ファイターズの強さは本物か!?
体力の割に夏バテとは無縁な人間が、今年は早くも夏バテと言う筆者です。
新コロ感染防止対策で睡眠時間だけは譲れず、書きたいことは山ほどあるのに、更新できないもどかしさと戦っています。
今日のタイトル
“ファイターズの強さは本物か!?”
そんなこと知るか!?
ここから優勝すれば、“本物”だし、最下位に転落すれば、「あの時だけか…」
となるんだから…
では、なぜファイターズが好調なのか?
答えは簡単!
選手の調子が良いから!
↑当たり前
「こんなことを誰でも分かるわ!?」
と言われそうだが、極論はここにある。
近ちゃんの最近5試合の打率が.444(8月10日時点)とか、渡邉、大田の状態が上がってきたことは試合を観ている方であれば、なんとなく実感としてあるだろうし、好調のチーム状態にあっては外せない要素だ。
なにせ、彼らがまた打たなくなったら、シーズン序盤のような形になってしまう。
結局は、投打のかみ合わせなのだが、今年のファイターズで変化があるとしたら、2つあって、
1つ目は先発投手の頑張り
2つ目は送りバントを使える環境ができた
と言うことだ。
1つ目の先発投手の頑張り
ここまで杉浦が4勝1敗 防御率1.82(もはやエース級の数字) バーヘイゲンも4勝1敗で防御率3.02と彼らだけで6つの貯金と大奮闘だ。
エース有原が勝てないと言う状況にはあるが、唯一の規定投球回数到達者であり、QSも4回とイニングをしっかり投げられている。
パ・リーグは現在、3密ならぬ4密状態で、先発投手がそれなりに投げられているチームがその4密の渦中にいる。
栗山監督が“うちは中継ぎのチーム”と言うように、後ろはしっかりしているので、序盤のチーム状態を考えると先発陣の頑張りがこの順位(ゲーム差の中)に居る大きな要因と言って良いだろう。
チーム防御率もリーグ2位と大健闘!!
ちなみに2019年のQSはこれね…
2つ目の送りバントが使える環境ができた
と言うのは、大田泰示の不調、その代役として期待された渡邊諒も不調で、2番に攻撃的な打者を置くことを断念
その結果、杉谷や中島卓などの小技の出来る打者を2番に置くことによって、バントを使う機会が格段に増えた。
バントだけでなく、エンドランやバスターなどの作戦が使えるようにもなった。
セイバーメトリクスの原理から行くと、送りバントの得点確率と言うのは強攻より低くなるが、ファイターズと言うチームカラーには、こういった流れを作り出す野球の方が向いている気がする。
それを象徴している数字がこれだ。
チーム打率はリーグ最下位ながら、犠打数はリーグ2位。
そして、UC打率と言って、同点・勝ち越しに絡む打席での打率がリーグトップと、打線として良い流れが出来ている根拠がここに出ている。
※この数字が必ずしも得点に繋がっているかと言うと100%ではないものの一定の根拠となりうる。
(どうしてオリックスは、こんなネタ的な数字をことごとく出してくれるのか(笑))
僕自身がもともと、併殺打と三振の多い大田泰示の2番起用に反対の立場と言うのはあるが、勝ちに繋がる打線の流れは守備にも影響していて、リーグワースト2位の失策数もほとんどがシーズン序盤に記録したもので、最近は、足がしっかり動いていて失策の数も大幅に減った。
ここからは、好調の時期を1日でも長く、低調な時期が来ても1日でも短くすることが大切で、これができるチームが
本当に強いチーム=強さが本物
と言うことになる。
故障者も出るだろうし、先発が投壊することもあり得る。
試合に負けても勝負に勝てるくらいの粘り強さが出てくれば、優勝争いも見えてくるのではないだろうか。
そんな細かい話は、Youtubeで実際の中継に合わせての生配信でしてますので、実際の試合の映像や音声はありませんが、ぜひ遊びに来てください。
https://www.youtube.com/channel/UCGBRQd2aj_P7SNimjmOraVA?view_as=subscriber
次回の配信は
8月11日(火)
ファイターズ 対 マリーンズ @ZOZOマリン 17:55~
を予定してます。