ファイターズの2番打者論争 前編
最近、冷房の使い方を間違えて体調を崩していた筆者です。
そんな中、ファイターズファンの仲間と尾瀬にハイキングに行ってきました。
教科書で一度は目にしたことのある光景の中で、有酸素運動と言うことで、一気に体調が回復しました。
自律神経の不調には適度な運動と友達との楽しい時間が一番と言う結論です。
さてさて、そんな道中は野球談議に花を咲かせる訳ですが、そんな中で、
ファイターズの2番に関して話が盛り上がったので、そんな内容を踏まえて、
前後編での更新としたいと思います。
現在ファイターズは、56試合を消化して27勝26敗3分で貯金が1(8月24日時点)
先週の楽天との6連戦3勝2敗1分と強い楽天に見事勝ち越した。
過去のブログでも、2番に杉谷や中島卓、松本の起用によって打線に繋がりが出来たと言う内容を更新した。
現在、パ・リーグの平均防御率が4.16(8月24日時点)と言うことで、平均的には5点勝負と言うことになる。
もちろん、相手投手の力量や相性など一概に言えるものではないが、今シーズンのトレンドとして、中継ぎ・抑えの投手が打たれやすいと言うことも含めると、5点以上の得点を取ることが勝負の分かれ目になると言って良いだろう。
と言うことを前提に、ファイターズの2番についてお話をしていくと、従来の2番打者像(バントや繋ぎ)だけだと、多くの得点(ここでは5点以上)を奪うことが難しい。
かと言って、ファイターズの序盤のように2番大田泰示や渡邉と言った起用がうまくハマらず、打線に繋がりを欠くような形でも厳しい。
上記の友達の話の中で、
2番渡邉と言う話が出た時に、僕が2番渡邉を反対とする理由について2つ挙げさせてもらった。
一つは渡邉を2番にしてしまうと、(好調中田・大田泰示の後を打つ)6番打者が居なくなってしまう。
二つ目はチームの攻撃としても、渡邉の打者の特性を考えても中途半端になってしまうと言うこと。
二つ目についてはもう少し、因数分解していくと、
昨年の大田泰示のように一切バントをしないと言うことが、渡邉だとできない。
所謂、なまじバントが出来るが故に、強攻では無く、渡邉にバントを命じるケースが出てくると言うこと。
そして渡邊諒と言う打者は、“直球破壊王子”の名を襲名する通り、ストレート系のボールに対する前裁き(=自分の身体より少し前でバットとボールをぶつけて、強い打球を打つこと)が上手なバッターなので、渡邊を2番にしてしまうと、進塁打やエンドランなどの制約が出てきて、ポイントを近くする(=身体の近くまでボールを見てバットに当てる確率を上げる)必要が出てくる。
こうなると、渡邊の良さを消す結果になり不振を招いてしまう。
結局、チームにとっても、選手にとってもメリットが無くなってしまうのだ。
ちなみに大田泰示の2番に反対の理由はこちら↓
では、
一体、ファイターズの2番打者は誰が適正なのか?
と言う持論をお話する前に、今のファイターズの状況を棚卸しして後編で誰が適正化と言う話をしていきていと思う。
8月21日のゲームで3番を打つ近藤が自打球による打撲で先発を外れている。
現状、西川が3番を務めているが、抹消もされておらず、診断が打撲で長期離脱と言うことは無いとして、西川が1番、近藤が3番にすぐに戻ると言うことは前提としておく。
先週の楽天戦では松本が4試合、渡邊が2試合、2番を務めている。
先月の今頃から杉谷を2番で使うようになり、そこから2番中島卓、松本、渡邉など、固定することなく、オーダーを栗山監督は組んでいる。
そして、この頃からチーム状態が上がりつつあり、現在の貯金1に至っている。
中田の打点がリーグトップの65であること。
大田泰示の得点圏打率が.357とチーム2位(規定打席到達者)とチャンスに強い。
この数字や状況を踏まえた上で、
後編でファイターズの2番打者は“現時点”と“優勝するにあたって”と言う観点から更新をしていきたいと思う。
【告知】
次回のYoutubeの生配信は
8月25日の対西武戦 @メットライフ
17:55~
西武戦と言うことで、ナカちゃんとの2人配信になります。
ぜひご覧ください!
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