遥輝!走れー!!
西川遥輝と言う男が来オフのメジャー挑戦を表明した。
なんたることか・・・
ファイターズでは異次元のレベルにあるプロ野球選手として、これ程頼りになる男は居ないと思っていただけに、あまりにもショックが大きい・・・
西川との馴れ初めと言ってはちょいと語弊があるが、入団当初、ファームでは右肩の故障の影響もあって、1番DHでの出場を続けていた。
来たる2012年6月27日対楽天戦@東京ドームで、
彼のプロ初本塁打(初打点)を生で観れたことは素晴らしい思い出
となっている。
(鶴岡の代打で、美馬から右本塁打・打点2)
(身体も細いし、顔が幼いな(笑))
最近、小笠原コーチの過酷な練習メニューが話題となっている。
選手たちは、今年の悔しさを胸に必死に頑張っている。
栗山監督も「俺は1回(監督を)辞めたと思っている。」と言うように、
最後の力を振り絞り来年の優勝のために様々なことに取り組んでいる。
そんな僕は今年、野球の仕事に挫折し、1人のファイターズファンに戻った。
だから今年の経験を生かして、
来年1年は今までに無く、必死になってファイターズファンをしようと思う。
ファンとは何か?
それぞれの楽しみ方で野球を観る。それぞれの価値観で選手を応援する。
そんな中で、僕がファンとして担当しているは“データ”であり、“ファン目線で野球を伝える”と言うことを全力でしようと思っている。
野球の著書を読み漁り、栗山監督の考えを享受し、様々なことを野球に例え、1人でも多くの人に野球の素晴らしさや楽しさを感じてもらえたらと改めて思う。
ファイターズはぶっちぎりの強さを以てして、2020年シーズンを戦うことでしか、
絶対王者のソフトバンクや、強打の西武・楽天に勝ち切ることはできないだろうし、FA補強に成功したロッテも不気味だ。
年内に、来年のファイターズの課題を何回かに分けて見て行こうと思う。
今日は西川の(正直ショックな)ニュースが出たので、盗塁と言う側面から!
パ・リーグの昨年の盗塁に関するデータは以下の通り
企図数(=盗塁企画数)、成功数、成功率、全てにおいてトップであった西武に比べると、ファイターズの企図数はパ・リーグ最下位で成功数、成功率はリーグ5位だ。
選手別で比較してみると
盗塁についてはベンチのサインの問題もあるので、一概に選手の個人の問題とは言えないが、ファイターズには走れる選手が多いのだから、そこの意識はもっと高めても良いとでは思う。
ただし、
盗塁死・走塁死は試合の流れを手放してしまうことにも成り兼ねないのも事実。
しかし見えざる課題であることは間違いない・・・
来年は、西川からの盗塁技術の選手への伝授をコーチから依頼されているとの報道もあった。
こうなったら、西川には走って走って走りまくってもらって、その技術を若い選手に継承してもらいたい。
栗山監督から
“主将=キャプテン”にも指名され、名実ともにチームを引っ張る存在となった。
走塁・盗塁と言う側面からも西川の存在、活躍が優勝には不可欠なのは間違いない。
寂しい気持ちはあるが、その走力でチームを引っ張って、日本一になって、誰にも文句を言わせない成績でポスティングを見届けたい。
走れ!遥輝!!