野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

この神様の笑顔が見たい

2019年も残すところあと2週間となりました。

2020年の初詣の予定、皆さんはもうお決まりでしょうか?

 

僕は、野球の神様が宿る神社にお参りに行く予定にしております。

 

本題!

ファイターズの2020年の課題シリーズ

今日は神様にまつわる課題

 

昨年の今日、そんな神様に関するブログを更新しておりました。

saiyuki6.hatenablog.jp

 

 

走塁

saiyuki6.hatenablog.jp

守備

saiyuki6.hatenablog.jp 投手

saiyuki6.hatenablog.jp

 

と来たら、最後は打撃の話題だが、ちょっと事情があってこの項目が後回しになってしまった。

 

ファイターズは今年、長打力不足、主に本塁打パ・リーグでワーストの93本と課題として挙がった。

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しかし、僕が来年の課題として着目したのは、“代打”と言う部分だ。

 

ファイターズには、代打の切り札と言われる選手が多く活躍した。

坪井、二岡、矢野、と最近の記憶ではこんなところだろうか・・・

 

ファイターズの2019年シーズンの代打成績は以下の通り

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(代打打数が10打席以上の選手)

 

今年、日本一になったソフトバンクの選手の代打成功率と比較してみよう

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チーム力の差はこう言ったところにも表れているのが分かる。

 

更に今年は、田中賢介が引退し、経験豊かな代打の選手が居なくなってしまった

個人的には、鳥谷敬を獲得して、その部分を補って欲しかったが、本人が70試合以上の出場を望んでいると言うことなので、可能性は低いかなと思う。

 

そこで来年、ファイターズの代打の神様を襲名して欲しいと願っている選手がいる!

 

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 松本剛!!

2017年にレギュラーを掴みかけるも、ケガなどもあって2019年は4試合にしか出場できなかった。

 

なぜ、松本剛代打の神様に相応しいかと言うと

 

①:右打者であると言うこと

②:1シーズンではあるが、1軍で結果を残していると言うこと

③:データが示す代打の条件に合致

 

①の右打者であると言う理由は

ファイターズが抱える左右病と、

パ・リーグ左殺しスペシャリスが多いと言うことだ。

宿敵ソフトバンクには、嘉弥真モイネロ、(来年は古谷と言う左腕にも要注意)、楽天には高梨雄平、西武には野田 など試合終盤に変則左腕が多く出てくる。

 

このケースではどうしても、左の代打は出し辛い。

左投手を見越して杉谷をと言う考えもあるが、杉谷と言う選手の特性上(性格的なもの、スイッチヒッターで、代走としての役割、複数ポジションを守れるなど)起用に難しさもある。

横尾は三振も多く、ここぞと言う場面では起用し難い…

 

②:1シーズンではあるが、1軍で結果を残していると言うこと

松本は2017年4月23日にソフトバンクの千賀から2本の本塁打を放ち、一気にその年のレギュラーを掴んだ。その後、縦の変化や横の揺さぶりに苦しめられる時期もあったが、そのシーズンを戦い抜いた。この経験が必ず生きると感じている。

1軍の投手と対峙する中で、得た経験と言うか体感は、代打に必要な、選球眼的要素(三振をしない・四球を取れる)、打球方向(外野フライや右打ち)などに絶対に必要だからだ。

 

それを踏まえて

③:データが示す代打の条件に合致

 

松本が最も多く出場した、2017年の数字から彼の特性を見てみるとこんな結果が

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代打の選手はファーストストライクから積極的に振っていくことを求められる。

その中で、0-0からの打率が.3981-0からが.387と高打率を残しており、

特筆すべきは1-1からの打率が.444あることだ。

追い込まれる前に、勝負をかけられる長所がある。

また、3-2からの打率が.311とフルカウントまで持っていければ、ヒットを取れると言う粘り強さを垣間見ることができる。

 

選球眼としても

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ボールゾーンの見極め、ストライクゾーンのスイング率もさながら、空振り三振が少ないのも代打の適正があると言える。(見逃三振がどれくらいあるかは不明…)

 

代打成功率も6打数4安打で.677得点圏打率.311あり、2017年の調子を取り戻せば、打席での期待度は間違いなく上がる。

 

1軍枠を勝ち取るにあたり、

入団当初は50メートル6秒1と走力もあり、2018年にはファイターズの外野陣で補殺王を記録するなど、守備での貢献も忘れてはいけない。

 

そう言った長所を多く持ち合わせた選手だけに、2019年はあまりにも物足りない数字であった。

知り合いの方も「松本は使い続ければ結果が出ると」言う感想を持っていた。

現状は、西川・近藤・大田と言う、大きな壁が立ちはだかっている。

清宮や王柏融などの攻撃的選手もレギュラーを狙っている。

 

その中で、清宮・王柏融が持たない特性を持った外野手として、彼の存在をクローズアップしたいと思う。

その中で、「1打席に賭ける」と言う、難しいポジションではあるが、彼が輝きを取り戻すとしたら、

代打の神様”を襲名することだ!

個人的には埼玉県の川口市出身でそこにルーツがある応援歌も好きと言うことでひいき目もある。

 

また、結婚もしたことで、より一層頑張るモチベーションと言うのはあるだろう⁉

 

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この笑顔を塁上でたくさん見ることができれば、来年のファイターズは一層強いチームになると信じて止まない。