誰も信じない優勝に不可欠な選手
何かにつけて忙しさにかまけて、更新が滞ってしまいました・・・
2020年のファイターズの課題、今日の更新は守備に関することです。
今年ファームの試合を観ていて、
ファイターズの優勝に不可欠だと挙げていた選手が居た。
そう!この選手です!
谷内亮太選手!
個人的に谷内のファンと言う訳では無いが、この選手が1軍にずっと居れば優勝出来ると言う、直観めいたものがある。
谷内は、西川や中田のように「この選手が爆発的に活躍したら優勝する」と言うような、選手では無い。
僕がこの話をすると、
「谷内が1軍に居ると言うことは他の内野手が力不足だから」
「全く打てる気配が無い」
「秋吉についてきた“おまけの選手”でしょ」
(秋吉があまりにも活躍したからと言うのもあると思うが)
と言う反応が返ってきた。
まぁまぁ!
あの打撃成績を見れば、誰もがそう思うでしょう!
僕が思うのは谷内の卓越した守備力にある。
守備範囲の打球は確実にアウトにする力があり、
ショート・サード・セカンド、を得意不得意無く、こなすことができる能力はチームでNo.1だと思う。
(僕からするとあのグラブ裁きと送球の堅実さは芸術です)
1軍での試合数が少ないので、イースタンリーグでの成績を見てみよう!
複数のポジションを守り、安定感の高さを感じる。
ファームは土のグランドが多く、しっかりとしたグラブ裁きと送球のステップが出来ていなければ、高い守備率を誇ることは難しい。
ましてそれを、
複数のポジションで同じ力を発揮できると言うことは、まさに一芸に秀でている選手
と言える。
ちなみに1軍では失策は無し!
では、僕が
「谷内亮太と言う選手が1軍に居続けることが優勝に不可欠だ」
と言う理由を順を追って説明したいと思う。
まず1つ目は、今年ファイターズの1軍はサードの固定に悩まされた。
レアードの後釜が決まらないままシーズンを終えてしまい、7人の選手がスタメンでサードを守った。
内訳はこちら
レギュラーが固まらなかったことが、伺い知れる数字だ。
来年もレギュラー争いが想定されるが、現状では共通していることがあって、守備に不安のある選手がほとんどだと言うことだ。
次に、ショートに目を向けてみる!
左打者がずらりと並んでいる。
2019年のファイターズは、なぜか左右病があって、左投手に決して弱くない中島卓や平沼に右の代打を送るケースが多かった。
そして、優勝するチームと言うのは
先制→中押し→ダメ押しと言った形で、8回・9回に勝ち越している状況で迎えることが多い。
過去のブログで、来期に優勝するために打ち合いを仕掛けていくと言う話をした。
それも含めて終盤の守備固めは、サード・ショート共に必要になってくる。
レギュラーの選手が9イニング守り抜いてくれることが理想だが、この状況では守備固めの選手は必要だ。
卵が先か鶏が先かと言う話ではあるが
谷内が不可欠な存在=チームが勝ち越しているケースが多い
と言うサイクルに入っていれば優勝に近づくと言う訳だ。
繰り返すが、内野の全てのポジションを同じくらいの力で守れる能力は、12球団見てもそう多くは無い。
谷内は決して足も遅くない。代走としての役割も本来は担える。
打撃に関しては、劇的に改善されることは難しいと思うが、
僕が谷内に切にお願いしたいことは
120%送りバントを成功させることの出来る選手になって欲しい
と言うことだ。
ピンチバンターからの守備固めや、代走からの守備固めと言った二つの要素を持っていれば、ロースター枠(1軍のベンチ)に居る価値と言うのは更に増していくと思う。
ファイターズの守備の課題はポジションが固定できなかったこと!
しかし、それが2020年シーズンに解決できない可能性はある。それは打撃との兼ね合いが大きいからだ。
またそれが理由で、大事な場面での守備のミスも目立った。
その課題と向き合うために必要な選手として僕は、谷内亮太と言う選手に期待したいと思う。
僕自身が脇役の人生だからこう言う選手は評価してあげたい・・・