野球観術

野球や組織論はいつだって愛情から始まる

組織マネジメント

【号外】ビヤヌエバ獲得!

日本ハムが前巨人ビヤヌエバ獲得「北海道楽しみ」 https://www.nikkansports.com/baseball/news/201912050000241.html ファイターズが、今季読売でプレーした、クリスチャン・ビヤヌエバを獲得した。 早速、読売ファンの女性の友人に感想を聞いた。 こちらが…

誰も信じない優勝に不可欠な選手

何かにつけて忙しさにかまけて、更新が滞ってしまいました・・・ 2020年のファイターズの課題、今日の更新は守備に関することです。 今年ファームの試合を観ていて、 ファイターズの優勝に不可欠だと挙げていた選手が居た。 そう!この選手です! 谷内亮太選…

個性と役割

現在、行われているプレミア12で、ソフトバンクから選ばれている周東と言う選手を見ていると、一芸に秀でた個性と言うものについて考えさせられる。 育成選手から、支配下登録を勝ち取り、侍ジャパンにまで選ばれると言う、いわゆる“シンデレラストーリー”…

栗山ノート②

最近、イライラすることが多いなと感じる。 身体の疲れなのか、心が未熟だからなのか・・・ saiyuki6.hatenablog.jp 過去にはこんな記事も 最近職場でこんなやり取りがあった。 先輩「今日は〇〇さん(自分)を走らせてばかりで申し訳ない」 自分「エンドラ…

ファイターズの内野をタクす

街中はハロウィンの装飾から一気にクリスマス色へ (チュッパチャップスを使った装飾) ハロウィンが終わり、11月1日に中島卓也がFA権を行使せずファイターズに残留を決めた。 正直シーズン中は、 8割以上の確率でFA移籍をするものと思っていた。 成績や…

栗山ノート①  

昨日、本屋に立ち寄ったら偶然にも この本が目に飛び込んできた。 https://amzn.to/2Nqx2YO 10月30日発売 まだ、“まえがき”と“目次”と“あとがき”しか読んでいない。 僕は、本を読み始める時、必ずこの3つを読んでから本編に入る。 例年、栗山監督が出版する…

痛いとこ・かゆいとこ

先日、 自分のブログが長くて読みにくい と言う指摘をしてくれた方が居た。 下書きをする時に文字数は意識して書いていても、どうしても言いたいことが多くなると長くなってしまう・・・ 「分かってるよ…そんなこと俺だって・・・」 当然、こう言う思いにな…

赤点か合格点か

「ファイターズの今年のドラフトはどうだった?」 10月17日 ドラフト会議を見ていたスポーツバーのマスターに投げかけられた質問。 それに僕は 「60点です」 と答えた。 パソコンの調子が悪かったり、自分の心の状態が思わしくなかったこともあり、更…

ファイターズ2019年シーズンを振り返る(③センターラインと指揮官)

この度、台風19号によって関東甲信越・東北地方は甚大な被害を受けました。 被害に遭われた方には1日も早く平穏な日々が来ることを祈るとともに、亡くなられた方にご冥福をお祈り致します。 台風が接近・上陸した日は終日、河川が増水する映像を見て、「…

ファイターズ2019年シーズンを振り返る(② 2番大田泰示とアナリスト野球)

前回からの続きです。 saiyuki6.hatenablog.jp 今回のテーマ、 2番大田泰示と言うのはずっと疑問符を持ちながら、見ていた内容だ。 しばしば、ブログに登場するこの https://amzn.to/2njtUEH 『稚心を去る』 の中で、データについて6ページを割いて栗山監督…

ファイターズ2019年を振り返る(①オープナー制度は成功だったか)

※長文注意 栗山監督の続投が決まり、戦力外通告やコーチ人事にもメスが入り始めている。 さて!今シーズンのファイターズを振り返ります。 saiyuki6.hatenablog.jp 昨年、ファイターズファンのメンバーとドラフト会議を見届けた後、ほろ酔いの帰り路で 「来…

ファイターズ2019年シーズンを振り返る(プロローグ)

今日、栗山監督の続投が決まりました。 きっと来年1年で“責任を果たして”退任すると思う。 そして、栗山監督の中で本当のけじめとしての線引きを強くしたのでないかと 多分、その覚悟で最後の力を振り絞って引き受けたと僕は感じている この決断に、僕自身…

理想はノーサインで

先日、職場の上司(部門の管理者)と仕事中こんなやり取りがあった。 上司「〇〇さん(自分)、これが終わったら次はあれをやって下さい。」 自分「そう言われると思って、時間配分しておきましたよ!」 上司「ありがとうございます。わかってますね!」 自…

田中賢介と言う存在

昨日、田中賢介選手の引退試合・セレモニーが行われた。 昨日は仕事があって、ライブでは見ることはできなかったが、帰宅後ビール(この日は賢介お疲れ様と言うことで発泡酒では無くビール(笑))を飲みながら、録画を観て涙する一夜を過ごした。 (このシー…

責任は取るものではなく、果たすもの

日本ハム栗山監督、今季終了後に進退伺 8月20敗で大失速…3年連続V逸の責任重く https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2019/09/24/kiji/20190924s00001173105000c.html 球団としては、栗山監督に続投の要請をすると言う記事が出ていたが、吉村GMとの会談…

僕は泣いてはない

『最初に言っておくが、僕は泣いてはない。いろんなところで「監督が泣いた」と書かれていたようだが、泣いてはない。確かに涙ぐんではいた。』 栗山英樹 著 『最高のチームの作り方』より抜粋 これは2016年の日本一になった後に書かれたもので、日本一にな…

怒りのマネージメント

仏教の世界では 人間における3つの毒があるとされているらしい。 貪・瞋・痴(とん・じん・ち) 人間のもつ根元的な3つの悪徳のこと。自分の好むものをむさぼり求める貪欲,自分の嫌いなものを憎み嫌悪する瞋恚,ものごとに的確な判断が下せずに,迷い惑う…

苦しむことには意味がある

勝てない… ファイターズが勝てない… 中継を見ることすらしんどくなる時期がここ何年かであっただろうか… 今日は、2016年に優勝した時に栗山監督が書した『最高のチームの作り方』 のサブタイトル 『苦しむことには意味がある』 をテーマに自分が経験したこと…

吉 田 乃 星 未 輝 (ファームレポ)

秋雨前線が日本上空に停滞しているにも関わらず、ここぞとばかりにファームの試合を観に行く日は好天と言う、晴れ男ぶりを発揮する筆者です。 甲子園観戦では、台風を追いやり、いつもは単独で観に行くファーム観戦も今回は仲間と観に行くこととなり、秋雨前…

秋口コンパ

最近、とあるブログの読者さん(♀)とのやり取り← 「いろんな経験してるんだから、野球だけじゃなくて、恋愛のブログも更新して下さいよ!」 「自分が恋愛下手クソなのに、書けないでしょ!?」 「失敗から学ぶ…そう!しくじり先生って言う番組もあるじゃな…

過去に固執し、今に抗い、未来を信じない

ファイターズは21日のライオンズとの一戦に敗れ、最下位と0.5ゲーム差になった。 優勝争いをしていた1ヵ月前は、いったいどこへ行ってしまったのだろうか… saiyuki6.hatenablog.jp このブログを更新した時にこんな未来が想像できただろうか… そもそも“優…

甲子園レポ①

少し鮮度は落ちますが、 8月13日・14日に毎年恒例行事の甲子園遠征に行ってきました。 異常なまでの高校野球人気で、お盆休みに現地に観戦に行くのが本当に大変になりました。 10年前にはとても考えられなかったこの過熱ぶりは、本当に時代の流れだなと… …

押し切られない強さ

ファイターズとホークスとの8月2日からの首位攻防三連戦は 1勝2敗と言う結果となった。 みなさんはこの結果にどう言う感想を持たれたでしょうか? 「三連勝したかった!」 「三連敗しなくてよかった…」 「せめて勝ち越しておければ…」 僕は結果以上に、ソ…

大船渡高校 佐々木君にとって○○とは…

夏の全国高校野球の49出場校が出揃い、明日3日(土)には組み合わせ抽選会が行われ、6日(火)から熱い戦いが繰り広げられる。 そ の 前 に どうしても言いたいことが… 先日の岩手県予選の決勝戦、花巻東高校VS大船渡高校の試合で、大船渡高校のエース佐…

拝啓 中島卓也様

ファイターズは後半戦、11試合を戦って、9勝2敗と絶好調で前半戦終了時点で、7ゲームあったゲーム差は1.5差に縮まり、一時は0.5ゲーム差まで肉薄した。 特に、ソフトバンクとの3連戦で3連勝したことは非常に大きかった。 オリックスとの2連戦で連勝し…

いろんな色を

ファイターズは後半戦7勝1敗。首位のソフトバンクに3連勝するなど、最高のスタートを切った。 僕自身は、交流戦終了までは貯金ベースで、終了後はゲーム差と残りゲーム数をベースに考えるが、今のパ・リーグの状況を考えると、一つも負けられない試合が続…

どくしょかんそうぶん その2 ㊦

前回の続きです。 saiyuki6.hatenablog.jp 前回の最後に、今回の更新はティーチングの側面から更新をしたいと言う締めをしたが、やはり本の趣旨から言って、やはり“参謀の条件”について触れなければおかしいだろうと言うことで、“参謀の条件”を軸に最後の更…

どくしょかんそうぶん その2 ㊥

saiyuki6.hatenablog.jp 前回の読書感想文の続きです。(※長文につき注意) 前回は、言葉の力で選手を指導するには、寄り添う姿勢、選手を観察し会話をする中で、初めて力を発揮すると言う内容で終わったかな? ←解釈は人によって違って良し(笑) では、実際…

どくしょかんそうぶん その2 ㊤

久しぶりに出会いました! 最高の1冊!! “わんぼーろん”ならぬ“さんぼーろん” 著者の橋上秀樹氏はファイターズにも在籍し、左投手が出てきた時の“右の代打”として活躍。 僕が子供の頃は、左投手が予告先発の時にしばしばスタメンで出場し、現在「敵の野手…

看脚下

いまから九百年も前の人、中国は宋の時代、臨済宗中興の祖、五祖法演禅師(ごそほうえんぜんじ)がある晩、三人の高弟とともに寺に帰る途中、どうしたことか提灯の火が突然消えてしまった。 すると法演禅師、即座に三人の弟子の対し、 「この場に臨んで各自…