットが発生する。
それは、売上に即した人件費予算が店に降りかかってくる。
物理的に不可能に近いオペレーションが要求されるのだ。
トップ(上層部)の決定は、形式的だし、「具体的な策は現場でなんとかせい!」と言うことなのだ。
2月に安倍首相が新型コロナウイルス感染拡大防止のために、突発的に学校を一斉休校にした。
教育長や校長は、お上しか見ていないから、現場の問題解決はほぼ各教員が奔走したと言うことが想像できる。
もっと言えば、学校に行けなくなった子供たちの対応は、現場のお母さんたちが、本当に大変な思いをして対応した。(職場のパートさん談)
「指示は出すが、あとはお前たちの責任ね!」と言うのが今回のコロナ騒動で本当に日本的だなと痛感した。
そのストレスの矛先はもちろん政府や文部科学省に行くわけだが、ここで考え方を変えようと言うのが今日のお話だ。
そもそも、総理大臣や政府・文部科学省に現場のことを考える「能力が無い」のだ。
それは当然、全国津々浦々同じ対応が出来るわけでは無いし、そこの仕組み自体が出来上がっていない。
各教育長や校長は、現場対応をする立場にありながら、上の顔色を見ることに長けているが、下を見る“能力はほぼ無い”と見た方がストレスは軽減できる。
話は戻るが、僕の職場は実態にそぐわない形でシフトが組まれ、その弊害が出た。
(こっちからするとこんな環境が続いたら辞めてやると思うくらい融通が利かない状態だった)
ストレスで頭に血が上って、終いには頭痛を引き起こしてしまう始末(笑)
会社の特性と店長の性格(能力)を考えて、これは
「今の状況を想定して解決策を打つ能力が無い!」
と考えることにしたら、少し気持ちが楽になった。
これは、仏教の言葉で“事を諦むる”=“事を明らかにする”と言う考え方を取り入れたものだ。
“諦める”と言うのは放棄すると言う感覚に受け取られるが、仏教ではそうではない。
“能力が無い”と言うことを明らかにしたら(分かったら)それをこちらで補ってあげれば良い。
一つ断っておくと、それは上から目線で話をしている訳では無く、ストレスを出来るだけ軽減し問題を解決するために必要な考え方であることをご承知頂きたい。
僕が店長に対してしたのは
実際に起きてしまっている事実と、問題点だけを伝える。
そして、僕もサラリーマンの端くれだったから、そこの気持ちはしっかり共感してあげること、恐らく今後上司に突かれるであろう解決策を耳打ちして終わりだ。
融通が利かない店長ではあるが、人間的には悪い人ではないので、腹は立つが出来るだけ感情は入れず“諦むる”ことに徹した。
案の定、本部から電話があって、(計画と実態の乖離に)お叱りを受けたようだったが、こちらが提示した内容をそのまま伝え、事なきを得たようだった。
日常生活で置き換えても、「あいつはいつも時間に遅れてくる、締め切りを守らない」と言う不満を抱えている人は多いだろう。
その人は時間や期日を守る意思があるか無いかは別にして、“時間や期日を守る能力が無い”のだ。
それは指示する側がカバーするしかないが、同じカバーをするでも“能力が無い”と“諦めて”しまえば、解決方法はいくらかは出てくる。
なによりも、ストレスが全然違う。
僕の周りには時間を守れない人が割かし多く、時間順守・計画通りに物事を進めたい僕みたいな性格の人にはストレスになるケースが多いが、そこは時間を守る能力がある方が、何とかすればいいだけの話で、能力の無い人に期待することは無い。
人間は期待を裏切られると大きなストレスを抱える生き物だ。
次回はこの考え方をベースに今のファイターズで起きている状況に置き換えてお話をしようと思う。
長々読んで頂けたことを感謝します。←次は野球のお話です。
使ってみてはどうか!?
最近、毎日の弁当作りが億劫な筆者です。
世の中の女性、特にお母さん方は本当にすごいなと感じる今日この頃な訳で…
(北の国から風)
そもそも、小池都知事が「ロックダウンするかも…」と言った途端に、スーパーが大混雑して、昼食を職場で購入することが出来なくなって、止む無く弁当を作り始めたものの、今度は、もう一つの職場が営業停止になり、金銭的に逼迫したため、ここまで続けたもののズボラな自分にはしんどさが(笑)
前置きが長くなったが、
今日のテーマ「使ってみてはどうか?」
と言うのは
先日、練習試合の対ロッテ戦で本塁打を放った野村佑希選手についてだ。
2018年の夏の甲子園、大会4日目第4試合対鳴門高校戦で彼を生で観ている。
4番ピッチャーでスタメン出場、4打数2安打3打点1本塁打と大活躍だった。
彼は第二打席でレフトへ本塁打を放っているが、この打球がボールにエンジンを積んでいるのではないかと思うくらいの飛球だった。
そんな彼が、ファイターズに入ってくれたことは本当に嬉しかった。
(2018年ドラフト2位指名)
実際にプロに入って、どの程度木製バットに苦戦するかなと言うのが気になる点だったが、
去年のこの時期の打撃練習を観ていると、他の高卒の選手に比べると打球を上げることに関しては長けているなと言う印象だった。
イースタンリーグでは5本塁打と、高卒ルーキーとしては上出来だなと思っていた矢先、
8月31日対ヤクルト戦@戸田球場での、試合前練習で股関節亜脱臼と言う大ケガ…
ケガの瞬間を球場で目撃してしまったのだが、こんなに重症になるとは…
冬場に練習できなかったことは残念だったが、キャンプには復活していたのを観て少し安心した。
キャンプでも快音を残す打球があり、もしかしたら1軍の戦力になるかなと言う雰囲気はあった。
ビヤヌエバが虫垂炎で離脱、横尾もパッとしない所を見ると、野村にもチャンスがあって良いと思う。
ただ、不安があるとすれば、サードの守備だ…
昨年の試合前のノックや、実戦での守備を観ていると、1軍の試合で使うのは少し危険な気がする。
今や1軍で活躍している平沼同様、投手から野手転向して内野手のステップに苦労していた。
2年目だから仕方ないとして1軍では右打者の引っ張った強烈な打球や、俊足の左打者の打球を処理しなければならない。まだ、それに対応するレベルには無い…
しかし、今のサードで圧倒的な守備力を持っている選手は、本職ショートの谷内くらいしかいないのも事実だ。
危険と分かっていても、あの潜在能力を考えると、1軍で使っても良いのでは?と言うのが僕の結論だ。
打率も.200切るくらいまでなら我慢しても良いのではないかと思う。
高卒2年目で確実性なんてある訳が無い。万波と違って守備位置が空いているのだから、粗削りながらも、この時期に前に進めるチャンスを与えるべきだと思う。
過去のブログやYoutube でも紹介しているが、右の内野手が不足している。
増してや、長打力不足のチームにあって、彼のような存在を1軍で使っていくことに意味がある。
今はファーム帯同だが、ロースター枠を勝ち取ってくれることを祈っている。
今日はそんな「使ってみてはどうか!?」と言うテーマで更新をしました!
開幕に向けて感じたことは、どんどん更新をしていきたいと思うので、気軽に読んでもらえば嬉しいです!!
悪者を作らない
最近、スラムダンクに再びハマっている筆者です。
やっぱりあのアニメは何度見ても良いよね♪
ちなみに僕の好きなセリフは
「なぜ、そこに桜木がいるんだぁ!?」
by田岡茂一
です。
さてさて本題!!
2018年8月にいろいろと物議を醸したワンプレーがあった。
きっとファイターズファンの方も覚えていることと思う。
ライオンズとの首位攻防戦で、併殺を狙った石井一成の悪送球で、ライオンズに決勝点を与えてしまい敗戦…
その後、中島卓也が「あのプレーで優勝できなかった」と発言して、賛否が巻き起こった。
栗山監督の著書『稚心を去る』の中で、そのプレーについてこう記述している。
確かにあれは、絶対にミスしてはいけないプレーだったかもしれない。でも、「あのエラーで負けた」と言うのは断じて違う。
そんな、たった一つのプレーで勝負が決まってしまうほど野球は単純なものではない。
なのに、いつもそういったプレーがクローズアップされてしまうのは、やっているほうも、観ている方も何かの理由付けをしたくなるからだろう。いかにもそれらしい理由付けがされた結果、まるでそのプレーが敗因であるかのように伝わってしまう。
そんなことで勝負が決まってたまるか、と言うのが正直な思いだ。
(上記本文より抜粋)
これはどう考えても、石井一成は絶対にミスをしてはいけない場面だった。
しかも、守備固めで入ったそのイニングで犯した送球エラーだった。
石井はこのプレーがきっかけで送球難(イップス)の状態に陥ってしまった。
栗山監督の記述は、中島卓の発言を考慮に入れていたかは分からないが、一般的な考え方をすると、石井は戦犯であり、ファンとしては悪役である。
監督の言う通り、何かしら僕たちは理由付けをしたくなる。
その理由付けが、誰かを悪者にしてしまっては、組織として機能しないことを栗山監督は分かってこの記述をしているのではないかと最近感じるようになった。
コロナ自粛期間に入って、キングコング西野亮廣さんの考え方を取り入れるようになった。
何かをする時に“悪者を作ってはいけない”と言う考え方は正直衝撃だった。
それは仕事をするにあたっても、何か楽しいことを企画するにしても、僕も回りでは結構そういうことが起きていた(悪者ができてしまう)のは、その発想が僕に無かったからだと言うことに気付かされた。
仏教の“慈悲心”に似ているような気もしている。
詳細は割愛するが、今日まさに職場でそのようなことが起きた。
うまく行っていない状況(環境)で、バランスを取ろうとすると、結局は誰かのせいにしようとする。(誰かを悪者にしてうまくいかない理由付けしようとする)
そんな空気を避けようとして、バランスを取ろうとして、八つ当たりがこっちにくるのだが、
それは全部こっちの責任なのだ。
八つ当たりをしてきた人は、良識のある人だったから、僕のところに謝りに来たが、なぜそうなってしまったかを考えれば、その人は悪くない。
やっぱり悪者を作らない世界の方が良い。
人間の集まる職場だから、能力差もあるし不平不満もありましょう。
悪者を作らないと言う考え方をしようとすると、一定の決め事と管理する側の判断が大切になってくる。
今日は少しだけ、栗山監督の考えを実行に移せたかな!
そして少し成長できたかな!
と感じるシーンがあったので書き記すことにした。
話は戻って
練習試合を観ていて、その石井一成はバッティング好調をキープしていた。
打っていれば、多少のエラーはごちゃごちゃ言われなくなる!
石井は推しメンなので、
内野の悪い出来事を背負えるような遊撃手(内野のリーダー)になって欲しいと言う。
それは悪者を作らないことがどんなに大切なことであるかを、一番身をもって感じている選手だろうから…