野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

ここぞの淺間大基に!

 

バレンタインデーの恋愛成就(継続)確率を表すセイバーメトリクス

があったら、研究の第一人者になりたいと思っている筆者です。

手作りチョコでの成就確立は意外と低いと見ている←

無死満塁みたいなもの←

いずれ恋愛も数値化できる時代になる←

 

本題は、最近チョコチョコTwitterで触れている淺間大基選手について

 

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彼も、もう高卒7年目とルーキーの年がキャリアハイと言うジンクスから早く抜けて欲しいところだ。

 

シーズンのほとんどが故障者リスト入りなんじゃないかと言うくらい、ケガをする選手だ。

 

もともとポテンシャルは高いだけに、

ケガさえなければと思うファンも少なくないだろうし、僕もその一人だ。

 

ただ、シーズンを戦う上で、淺間がフルシーズン出られることは考えにくい。

もちろん首脳陣も、そこを配慮しての起用になってくるだろう。

 

実は、淺間に関して、一昨年・昨年と思っていたことがあって、

今年キャンプ情報を観ていて、打撃フォームを改造したとのことで、それがしかも、僕が思っていた課題克服と繋がっていた

ので、今日はそんなお話です。

 

ただ

 

野球経験の無い僕がプロ野球選手の動作解析をするなど、おこがましい限りだが、野球大好き人間の独り言だと思って優しく受け入れてもらえると嬉しい。

 

一昨年、淺間をファームで観る機会が多く、試合前の練習から、実際の打席もかなり近くから見ることができた。

2軍で自打球を当てて骨折した瞬間と、1軍に復帰して2塁打を打った時に肘の肉離れを起こした瞬間を両方球場で目撃している・・・

疫病神じゃないよ←

 

そして、昨年

63打席立って

58打数11安打、打率.190 三振も21個を数えた。

1/3が三振・・・

 

解説の建山義紀さんが、外角のボールが遠く見えていると言うお話をされていたが、それって解決方法があるのかなと思っていた。

 

そこで目についたのが、淺間の打球の質だ。

 

ジャストミートした打球はとても.190のバッターの打球とは思えないが、

凡打(特にゴロ)は

鉛の球を打っているんじゃないか

最近この表現使う解説者減ったな←

と言うくらい詰まってボテボテになる。

 

彼は身体能力の高さが故に故障が多いと言われるが

日本ハム荻野貴司

スイングスピードも速いし、バットコントロールもすごくうまい。

 

それなのにあそこまで詰まるって、それってどう考えても、タイミングが合ってない。

Youtubeやスポーツ番組で、彼のような右投左打の打者に関しては、送り手(左腕)が重要だと解説されるが、送り手が投手のボールに負けてしまっているのだ。

 

負けているのはパワーや技術と言うよりも完全にタイミングで、

左腕のテイクバックが小さく、ボールとの間が取れない。

弓道の弓引きをイメージしてもらったら分かりやすいかな←

 

だから、

スイングの力が入り辛い箇所でボールとコンタクトしてしまい詰まってしまう

それでいて詰まりたくないから身体の前の方でボールを捉えようとして、目切りが早くなって空振りしたり、外角のボールが遠くに見えてしまい見逃し三振が増えていた印象だった。

 

なので、キャンプに入って、紅白戦と練習試合では彼の送り手である左肘に注目していた。

 

それが昨年と全く違っていて、

なんのこっちゃ

フォーム改造してトップ(=バッターがテイクバックしてピタッと止まる瞬間)の位置をしっかりテイクバックを取る形にしたとのこと。

2安打の大活躍!

www.nikkansports.com

野球を観る目あんじゃん←

 

もちろん、テイクバックを大きく取ると、

早いストレートに遅れたり、遅い変化球に対して前に出されたりするデメリットもある

が、今のところしっくり来ていた。

 

彼の場合には、

身体能力に裏打ちされた、スイングスピードと天才肌とも言えるバットコントロール

があるので、今のフォームが固まってくれば、少し楽しみな存在になってくる。

 

僕がなぜ、彼の左肘に注目したかと言うと、上述した通り、淺間は1年を通してレギュラーを張れる選手として首脳陣から扱われないと言う理由からだった。

それと左肘になんの関係があんねん←

 

今年も西川・大田・近藤の外野布陣を考えると、常にスタメンは考えにくいし、

代打中心の起用になるだろう。

 

代打起用では、

1打席の中で来るか来ないと言う甘いボールを打ち損じることが許されない。

淺間が生き残るとしたら、代打から調子を上げて、短期的にスタメンに名を連ねる以外に生き残る術は無いと踏んでいて、そのためにはどうすべきか?

 

あの詰まった打球を連発していたら、代打なんて務まらない…

 

そうなったときに、

左肘(いわゆる送り手)がしっかり止まってボールの軌道に入る

(=左肘から左腕→左手→バットへ一直線にボールに向かっているか)

かどうか、そしてその確率が上がっているかどうかに注目していた。

いわゆるミスショットを減らすためにそこが必要だと思っていた。

 

もし一昨年・昨年と同じであれば、今年も期待薄かなと思ったが、どうやらそこにメスを入れて改善していたようだ。

 

本人は

「バットをスパッと出して、投球の軌道に対してラインを入れていきたい」

と言っていたが、僕のイメージと一致していた。

 

去年まで、練習でもしきりに左手1本でトスを打ったりしていて、送り手に対する探究心はずっとあって、あとはタイミングの問題だったんだなと改めて思った。

ファームでは練習にも注目しているよ←

 

やっぱり身体のことを考えると、僕も1シーズン出るのは苦しいと思うので、

2016年に優勝した時に、岡大海交流戦前後にハイアベレージを残していたが、あんなイメージで爆発してくれれば、ルーキーの年の数字は超えるだろうし、チームの戦力としても大きなプラスとなる。

 

今年はそんな淺間大基に注目してみてはいかがでしょうか!?

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こんな話をシーズン中は、

実際の試合に合わせてYoutubeで生配信をしております。

ぜひ遊びに来てください

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