野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

残塁数え歌

 

長い長い10連休が終わりました。

 

そんなゴールデンウィークは球場に足を運ばれた方も多かったかと思います。

球場に行って、チャンスで盛り上がりながら点が入らず、負け試合になるのが一番疲れるのではないでしょうか?

 

現に筆者が観に言った試合はそんな展開が多く、疲労感を感じて球場を後にしたりで・・・

 

と言うことで数えました!!

ゴールデンウィーク中のパ・リーグチームの残塁数の数(笑)

 

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皆さんが観に行かれた試合はどうだったでしょうか!?

 

そのゴールデンウィーク中の合計残塁数と平均残塁数を見てみます。

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イーグルス残塁数が一番多く、バッファローズ残塁数が一番少ないことがわかりました。

ではでは、この期間の各チームの得点も数えてみたので、見てみましょう!

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そして、平均得点と合計得点にまとめてみると!

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みなさんはどんな感想を持たれたでしょうか?

 

筆者が単純に感じたのは、やはり塁上を賑わせたチームが得点の確率が上がるのだと言う、至極当然のものです。

出塁した走者が多ければ多いほど得点と残塁数は上がる訳です。

 

話は逸れますが、この数字を見ると改めてOPS出塁率長打率)と言うのは信用できるセイバーメトリクスの数値だなと改めて分かりますね。

出塁しかつ、得点に近い(ホームランの場合は得点)長打は得点効率を上げると言う当たり前のことですが(;^_^A

 

話を戻します。

イーグルス残塁数も多いが得点数も多い、バッファローズ残塁数も少なく、得点数も少ないと言うシンプルな結果になりました。

 

せっかく自宅でアナログで数えたのに、こんな当たり前のことしか分からないのかと,

がっかりしてしまいました…

 

ただ、この考えが正しいかは分かりませんが、一つ思ったことが!

野球のスコアを付けるとき、打者走者を含む走者がアウトになった時にはマスの真ん中にⅠ~Ⅲを表記し、残塁の場合はℓを表記します。

と言うことは、ホームランを除くと、出塁した走者は得点か残塁にカウントされるから(一部例外は除く)、得点と残塁を足して残塁で割れば、残塁の比率が出るのではと…

いわゆる一塁~三塁への出塁を出塁の条件と言うことです

(ホームランの多いチームは打者走者の得点が得点に加味される分、非効率とみなされる)

 

これはあくまでも自分の個人的な見解なので、留意頂きたいのですが、表に落とし込んでみました。

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少しだけ傾向が出た気がしませんか?(笑)

ライオンズは効率よく得点し、バッファローズは出塁もできず効率も悪いと言う…

 

ホームラン以外の得点と言う過程になってしまいますが、残塁って60%程度の確率で起きるのだと言うことも初めて知りました。

 

ライオンズとバッファローズの差が8.6%ある訳なので、さぞやバッファローズのファンはストレスが溜まったと思います(笑)

 

次に非効率だったのはファイターズです。

これは印象ですが、4番の凡退と下位打線の弱さだったと思います。

西川、大田泰示が好調で出塁をしても後続が続かず、残塁になってしまうと言う悪循環。

それが、“オセロファイターズ”(白星と黒星を繰り返し連勝が無い)と言われる根源ではなかったかと思ってしまいます。

 

今回のデータは興味本位で調べたもので、しかも世に出ている数値分析とは異なる(何かを示すデータでないから採用されていない可能性大)ので、参考になるかは分かりませんが、球場に観に行った時の参考になればなと思います。

 

今日は少し変わった角度からの更新でした!