野球観術

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甲子園中止について

 

5月20日に、高野連から地方大会も含め、夏の全国高校野球選手権大会の中止が発表された。

 

10年以上、甲子園球場に足を運び、高校野球の素晴らしさを知るものとして、残念でならない。

 

新型コロナウイルスは物理的に人の命を奪うだけでなく、高校球児の夢すらも奪ってしまった…

 

この現実を、大人たちはしっかり受けとめるべきだと思う。

 

国民に給付する保障が“お肉券”だの“お魚券”だのと言ってた人達、恐怖を煽るワイドショーに夢中になって、自粛警察を営む人たち。

ウイルスだけでなく、こう言う人達が子供たちの夢を奪ったのは少なからずあるだろう。

 

人の命にかかわることであり、今も医療従事者は大変な苦労をされていると聞く。

そのことを考えると軽率なことは言えないが、問題点は炙り出されてきたわけで、高校野球もできる可能性をもう少し探って欲しかった。

 

以前、Youtube の中でしゃべったが、

中止にする“過程”があまりにも見えない。

相手が子供だからなのか、そこはもう少し誠意を持ってオープンにすべきでなかったかと思う。

 

全員が納得できなくても、

納得してもらうだけの姿勢が大人たちにあったのか?

 

リスクを取らない方が簡単だ。

難しいことにチャレンジしたきたであろう高校球児に、その説明が本当にできるだろうか?

 

高校球児たちにはそんな大人たちを見返すためのエネルギーに変えて、再び前を向いて生きる日が来ることを願って止まない…

 

僕は甲子園中止に反対です…

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