野球観術

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ファイターズ浮沈の鍵を握るのは!?

恵方巻が黙って食べる食事だからと言って、恵方巻の売り場が完全に“密”になっている124年ぶりの節分を味わった筆者です。

今年は南南東だよ←

これだから小池は←

 

昨日の生配信に遊びに来てくださった方々、本当にありがとうございました。

楽しかったです!

 

昨日の生配信の中でお話したことですが、キャンプが始まった時点での、今シーズンないし、これからのファイターズの鍵を握っている選手についてお話をさせてもらった。

 

それはこの選手だ!!

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宇佐見 真吾 捕手

 

大半の人は、野村や清宮、吉田輝星、伊藤大海あたりをキーポイントに挙げると思うが、

僕は少し違った視点(ある意味では真正面)から宇佐見真吾捕手を挙げさせてもらった。

 

理由はいくつかあって、

 

①捕って放れる捕手が不在

 

②有原・マルティネスが抜けたイニング数は捕手がカバーせよ

 

③どうしても8番打者が打たなければいけない理由

 

この3つに沿ってお話をしていく。

 

昨年、ファイターズは捕手の守備力に悩まされた。

この記事が“まともに”的中してしまった。

2020年6月16日(開幕前)の記事↓

 

saiyuki6.hatenablog.jp

 

結果

失策の数:13(リーグワースト)

捕逸数:13(リーグワースト)

被盗塁企図数:161(リーグワースト)

許盗塁数120(リーグワースト)

盗塁阻止率25.5%(リーグ5位)

これが課題であることは誰の目にも明らかだ。

ドラフト3位で上武大から古川捕手を獲得し、弱点を補強した形となった。

 

古川には申し訳ないが、彼の映像を攻守に渡って見た感じだと、とても1軍でやれる感じがしない…

ぜひその印象を裏切って下さい←

 

そうなると昨年の延長でシーズンを戦うことになりそうだが、清水に関してはやはり、送球難の克服が難しいと感じる。

詳細は昨年のブログを参照←

 

配球面でも宇佐見は、かなりの成長を見せたが、清水は精神面も含め課題が多すぎる。

石川亮に関しても清水と同等もしくはそれ以上の経験値を持ちながら、スタメンで出られない理由が明確に見えない。

 

そうなると、一昨年に盗塁阻止率がリーグ2位だった宇佐見が本命となる。

 

②の有原・マルティネスが抜けたイニング数について

2人合わせて108回2/3のイニング数を、誰かがカバーしなければならない。

そこへ来て、杉浦が後ろに回ることを考えると状況はさらに深刻と言える。

 

となると、

既存の投手で出来るだけ1球でも少なく、1人でも多くのアウトを稼がなければならない。

100球制限と言っている場合か←

塵も積もれば山となる←

 

僕の中では昨年、宇佐見に関してはリード面で大きく成長を見せた。

宇佐見本来の特徴に加え、パ・リーグの打者への対応、相手打者が嫌がる配球、ファイターズ投手陣の把握が垣間見えた。

 

解説の建山義則さんが言っていたが、清水は「その1球ホンマに必要?」と言う要求が多く、それが元でカウントが苦しくなったり、無駄な四球を招くことになった。

 

投手の良い所を優先して引き出すリードも結果が出ていない

別にそれが悪いわけではない←

 

配球とリードの違いについてはこちら↓

 

saiyuki6.hatenablog.jp

 

これに関しては一朝一夕に改善される訳では無いので、若い捕手を急に使い続けるのも難しいので、やはり宇佐見の存在が投手陣のリードには欠かせない。

 

③どうしても8番打者が打たなければいけない理由

 

これが僕の中ではかなり大きくて

宇佐見は本来打力のある捕手だ。

宇佐見がバッティングで苦しんでいる理由は明確で、生配信の中でも繰り返しお話をしているので、気になる方が居ればぜひ遊びに来てください。

 

逆に言えば、その問題が解決されれば、もっと打てる力はある。

バントが下手で(ごめんて←)強攻の方が確率が高い打者でもある。

 

なので、

打率.250以上と二桁本塁打は絶対に打って欲しい!

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これは捕手の打力の向上と言う側面もあるが、僕の中では大きな理由があって、後続を打つ9番と言う打者の存在だ。

 

以前のブログで、西川の後継者は絶対に作らなければならないと言うお話をした。

守備範囲を考えれば、候補がルーキーの五十幡、淺間、万波あたりになって来るが、

打力が致命的で、上位打線で使うことはできない。

と言うことは9番だよね←

 

こうなると

センターと言うポジションに就かせる選手を我慢して使うためには、8番の打者の打力がどうしてもカギになる。

 

言ってること分かりますかね?

急に語気を強める←

 

上記に挙げた選手は走力があり守備範囲も広い。

守って走れれば、打率.200前後でも多少は目を瞑れる。

 

昨年のように下位打線が打率.200を切る状況を続けることはできない。

センターの後継者を育てるためには、宇佐見が8番打者としてしっかり打ってくれないと、去年の二の舞になるか、センターの後継者を試合で使うことが出来ない状況になってしまう。

 

好守にわたり捕手としては、1軍レベルとしては物足りないが、選択肢としては、やっぱり宇佐見だし、試合に出続けることが一番大切と考えると、安易に代打を送ることも避けて欲しい。

 

そうなると7番あたりに、清宮や野村が座る可能性もあり、清宮なら左投手をぶつけて宇佐見まで(なんなら9番まで)と言う計算になってしまうし、野村なら勝負を避けて宇佐見勝負と言う状況は全然あり得る。

 

打線の繋がりを考えても、宇佐見が打つこと(存在)が、今のファイターズ、将来のファイターズにおいて極めて重要なのがお分かり頂けただろうか。

 

と言った話を昨日の生配信でまことしやかにさせて頂きました。

 

皆さんにとっての

ファイターズのキーマンは誰でしょうか?

 

そんなお話も今後、Youtubeの生配信で皆さんとできたらなと思ってます。

 

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